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公開日2022年07月03日 07:46
更新日2022年07月03日 07:50
文字数
2703文字(約 9分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
ヴァンパイアの王
視聴者役柄
ハーフヴァンパイア
場所
某所
あらすじ
人間を下等生物としてしか見ていないヴァンパイアの王に、人間との対等な共存を望むハーフヴァンパイアである貴方が挑戦する物語。
※本作は男女兼用台本です。男性・女性の演者様どちらもそのままご使用いただけます。
※本作は男女兼用台本です。男性・女性の演者様どちらもそのままご使用いただけます。
本編
はぁ…わたしが出るまでもなかったな。
種族の誇りを失いし、裏切り者のヴァンパイア…貴様の運命は死のみだ。
ふん…なんとでもいえ。わたしに一矢報いることすら出来なかった弱小ヴァンパイアの言葉など、一片の重みもない。
さらばだ…弱き愚か者よ。
(トドメをさす)
さて…城に戻って食事でもするか。今日は何にするか…
…誰だ?そこに隠れているのは?出てこい。
なんだ、我が同族か。こんなところで何をしている?
(匂いを嗅ぐ)
…ん?お前、少しばかり人間の匂いがするな…どういうことだ?
なるほど…人間とヴァンパイアのハーフというわけか。それなら両種族の匂いが同時にするのも納得だな。
しかし…お前の顔は初めて見る。お前、何処の者だ?
なんだと?王に向かって意見する気か?
くくく…はははっ!
何を言い出すかと思えば…くだらん。人間と仲良くするだと?我ら高貴な種族のヴァンパイアが?
バカも休み休み言え。人間は我らヴァンパイアの食糧に過ぎん。
言い換えるなら、奴らは我らの家畜。人間はヴァンパイアの食糧となるために生まれてきたのだ。
そして先程滅ぼした愚か者は、その人間との結婚を試みた。
食糧と結婚するような、誇りを失いしヴァンパイアなどに生きている価値はない。故に粛清したのだ。
ほぅ…そこまで言うなら、試してみるか?わたしの力を…
いいぞ。どこからでもかかってこい。人間にもヴァンパイアにもなりきれない半端者よ。
意外とやるな。だが、わたしには及ばない。残念だったな。
なんだ?大口を叩いた矢先に逃げるのか?
ふん…つまらん。お前などがこの王に敵うわけがなかろう。
そうだ。知らずに挑んできたのか?
わたしは全てのヴァンパイアの頂点に立つ王だ。
はっ…ならこの場は見逃してやる。
ただし…次わたしに挑んできた時は命はないと思え。
(主人公、立ち去る)
ふん…口ほどにもない奴だ。所詮は半端者ということか。
それより城に戻ってさっさと食事にするか…腹も減ったしな。
お前、性懲りも無く挑んでくるとは…命が惜しくないのか?
まぁよい。愚か者には愚か者らしい、それ相応の最期を与えてやる。
あぁ、喜べ。わたしが直接引導を渡してやると言っておるのだ。感謝せよ。
はっ…王の覇気を前にしても己の意志を曲げぬか。面白い。
いいだろう…望み通り、チリも残さず消し去ってやる…!
(舌打ち)
面倒な男だ…このわたしにここまで屈従せぬのは、お前が初めてだ。
くどい。人間とヴァンパイアが対等になるなどありえん。
あぁ、何度でも言ってやる。奴らは我らの食糧。それがなぜわからぬ?
なんだと?それはどういう…おい、待て!逃げるのか⁉︎
(舌打ち)
逃げ足の速い…あの腰抜けが…
人間がヴァンパイアに刃向かってくるだと…?
バカな…刃向かってきたところで、敵わぬことは分かりきっておろうに…
愚かなる人間どもよ…我が種族の者を誘惑しただけでは飽き足らず、武器を取って刃向かってくるとは…許し難い。
貴様らをここで絶滅させてもいいが…まだ食糧としての利用価値はある。全員、奴隷としてわたしが直々に飼ってやる。ありがたく思え。
(主人公、登場)
…!またお前か!何度も何度も…!
和解?人間とヴァンパイアが?
寝言は寝て言え。力無き人間どもとなぜそのようなことをせねばならぬ。
なに?……あぁ、そうだ。こちらも多少の被害は出ている。だからなんだというのだ?
…ッ、知ったふうな口を…!やはりお前は邪魔者だ!この場で即刻消し去ってやる…!
(荒い息)
なぜだ…!なぜ短期間でこれほどまでに強くなっている…⁉︎
ふふっ…はははっ!
くだらん…!人とヴァンパイアへの思いが自分を強くしただと⁉︎ そのような精神論が通用するほど、この世界は甘くない!
お前のような甘ちゃんに、このわたしは倒せん!
何…?お前、まさか…!
人間どもが逃げるまでの時間稼ぎ…!やってくれたな!
もう容赦ならん!この大地ともども、お前を消し去ってくれる!
(荒い息)
…また逃げたのか。くそっ!
あの下郎が…!地の果てまで追いかけてでも、滅ぼしてやる!
ふふっ…ははは!見つけたぞ、半端者が…!
あぁ。王自ら出迎えてやったのだ。こうべを垂れて感謝せよ。
それはこちらのセリフだ…!今ここで決着をつけてやる!
