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公開日2022年04月09日 20:45
更新日2022年04月09日 20:45
文字数
1400文字(約 4分40秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼
視聴者役柄
人間
場所
自宅
あらすじ
道端でうずくまってる女の子があまりにかわいかったから思わず拾ってしまったけど、全く後悔してない。
吸血鬼なのは予想外だったけど、彼女が俺の癒し係であることに変わりはない。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ愛してる。
吸血鬼なのは予想外だったけど、彼女が俺の癒し係であることに変わりはない。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ愛してる。
本編
お、おかえり…お兄さん。
その、今日は大丈夫だった…?
そ、そっか…よかった。怪我、してなくて…
うん…お兄さん、わたしの同族によく狙われるから…
ほ、ほら、消臭剤…プシューって。
(スプレー式の消臭剤をかけられる)
あ……ご、ごめん!顔にかけちゃって…!
うぅ…ごめんなさい…わたし、やっぱりダメな子だ…
(頭を撫でられる)
う……ダメだよ、お兄さん…悪い子はちゃんと叱らなきゃ…
ここに来てからお兄さんに迷惑しかかけてないし…ホント、ごめん…
うぅ…お兄さん、なんでそんなに優しいの…?
わたしなんかに優しくしたって、何も得しないのに…
え……そ、そんなこと…わたし、お兄さんのために何もできなくて…
ホントはわたしがお兄さんのこと、守ってあげなくちゃいけないのに…
うん…だってわたし、吸血鬼だから。
ここに居候させてもらってる代わりに、ちゃんとしなきゃいけないのに、わたし…
う、うん…わかった。じゃあお茶淹れてくる…
ごめん、なさい……わたし、お兄さんの大切な湯呑みを…
け、怪我はしてない…!わたしは大丈夫だから、湯呑みを…!
うぅ…ちゃんと怒ってよ…
そんなに甘やかされたらわたし、もっとダメになっちゃう…
もうわたしに優しくしないでいいから…
出て行けって言われたら、すぐにでも出て行くから…!
え……だ、だから優しくしないでってば…!
わ、わたしね…昔から何やってもダメだったの。
お茶汲みもそうだけど、ホントに何もできなくて…そのせいで家から追い出されて…
わたしなんか生きてる価値ないって…ずっとそう思ってた。
死のうともしたけど…こ、怖くてできなくて…
そんな時にお兄さんに拾われて…何の価値もないわたしに、生きる場所を与えてくれて…
「何もできなくていい。ずっとここに居てくれるだけで」って言ってくれたから…!
だけどわたし、その言葉にずっと甘えてきて…
お兄さんがわたしの同族にいっぱい狙われて、襲われてるのに何もできなくて…!
むしろ守られてばっかりで…お兄さんの役にすら立てないのに、生きてる意味ないよ…!
(抱きしめられる)
へっ…?お、お兄さん…?
あ………あ、ありが、とう……わ、わたし…!
(嗚咽)
もっと…もっとお兄さんの役に立ちたい…!お兄さんに頼りにされたいよ…!
だって…お兄さんのこと、大好きだから…!
胸を張ってお兄さんのそばにいられる自分になりたい…!
お兄さんの優しさに甘えるだけの自分でいたくないから…!
お願い、お兄さん…もう少しだけ、わたしをここに置いてください…!
え………で、でも…!わたし、人の血なんてほとんど吸ったことなくて…!
きっとお兄さんに痛い思いさせちゃう…だから…
…いいの?いっぱい、いーっぱい失敗するかもしれないよ?とっても苦しい思い、するかもしれないよ?
成功する保証なんてないのに…それでもいいの?
…わかった。それじゃあ、失礼します…
(吸血)
んっ…はぁっ…
大丈夫?痛くない?苦しくない?
ほ、ホントに…?ホントに、気持ちいい…?
よ、よかったぁ…!お兄さんに喜んでもらえて…!
ご、ごめ……勝手に涙が…
(嗚咽)
わたしにも…お兄さんのために出来ること、一つあった…
うん…少しずつ、小さなことから始めていく…
ありがとう…お兄さんと出会えてよかった。
お兄さんのために出来ること、一個ずつ増やして…
い、いつかはお兄さんのこと、け、眷属に……
え、えぇ〜…先に言われちゃった。お兄さんってば…ふふっ…
か、可愛くない…わたしなんか可愛いわけないよ…
う、うん…わかった。お兄さんがそう言うなら、少しは認める…
え?……も、もう…さっき吸ったばっかりなのに…大丈夫?
