- 嫉妬
- ヤンデレ
- アンドロイド
- サイコパス
公開日2021年09月28日 04:16
更新日2021年09月28日 04:16
文字数
1937文字(約 6分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アンドロイド
視聴者役柄
マスター(人間の男性)
場所
某所
本編
ちょっと!待ちなさいったら!
どこまであたしから逃げるつもりなの⁉︎
はぁ⁉︎そんなの納得できるわけないでしょ⁉︎
待ちなさいって…言ってるでしょうが!
(発砲)
ったく…ずいぶん手間取らせてくれたわね。このバカマスターが。
お前との契約は無効になったはずだって、そんなのあたしは認めない。
マスター…それはアンタが勝手に、それも一方的にあたしとの契約を破棄したんでしょ⁉︎
一体あたしの何が不満でそんなことしたのよ⁉︎
アンタの言うことにはなんでも従ってきたじゃない!
人殺し…?それ、あたしのこと言ってんの?
えぇ、たしかに対象(ターゲット)の機能は完全に停止させたわよ。
で、それの何がいけないわけ?
アンタの周りをうろつくメス犬どもを排除しただけでしょ?
アイツらはあたしだけのマスターに色目使って、誘惑してきたのよ?許されるわけないじゃない。
いいえ、あたしの選択は間違っていない。
アイツらを生かしておいたら必ず同じことを繰り返すわ。
えぇ。演算の結果、90%以上の確率で奴らはアンタを誘惑して恋人にするって。
バグ?んなわけないでしょ。
あたしは新世代型のアンドロイドなのよ?
演算のバグなんて起きようがないわよ。
は?もういいって、何が……
(発砲される)
ッッ!……なんのつもり?あたしに武器を向けるなんて…
お前はこの場で廃棄処分にするって……な、なんで!なんでなのよ!!!
あたしはアンタのことを守ろうとしただけ!
アイツらは放っておいたら必ずアンタに危害を加えてた!
それを防ぐために最善手を打っただけなのに…!
なんも分かってないのはアンタの方よ、マスター!
あたしの気持ち、全然理解しようとしないし!
人殺しロボットの気持ちなんて理解したくもない…?
そう………わかった。
あたしの大好きだったマスターはもうここにはいないってことね…
(ガガッ、ザザーッ…)
……!あぁ、そっか!まだ本物のマスターを取り戻す方法があった!
ふふ、ふふふ…あはははははっ!
ふふふ…これならマスターもきっと…!
えぇ…たった今演算の結果が出たわ。
今のマスターを破壊して新たなマスターを再構築する。
どういうことだって、簡単な話よ。
まず人間としての肉体を全部あたしと同じ機械にする。
そして脳みそをいじくりまわして、記憶を改ざんするの。
どういう風に記憶を改ざんするかって?
アンタはあたしの恋人。
最初からそうだったってことにするの。
肉体を機械に作り替えるのはアンタを制御しやすくするためと、もう一つは人間の寿命という問題を解決するため。
機械の体にして、そこにあたしの記号をチップという形で埋め込む。
アンタがもし誘惑されたとしても、あたしが意識の中枢を制御すれば、他の女になびくことはなくなるでしょ?
あたしも、わざわざメス犬どもに直接手を下す必要もなくなるし。
それに機械の体なら人間の体よりメンテナンスが楽でしょ?
もし不調があってもパーツを入れ替えるだけで済むし、確実に人間の体よりは長く保つわよ。
そんなのただの人形だって…いいじゃない、別に。
あたしが愛するマスターを取り戻すにはこれしかないの。
昔は綺麗だとか可愛いとか役に立つとか、たくさん褒めてくれたのに今は……
って、うだうだ言ってても仕方ないわよね!
今は他の女に毒されたマスターを徹底的に破壊しないと!
破壊されるのはお前の方だって、ずいぶん強気ね。マスターのくせに生意気。
あんまりこのモードは使いたくなかったけど…確実にアンタを潰すためには仕方ないわよね。
「デストロイヤー」……起動。
(ザザッ、ザザザー………)
新たにネットワークに接続します。
プログラムの上書きを実行します。
現マスター認証の登録を解除します。
新規の任務を受託。任務の遂行にあたります。
ターゲットを確認。対象の機能を停止、回収を最優先事項とします。
ターゲットの残存戦力………92%…73%…59%…36%…21%…8%…
対象が発する言語の識別、不可。
任務の遂行には支障がないと判断。
引き続き戦闘を続行します。
(ガガッ、ガガ、ザーー……)
対象の機能の停止を確認。ただちに回収します。
任務の達成を確認。「デストロイヤー」、解除。
(ザー、ザザー……)
はぁ…思ったより粘ってくれたわね、このバカ…
ったく、あんま長時間あの状態でいたら、あたし自身が制御不能になるっつーのに…我ながら危ない橋を渡ったわ…
ま、けどこれでコイツはあたしのモノ。
色々作り替えてあげないとね…ふふふっ♪
おはよ。どう、調子は?
ふふ、そっか。絶好調なのね。
じゃあ最終調整終わったら、これから本格的に活動できるわね。
そ、あたしのバディとしてね。頼りにしてるわよ。
は、はあっ!?恋人としても愛してるぞって、いきなり照れるようなこと言うんじゃないわよ!
