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理屈っぽい口調のデレデレ系ボクっ娘に告白してみた。
written by しおぱいたん
  • 告白
  • OL
  • ボクっ娘
  • 理屈系
公開日2021年09月07日 13:34 更新日2021年09月07日 13:35
文字数
2896文字(約 9分40秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
聴き手のことが大好きで、常に押せ押せのJKボクっ娘にプロポーズし、結ばれるというシチュエーションボイス!
ボクっ娘&理屈口調&デレデレシチュにぴったりの台本です!
本編
やぁ。今日も遅くまでお疲れ様

定時からは1時間ほど遅れていると思うのだけれど、
もしかして帰り際に何かトラブルでもあったのかな

流石のボクも、1時間も待たされては手持ち無沙汰の極みだったよ

ただ、愛する者同士は逢えなかった時間が長ければ長いほど、
次に会った時に燃え上がると言うから、長期的に見れば好都合だったのかもしれないね

逢わない時間を設けて、お互いの愛を育む……ある種の前戯だな

キミも趣味が悪い。ボクは求められればいつでもイエスと答えるというのに、
わざわざ我慢をさせて、ボクから誘わせようとしているんだろう?

ふふっ……でもね、ボクだってこう見えてもうら若い乙女の端くれさ
はじめては、キミから情熱的に求められたいと思っているんだよ?

とはいえ、キミが女性に攻められることが趣味だというのなら、
ボクもやぶさかではないよ。個人の趣味趣向には寛容な方だからね

一体どんなアブノーマルなプレイで、ボクははじめてを捧げることになるのかな
大丈夫、法や倫理に触れないことなら、大抵のことは受け入れるとするよ

さぁ、キミの欲望を言ってみてくれ

(聴き手「道場はどうした」と聴く)

……はぁ、キミは生殺しをするのが好きな性質(たち)なのかい?

……まぁいいさ、キミも帰って来たばかりで疲れているだろうからね
記念すべき2人の共同作業は、またの機会に取っておこうじゃないか

さて、キミの質問への回答だけれどね
一言で言い表すのなら――サボったというのが適切な表現かな

ああ、もちろん普通なら怒られるだろうね
名門剣道道場の1人娘が鍛錬をサボるなんて、面子に関わる話だから

……でも、ボクは鍛錬をサボってもサボらなくても変わらないからね

それは1年生の時のインターハイで実証済みだから、
きっといつもの調子で少しお小言を言われて終わりさ

そんなことよりも、キミはもっと狼狽えるべきじゃないのかい?

ボクのような容姿端麗な美女がこんな薄着で近くに居るというのに……
……不能と言われても文句が言えない状況だよ

いや、前言を撤回しよう。不能ではないないのだろうね
キミの視線が3回ほどボクの胸に向けられていることを確認しているから

どうして否定するんだい?
そもそも女性の乳房と言うのは、乳児を育てるためというのはもちろん、
一説によれば男性を惹き付けるために発達しているそうだよ

男性が目を奪われるのは、仕方のないことだと思うのだけれど

とはいえ、それを理由にマジマジと見つめるのは良くないだろうね
原始時代ではそれも許されたのかもしれないが、
現代においては女性にも男性を選ぶ権利はあるわけだから

ああ、すまない。鈍感なキミにははっきり言わないと伝わらないか

端的に言えば、ボクはキミに見られることは喜びを感じるけれど、
他人に見られることに喜びを見出してはいない、ということさ

さて、ここまで女性に言わせておいて、
まさか何もしないわけじゃあないだろうね?

良く言うだろう? 据え膳食わぬは男の恥
この最高のシチュエーションで、ボクを襲わないというのは、
場を用意したボクに申し訳が立たないとは思わないかい?

女性に恥をかかせるというのは、キミの人生において損失だと思うのだけれどね?

(聴き手「じゃあお言葉に甘えて、襲わせていただこう」と迫る)

えっ?! そ、……そうか! や、やっとその気になったんだね
う、うん……ま、まぁボクとしても喜ばしいこと……だ、だけれどね?

ボ、ボクはいつでもウェルカムだったわけだから……
さ、さぁいつでも来てくれ

え、ええと、どうしようか? ボクが脱いだ方が良いだろうか?
キ、キミは経験が少なそうだからね、下着の外し方もわからにゃッ……
わからないだろうし?!

