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ヤンデレな妖刀に愛され過ぎて道具をただの道具として見られない〜悪友・村正編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • ダウナー
  • 妖刀
  • 擬人化
公開日2022年01月18日 08:32 更新日2022年01月18日 08:32
文字数
750文字(約 2分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妖刀
視聴者役柄
人間
場所
地上
本編
よー、ご主人。いつまで寝てんだよ〜。

は?好きで膝枕してるんじゃねーっつの。

アゾットのおばさんがさー、「僕ちゃんのこと、よろしくね♡」って言って無理やり召喚させられた。

はぁ〜…そうそう。

一番面倒くさい役割、押し付けられちゃってさー…

つかさ、そんなのんびりしてていいの?

周り、囲まれてるよ?

んー、多分ね。ご主人が討ち漏らした残党でしょ?

ったく…エクスカリバーといい、天叢雲(あめのむらくも)といい、大雑把すぎんだよなー…

広域の破壊には長けてるけど、その分討ち漏らしが多いんだよねー…

はぁ…しゃーない。

一人ずつ、確実に斬っていきますか…



ぺっ…まっず。こいつら普段何食ってんの?

いやー、ダメだった。

どいつもこいつも不味い。

なーんかドロっとした感じで、食感悪い。

はぁ…一応頑張ったのに、少しも見返りねーじゃん。

もう帰っていいぞって…

いや、ご主人…なんか報酬ないの?

は?道具に報酬は必要ない?

あー、そっか。そーいやそーだった。

ご主人はそーいうスタンスだったね。忘れてた。

じゃあ無理やりもらうわ。そこ、動くなよー。

(噛み付く)

はぁ…うっま。

さっき不味い血飲んだばっかだったから、余計美味く感じる。

はいはい。ほら、これ。

アゾットおばさんから預かった傷薬。

それでテキトーに治療しときな。

しっかし、この程度じゃ正直足りねーわ。

ねー、ご主人。もっと血、ないの?

あっそ…じゃあ早くあたしと本契約してよ。

そしたらご主人の敵、一人残らず斬ってやってもいーよ?

あたしも血飲み放題ってことで、ウィンウィンじゃん?

えー、マジかー…どーしたらご主人に選ばれるんかねぇ…

あー、まぁいいや。

最悪、ご主人と仮契約してる他の剣も叩っ斬ればいいし。

は?当たり前じゃん。いくらでも斬ってやるって。

妖刀村正を甘くみんなよ?ご主人。

んじゃ、あたしは帰って寝るわ。

おっつー。んじゃ、またねー。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレな妖刀に愛され過ぎて道具をただの道具として見られない〜悪友・村正編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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