う……けど嬉しい。ありがと…
あたしもマスt……じゃなかった、アンタのこと好きよ。愛してる。
えぇ…これからもずっと、ずーっとあたしのこと見ててね。くれぐれも目、離しちゃダメよ…?
どこまであたしから逃げるつもりなの⁉︎
はぁ⁉︎そんなの納得できるわけないでしょ⁉︎
待ちなさいって…言ってるでしょうが!
(発砲)
ったく…ずいぶん手間取らせてくれたわね。このバカマスターが。
お前との契約は無効になったはずだって、そんなのあたしは認めない。
マスター…それはアンタが勝手に、それも一方的にあたしとの契約を破棄したんでしょ⁉︎
一体あたしの何が不満でそんなことしたのよ⁉︎
アンタの言うことにはなんでも従ってきたじゃない!
人殺し…?それ、あたしのこと言ってんの?
えぇ、たしかに対象(ターゲット)の機能は完全に停止させたわよ。
で、それの何がいけないわけ?
アンタの周りをうろつくメス犬どもを排除しただけでしょ?
アイツらはあたしだけのマスターに色目使って、誘惑してきたのよ?許されるわけないじゃない。
いいえ、あたしの選択は間違っていない。
アイツらを生かしておいたら必ず同じことを繰り返すわ。
えぇ。演算の結果、90%以上の確率で奴らはアンタを誘惑して恋人にするって。
バグ?んなわけないでしょ。
あたしは新世代型のアンドロイドなのよ?
演算のバグなんて起きようがないわよ。
は?もういいって、何が……
(発砲される)
ッッ!……なんのつもり?あたしに武器を向けるなんて…
お前はこの場で廃棄処分にするって……な、なんで!なんでなのよ!!!
あたしはアンタのことを守ろうとしただけ!
アイツらは放っておいたら必ずアンタに危害を加えてた!
それを防ぐために最善手を打っただけなのに…!
なんも分かってないのはアンタの方よ、マスター!
あたしの気持ち、全然理解しようとしないし!
人殺しロボットの気持ちなんて理解したくもない…?
そう………わかった。
あたしの大好きだったマスターはもうここにはいないってことね…
(ガガッ、ザザーッ…)
……!あぁ、そっか!まだ本物のマスターを取り戻す方法があった!
ふふ、ふふふ…あはははははっ!
ふふふ…これならマスターもきっと…!
えぇ…たった今演算の結果が出たわ。
今のマスターを破壊して新たなマスターを再構築する。
どういうことだって、簡単な話よ。
まず人間としての肉体を全部あたしと同じ機械にする。
そして脳みそをいじくりまわして、記憶を改ざんするの。
どういう風に記憶を改ざんするかって?
アンタはあたしの恋人。
最初からそうだったってことにするの。
肉体を機械に作り替えるのはアンタを制御しやすくするためと、もう一つは人間の寿命という問題を解決するため。
機械の体にして、そこにあたしの記号をチップという形で埋め込む。
アンタがもし誘惑されたとしても、あたしが意識の中枢を制御すれば、他の女になびくことはなくなるでしょ?
あたしも、わざわざメス犬どもに直接手を下す必要もなくなるし。
それに機械の体なら人間の体よりメンテナンスが楽でしょ?
もし不調があってもパーツを入れ替えるだけで済むし、確実に人間の体よりは長く保つわよ。
そんなのただの人形だって…いいじゃない、別に。
あたしが愛するマスターを取り戻すにはこれしかないの。
昔は綺麗だとか可愛いとか役に立つとか、たくさん褒めてくれたのに今は……
って、うだうだ言ってても仕方ないわよね!
今は他の女に毒されたマスターを徹底的に破壊しないと!
破壊されるのはお前の方だって、ずいぶん強気ね。マスターのくせに生意気。
あんまりこのモードは使いたくなかったけど…確実にアンタを潰すためには仕方ないわよね。
「デストロイヤー」……起動。
(ザザッ、ザザザー………)
新たにネットワークに接続します。
プログラムの上書きを実行します。
現マスター認証の登録を解除します。
新規の任務を受託。任務の遂行にあたります。
ターゲットを確認。対象の機能を停止、回収を最優先事項とします。
ターゲットの残存戦力………92%…73%…59%…36%…21%…8%…
対象が発する言語の識別、不可。
任務の遂行には支障がないと判断。
引き続き戦闘を続行します。
(ガガッ、ガガ、ザーー……)
対象の機能の停止を確認。ただちに回収します。
任務の達成を確認。「デストロイヤー」、解除。
(ザー、ザザー……)
はぁ…思ったより粘ってくれたわね、このバカ…
ったく、あんま長時間あの状態でいたら、あたし自身が制御不能になるっつーのに…我ながら危ない橋を渡ったわ…
ま、けどこれでコイツはあたしのモノ。
色々作り替えてあげないとね…ふふふっ♪
おはよ。どう、調子は?
ふふ、そっか。絶好調なのね。
じゃあ最終調整終わったら、これから本格的に活動できるわね。
そ、あたしのバディとしてね。頼りにしてるわよ。
は、はあっ!?恋人としても愛してるぞって、いきなり照れるようなこと言うんじゃないわよ!
う……けど嬉しい。ありがと…
あたしもマスt……じゃなかった、アンタのこと好きよ。愛してる。
えぇ…これからもずっと、ずーっとあたしのこと見ててね。くれぐれも目、離しちゃダメよ…?
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