……ど、どうしたんだい……? ま、かさッ……コホン
まさか、ここまで来て怖気づいたんじゃあないだろうね……?
ま、まったく仕方ないな、キミは
いきなり襲うというのは、ハードルが高いだろう?
まずはチューくらいからはじめてみるというのは、どうだろうか?

あっ……。……あ、あの……ええと……その……
お、お好きなように……――ど、どうぞ……

(身構えるヒロインに、聴き手がデコピン)

あいたっ。……むぅ……痛いじゃないか
ボクのおでこが傷モノになったら、どうしてくれるんだい?

……いつもそうやって子ども扱いして……
ああそうさ、ボクはまだ子どもさ。大人の庇護下にある人間だよ

けれどね、ボクだって――……え?
何を突然……。……もちろん、考えてはいるけど……

そうだね……警察官、看護師、救急救命士、社会福祉士……
何でも良いけれど、困っている人を助けられる存在に成れたらと思っているよ

自分で言うのはおこがましいことだけど、ボクは特別頑丈に生まれた人間だ
才能に愛された人間は、人の為に力を使うべきだとボクは思う
それが、才能ある人間の責務だと思っているからね

ただ、だからといって自分の幸せを捨てる気は無いよ
人を助ける仕事をしながら、キミと幸せに暮らす

自分の幸せを叶える努力をできない人間が、
他人を助け、幸せに導くことなんて出来ないと思わないかい?

ボクが幸せな将来を築くためには、キミが必要だということさ

……それで? ボクの将来なんて聞いて、どうしようと言うんだい?

ふふっ、もしかして、プロポーズでもされてしまうのかな?
先程は突然のことだったからね、少し取り乱してしまったけれど……
今度はもう大丈夫だよ。さぁ、ボクへの愛を語るがいいさ

(聴き手、婚約指輪を取り出し、ヒロインに見せる)

……え? …………嘘……。……え? え……?

す、すまない、少し待ってくれないか……
……すぅー……はぁー……。……すぅー……ふぅ……

…………心臓が一瞬止まっていたよ
……一応、一応の確認だけれど、これはボクへの婚約指輪、ということだよね?

いや、このシチュエーションで渡したのだから当たり前のことなのだけれど、
万が一、他の女性へのアプローチの練習だなんて言われた日には、
流石のボクもショックでどうにかなってしまいそうだから

あれ……おかしいな。嬉しい筈なのに……涙が……
まさかキミが、婚約指輪を用意しているなんて、予想もしていなかったからね

……嬉しい、嬉しいよ。とても、とても嬉しい。すごく……嬉しい
……ふふっ、我ながら拙(つたな)い語彙力だ……

筆舌に尽くし難いというのは、まさにこういうことを言うのだろうね
驚きと、嬉しさと、喜びと……感情がぐちゃぐちゃになっている……

ボクは、ボクはね……ずっと不安だったんだ……
こんな口調で、剣道も強くて……女性らしさの無い人間だから

キミにはもっとふさわしい女性が居るんじゃないかって、いつも考えてしまっていたんだ

だから、だからね……。……うん。……死んじゃうほど嬉しいよ……っ!
ありがとう……ありがとう……! ボクを選んでくれて……っ!
大好き、大好きだよ……っ!

(ヒロインから聴き手に抱擁しにいく、という想定)

…………。……ああ、もちろんだよ。今すぐ結婚してくれとは言わないさ

さっきも話したけれどね、ボクにとっての幸せはキミと一緒に居ること
その幸せが約束された今、……将来の目標にも全力で打ち込める

キミも、そういうつもりで婚約指輪を用意してくれたんだろう?

…………ふふっ。なんだろうね。……おこがましい自信があるよ

これから先、色々な人を幸せにしたいと考えているけれど……、
きっと、ボク以上の幸せ者は居ないと思うんだ

何故なら――ボク自身も今以上に幸せになっていくからね

日本中……いや、世界中の幸福度平均値を叩き上げてやろうじゃないか
これからよろしくね、――未来の旦那様?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
理屈っぽい口調のデレデレ系ボクっ娘に告白してみた。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
しおぱいたん
ライター情報
サークル「ぱいたん工房」のしおぱいたんです!

当サイト開発&運営のサークル「減塩旅団」の代表もしています!
※「ゆるボイ!」に関するお問い合わせは、チアリちゃん(公式twitter)へご連絡ください~!

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色々な活動をしていくので、今後ともご贔屓に~!!!!
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