うん…それじゃあ、吸血の練習ってことで…いただきます。
(吸血)
んんっ…ふはぁ…
お兄さん…わたし、もっと頑張るから…そばで見ててね?
その、今日は大丈夫だった…?
そ、そっか…よかった。怪我、してなくて…
うん…お兄さん、わたしの同族によく狙われるから…
ほ、ほら、消臭剤…プシューって。
(スプレー式の消臭剤をかけられる)
あ……ご、ごめん!顔にかけちゃって…!
うぅ…ごめんなさい…わたし、やっぱりダメな子だ…
(頭を撫でられる)
う……ダメだよ、お兄さん…悪い子はちゃんと叱らなきゃ…
ここに来てからお兄さんに迷惑しかかけてないし…ホント、ごめん…
うぅ…お兄さん、なんでそんなに優しいの…?
わたしなんかに優しくしたって、何も得しないのに…
え……そ、そんなこと…わたし、お兄さんのために何もできなくて…
ホントはわたしがお兄さんのこと、守ってあげなくちゃいけないのに…
うん…だってわたし、吸血鬼だから。
ここに居候させてもらってる代わりに、ちゃんとしなきゃいけないのに、わたし…
う、うん…わかった。じゃあお茶淹れてくる…
ごめん、なさい……わたし、お兄さんの大切な湯呑みを…
け、怪我はしてない…!わたしは大丈夫だから、湯呑みを…!
うぅ…ちゃんと怒ってよ…
そんなに甘やかされたらわたし、もっとダメになっちゃう…
もうわたしに優しくしないでいいから…
出て行けって言われたら、すぐにでも出て行くから…!
え……だ、だから優しくしないでってば…!
わ、わたしね…昔から何やってもダメだったの。
お茶汲みもそうだけど、ホントに何もできなくて…そのせいで家から追い出されて…
わたしなんか生きてる価値ないって…ずっとそう思ってた。
死のうともしたけど…こ、怖くてできなくて…
そんな時にお兄さんに拾われて…何の価値もないわたしに、生きる場所を与えてくれて…
「何もできなくていい。ずっとここに居てくれるだけで」って言ってくれたから…!
だけどわたし、その言葉にずっと甘えてきて…
お兄さんがわたしの同族にいっぱい狙われて、襲われてるのに何もできなくて…!
むしろ守られてばっかりで…お兄さんの役にすら立てないのに、生きてる意味ないよ…!
(抱きしめられる)
へっ…?お、お兄さん…?
あ………あ、ありが、とう……わ、わたし…!
(嗚咽)
もっと…もっとお兄さんの役に立ちたい…!お兄さんに頼りにされたいよ…!
だって…お兄さんのこと、大好きだから…!
胸を張ってお兄さんのそばにいられる自分になりたい…!
お兄さんの優しさに甘えるだけの自分でいたくないから…!
お願い、お兄さん…もう少しだけ、わたしをここに置いてください…!
え………で、でも…!わたし、人の血なんてほとんど吸ったことなくて…!
きっとお兄さんに痛い思いさせちゃう…だから…
…いいの?いっぱい、いーっぱい失敗するかもしれないよ?とっても苦しい思い、するかもしれないよ?
成功する保証なんてないのに…それでもいいの?
…わかった。それじゃあ、失礼します…
(吸血)
んっ…はぁっ…
大丈夫?痛くない?苦しくない?
ほ、ホントに…?ホントに、気持ちいい…?
よ、よかったぁ…!お兄さんに喜んでもらえて…!
ご、ごめ……勝手に涙が…
(嗚咽)
わたしにも…お兄さんのために出来ること、一つあった…
うん…少しずつ、小さなことから始めていく…
ありがとう…お兄さんと出会えてよかった。
お兄さんのために出来ること、一個ずつ増やして…
い、いつかはお兄さんのこと、け、眷属に……
え、えぇ〜…先に言われちゃった。お兄さんってば…ふふっ…
か、可愛くない…わたしなんか可愛いわけないよ…
う、うん…わかった。お兄さんがそう言うなら、少しは認める…
え?……も、もう…さっき吸ったばっかりなのに…大丈夫?
うん…それじゃあ、吸血の練習ってことで…いただきます。
(吸血)
んんっ…ふはぁ…
お兄さん…わたし、もっと頑張るから…そばで見ててね?
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