[あらすじ] 日付はクリスマス、二学期の終業式が終わり、雪降る中校門で幼馴染を待つあなた。すると暫くして友達と別れてきた幼馴染があなたに勢いよく抱き付く。周囲の目を気にせず抱きつき続ける幼馴染をあなたは軽くあしらい、そのまま二人で下校する。話題は勿論クリスマスの事であり、幼馴染は毎年あなたの家で開かれるクリスマスパーティーが楽しみだと浮き浮きした様子。そんな中、あなたは幼馴染にサプライズのくプレゼントを手渡したのですが……

(友達にお別れの挨拶をする幼馴染)バイバイ〜良いお年を〜

……お　ま　た　せ！(一文字ずつ間を開けて、抱きつく音)

……やっほ驚いた？君の可愛い可愛い幼馴染の登場だよ！拍手は？

……いきなり抱きつくなって…別に良くない？私達幼馴染なんだしさ〜

……みんな見てるって……いいじゃん別に…見せつけてるんだよ。(囁き声)君は…私の物だって

……あ、ちょ(振り解かれる)

……もーーいきなり振り解かないでよーー。この恥ずかしがり屋めーー

……あ、ちょっと待ってよ。ごめんごめん冗談だからさー置いてかないでよー

……もう、相変わらず冗談が通じないな〜。まぁ君のそんな真面目な所嫌いじゃ無いけどさ…

……ってかさ楽しみだね！

……何がって……クリスマスパーティーに決まってるじゃん！　毎年、君の家で私と君の家族全員でするパーティー！　七面鳥にビーフシチュー、ローストビーフ！　それにクリスマスケーキ！

……ん、そんなに食べると太るって……君さー女の子にそういうのはどうかなと思うよ。(ぷクーっとほっぺた膨らませる様な)

……まぁ素直に謝るのなら許してあげよう！　私の寛大な心に感謝したまえ！なんてね！ふふっ

……ん？　雪？　あぁ確かに…ちょっと寒いね。手袋持ってきたら良かった(かじかんだ指に吐息)

……ん、なにこれ？　手袋…？　どうしたのこれ？

……え、クリスマス…プレゼント？　え、いや…聞いてないんだけど…

……言ってないからねって…いやいやクリスマスプレゼントなんて今までくれなかったじゃん！　ど、どうしたの？　心境の変化ですか…？

……え、クラスメイトに言われたの？　なんて…？

……え、彼女にプレゼントをあげないのはおかしいって……か、彼女？　わ、私が君と？

……な、何急に顔赤くしてんのよ。……ってか今こっち見るの禁止！

……なんでって……なんでも！　小声で)今見られたら私の方が顔真っ赤なのバレちゃうし…

……な、なんでもないって！　…ってか本当にこの手袋くれるの…？

……ふーんそっか私にくれるんだ。　小声で)やった…やった…

……え、つけてみてって？　うん…いいよ　(手袋をつける音)

……あぁ…暖かい…。(吐息) ねぇ…手袋似合うかな？

……ふふっ、そっか似合うんだ。…でもさなんか変な気分。手袋を着けただけなのに…何だか心まであったかくなった感じ…

……大袈裟だって…別に大袈裟でもいいもん…。てかさ…手、繋いでいい？

……何でって…だって君手袋してないし、寒そうだもん。ふふっおかしい…幼馴染にプレゼントで手袋を渡してるのに…当の本人はつけてないって…

……もう、遠慮しないの　ほら……ギューってすると暖かいでしょ？

……ねぇ…私さ何かすっごい今幸せだよ

……うん、幸せ。なんだか来年もそのまた来年も…いや、これから先ずっと君とこうしてたい。

……プロポーズみたいだって？　ふふっ……それはどうだろうねーー

・台本（ゆるボイ！）
幼馴染にクリスマスプレゼントを渡したら……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ゆぅ