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各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜天馬・ペガサス編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 調教
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 王子様系
  • ボーイッシュ
  • お仕置き
  • 勘違い
公開日2022年02月14日 11:53 更新日2022年02月14日 11:53
文字数
1108文字(約 3分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幻獣
視聴者役柄
調教師
場所
地上→星界
本編
やあ、ご主人……あぁ、失礼。人違いだ、すまない。

え?何を言ってるんだい?

君みたいな見目麗しい女の子が、ご主人なわけないだろう。

(匂いを嗅ぐ)

ふむ…たしかにご主人の匂いはするが…

はっ!そうか…ふふっ、ご主人も隅に置けないな。

こんな可愛い子猫ちゃんを彼女にしていたとは…

これはあとでじっくり、問いただしてあげないとね。

ん?あぁ、それくらいならお安い御用だ。

わたしも星座の一員だからね。

星界までなら、このペガサスに乗ればひとっ飛びだ。

今日は君のその可愛さに免じて、特別にわたしの真の姿を見せてあげる…変身。

(人の姿から馬の姿へ)

さ、子猫ちゃん。わたしの背中に乗って。

しっかり捕まってて。振り落とされないようにね。

(飛翔)



よし、到着。

気分はどうだ?平気か?

ふふっ、そうか。楽しんでもらえたのなら何より。

それよりこんなところに何の用事が?

なんだ、まだそんなことを言ってるのか。

君はどこからどう見ても女の子だろう……

……って、へ?ご、ご主人?

こ、子猫ちゃんがご主人に…⁉︎

今飲んだ薬は変化(へんげ)の薬か何かか⁉︎どうなんだ⁉︎

ほ、本当にご主人だったとは…信じられない…



なるほど…ご主人は女体化していて、元の姿に戻るために、星界まで女体化を解除する薬を取りに行った、というわけか…

ふ、ふふ…あははっ!

まさかこのペガサスが騙されるとは…!

これはいっぱい食わされたね。やられたよ。

だが、流石ご主人。

わたしを手なづけているだけのことはある。

そうだね。用事は済んだし、地上まで帰ろうか……

と、その前に…先に乗馬料金はいただこうか。

ついでにわたしを騙くらかした分も追加でね。

ふふ、当然だろう?

ご主人といえど、このペガサスの背にタダ乗りは許さないよ。

そうだな…お代はご主人の身体でいい。

(押し倒す)

なんだ?今さら命乞いか?

お金はいらないさ。生きていくのに必要ないからね。

地上から星界まで走ってきた後の火照りは、ご主人が沈めてくれ。

馬と交わるのは勘弁?

ふふっ、何を言ってるのかな?

古来より、馬と人間が交わってきた例はいくらでもあるさ。

その証拠にケンタウロスという種族が、この世界には存在するだろう?

きっとわたしとご主人の子どもも、ケンタウロスになるんだろうな。

わたしとご主人の子どもだから、きっと世界最強の名馬が誕生するに違いない。

ん?ご主人はそんな勘違いをしていたのか?

わたしはノーマルだよ。

女の子はあくまで愛玩動物として可愛がってるだけさ。

可愛いものは可愛いものとして愛でる。

生物としては当然の行為だろう?

さ、そんなことより早く始めよう。

わたしの気が長くないことは、ご主人も知っているだろう?

世界最高の名馬たるペガサスと交われること、光栄に思いたまえ。

ふふっ…それじゃあじっくりいただくとするよ、ご主人♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜天馬・ペガサス編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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