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アポ無しでダウナーな遠距離彼女の家に突撃したら、返り討ちにあった
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • カップル
  • 恋人同士
  • 甘々
  • 拘束
  • ヤンデレ
  • ダウナー
  • 媚薬
  • 遠距離
公開日2022年04月16日 21:06 更新日2022年04月16日 21:06
文字数
1925文字(約 6分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
彼女宅
本編
(インターホン)

あー、君か…お見舞い、来てくれたの?

(咳)

やー、ごめん…今、マジでしんどくてさぁ…

うん…とりあえず上がっていいよ…どぞー…




(咳)

久しぶりに会いに来てくれたのに、悪いねー…こんな体たらくで。

あ、サンキュ…ありがたくいただくわ…

(スポドリを飲む)

あー、ちょっと生き返った…気がする。

てかさー、急にどーしたん?いきなり会いに来て…

あはは…君ってホント気分屋だよねー。会いたくなったから会いに来ただなんて…

一本くらい連絡寄越しなよー。あたし、出かけてたかもしんないよ?

何それ…勘であたしの居場所分かるとか、エスパーかよ。

ま、会いに来てくれたのは嬉しいけど…

(咳)

ごめん…まだ風邪治ってなくてさぁ…

さー、なんでだろ?特に心当たりないけどなぁ…

ちょっと最近、寒暖差激しかったからかな?身体がついてけなかったのかも。

そうそう。寒くなったり暑くなったりさー…気温のやつ、ホント気分屋だよねー。君みたい。

あはは、ホントのことじゃん。今日何の前触れもなく会いにくるんだから。

ねー、最近どう?元気してる?

ふふ、そっか。それはよかった。やっぱ健康が一番よねー。

ん、気ぃつける…つっても、手遅れ感半端ないけど。

(咳)

ごめん、ちょっと寝かせて…てか君、無理してここにいなくていいよ。暇でしょ?

あっそう…ありがと。

そばにいてくれた方があたし的には助かる…

ん…おやすみ。ちょっと寝るわ…




あ、起きた。おはよ。

いや?君の寝顔見てただけ。悪い?

風邪?治ってるわけないじゃん。数時間しか経ってないのに。

トイレで起きたら、君がソファーで寝てたから見てただけ。

あー、身体あっつ…薬の副作用かなぁ、これ…

あ、いや、そうじゃなくて…なんかドキドキするっつーか、ムラムラするっつーか…

ま、いいや…とりあえずベッドで寝る…

(布団に潜り込む)

はー…寝てるだけってマジ暇。ねぇ、なんか一発芸やってよ。

は?つまんな。なにそのクソ寒い親父ギャグ?風邪悪化さす気?

もーいいや…とりあえず手ェ握って。お願い…

ん、サンキューね……あたしの作戦に引っかかってくれて。

(布団に引き摺り込まれる)

やーっと捕まえた…君が小柄で華奢な、女の子体型で助かったわ。

んー?これはねぇ…君と結婚する前段階的な?

やー、これには色々訳があってね…

あたし、遠距離だけど君と付き合ってんじゃん?それは親も知ってるわけ。

なのにさー…親が勝手にあたしの縁談相手見つけてきてくれちゃってさー…

うーん…その辺の経緯は曖昧なんだけど、親同士が知り合いで、なんかお互いの娘・息子が未婚だってことで話が盛り上がったらしくてさー…

そ、もういい年だから結婚させないととかなんとか。

実はその縁談の相手、お金持ちらしくてさー…詳しいことはあんま聴いてないけど、結婚したら玉の輿になれるっぽい。

やー、無理。相手とも直接会ったけどタイプじゃねーし。

とてもじゃないけど、あたしの一生を預けられる相手じゃなさそうだったわ。

だからさ…ここで君と一発ヤッて既成事実作っとこうと思って。

いいでしょ?君も大好きな彼女と一線越えれるならそれで。

…やっぱしかー。君ならそう言うと思った。

君ってさ、気分屋だけど、いつもあたしのこと一番に考えてくれるよね。

だから普通に頼むんじゃダメだって思ったの。

つまりはそーいうこと。風邪ひいた演技、最高だったでしょ?君を完全に油断させるための罠だったってわけ。

ま、身体熱いのはホントだけどね。

理由?じゃあ分かりやすいように、君にも体感させてあげる。

(媚薬口移し)

あー、喋りにくかった。媚薬、ずっと口に含んでんの思ったよりタリーね。

いつからって…君がグースカ寝てた時から。

そ。起きて準備してた。君が寝てくれてラッキーだったわー。

ま、寝てくれなくても、今みたいに布団に引き摺り込んで、無理やり襲ったけどね。

へ?今日ここに来るのが分かった理由?

それはー…君のツイート見たからだよ。

「今日は遠距離で付き合ってる彼女にダイレクトアタックしに行きまーす」って呟いてたじゃん。

あれ見て「ヤるなら今日しかないな」って思ったわけ。

で、色々準備して…やっとここまで漕ぎ着けたってこと。

てかもうムラムラ限界…ヤっていい?いいよね?

あー、うん。身体熱いのはマジ。あたしも媚薬飲んでるから。

ほら、観念しなって。ここまできたらもうヤるしかないでしょ。あたしを助けるためだと思ってさぁ…

あはは…ホンット真面目だなぁ、君って。

そーいうとこは素敵だけどさ、今は要らない。あたしの言うことに従って。

結婚して子どもつくるなら君とがいいし。

やだ。考え直さない。あたしは最初から君一筋だから。

親にもぜってー諦めさせるし。

親同士が勝手に決めた婚約なんて破談にしてやるんだから…!

そーいうことなんで…君はあたしに黙って抱かれてりゃいいの。OK?

(キス)

こんなガサツだけど、君のことは愛してるからさ…

君もあたしのこと、受け入れてよね…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
アポ無しでダウナーな遠距離彼女の家に突撃したら、返り討ちにあった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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