なに?……ふふっ、相変わらず口だけは達者だな、下郎が。
だが……いいだろう。その話に乗ってやる。
あぁ。我が部下に、無用に人間を襲わせたりしない。
我らヴァンパイアは人間が差し出せる分の血のみを受け取る。
当然、こちらが摂取する血の量は減るが…代わりに人間どもはこちらのために科学技術を提供したり、労働力となったりしてくれるのであろう?
それならお互いにとっても悪い話ではない。
部下から多少不満は出るだろうが…その時はわたしが上手く押さえつけてやる。
なんだ?わたしがお前の話を一切聞かない暴君に見えたか?
今も人間は下等生物だと思っているが…お前のことだけは認めている。
このわたしを相手に三度も生き残ったのだからな。認めざるをえまい。
だから…この戦い、わたしが勝ったらお前はわたしの奴隷になれ。
そうだ。未来永劫、この王に血を供給せよ。
あぁ、お前を眷属にすると言っている。
もちろん、先の条件は呑んだ上での話だ。
何を意外そうな顔をしている?当然だろう、もはや他の者の事などどうでもいい。
ヴァンパイアと人間…下々の者は下々の者同士で勝手に上手くやっていればよい。
わたしはお前さえ手に入れば良い。お前以外のことなど、知ったことではない。
さぁ、始めようか…わたしとお前だけのパーティーを…!
ふふふっ…案外可愛い寝顔をするんだな、お前は。
おはよう。目覚めの気分はどうだ?
起きるな。今は我が膝の上でじっとしておれ。
ずいぶん楽しませてくれたものだ…最初はただの邪魔者だと思っていたのに…
あぁ…どうやらわたしはいつのまにかお前に惹かれていたようだ。
半端者に惹かれるなどと自分でもどうかと思うが…この感情も悪くはないな。
そうだ。先ほどお前はわたしに敗れ、こうしてわたしの膝の上で屈従している。
先のお前の提示した条件は守ってやる。部下にも周知させる。
お前はもちろん、このわたしの奴隷…お気に入りのペットだ。
お前はわたしのそばにいて、わたしの命じる通りに動けばそれでよい。
我が寵愛を一身に受けるのだ。嬉しくないはずがなかろう?これがその証だ…
(キス)
王から直々の接吻だ。半分とはいえ、ヴァンパイアのお前にとっても最高の栄誉であろう?
ふふふ…ボーッとしておるな?我が魔力を直に流し込んだのだ。当然であろう。
お前ほどの気骨ある者はそうそう手に入らんからな。我が手足となって、この王に尽くすがよい。
無論だ。これからはお前を一番のお気に入りとして用いてやる。
早速だが…お前の血を差し出してもらうぞ。
ふふっ…随分と従順になったものだ。やはり、我が偉大なる力には屈せざるをえないか。
これから末永くよろしく頼むぞ…我が眷属よ。
(吸血)
種族の誇りを失いし、裏切り者のヴァンパイア…貴様の運命は死のみだ。
ふん…なんとでもいえ。わたしに一矢報いることすら出来なかった弱小ヴァンパイアの言葉など、一片の重みもない。
さらばだ…弱き愚か者よ。
(トドメをさす)
さて…城に戻って食事でもするか。今日は何にするか…
…誰だ?そこに隠れているのは?出てこい。
なんだ、我が同族か。こんなところで何をしている?
(匂いを嗅ぐ)
…ん?お前、少しばかり人間の匂いがするな…どういうことだ?
なるほど…人間とヴァンパイアのハーフというわけか。それなら両種族の匂いが同時にするのも納得だな。
しかし…お前の顔は初めて見る。お前、何処の者だ?
なんだと?王に向かって意見する気か?
くくく…はははっ!
何を言い出すかと思えば…くだらん。人間と仲良くするだと?我ら高貴な種族のヴァンパイアが?
バカも休み休み言え。人間は我らヴァンパイアの食糧に過ぎん。
言い換えるなら、奴らは我らの家畜。人間はヴァンパイアの食糧となるために生まれてきたのだ。
そして先程滅ぼした愚か者は、その人間との結婚を試みた。
食糧と結婚するような、誇りを失いしヴァンパイアなどに生きている価値はない。故に粛清したのだ。
ほぅ…そこまで言うなら、試してみるか?わたしの力を…
いいぞ。どこからでもかかってこい。人間にもヴァンパイアにもなりきれない半端者よ。
意外とやるな。だが、わたしには及ばない。残念だったな。
なんだ?大口を叩いた矢先に逃げるのか?
ふん…つまらん。お前などがこの王に敵うわけがなかろう。
そうだ。知らずに挑んできたのか?
わたしは全てのヴァンパイアの頂点に立つ王だ。
はっ…ならこの場は見逃してやる。
ただし…次わたしに挑んできた時は命はないと思え。
(主人公、立ち去る)
ふん…口ほどにもない奴だ。所詮は半端者ということか。
それより城に戻ってさっさと食事にするか…腹も減ったしな。
お前、性懲りも無く挑んでくるとは…命が惜しくないのか?
まぁよい。愚か者には愚か者らしい、それ相応の最期を与えてやる。
あぁ、喜べ。わたしが直接引導を渡してやると言っておるのだ。感謝せよ。
はっ…王の覇気を前にしても己の意志を曲げぬか。面白い。
いいだろう…望み通り、チリも残さず消し去ってやる…!
(舌打ち)
面倒な男だ…このわたしにここまで屈従せぬのは、お前が初めてだ。
くどい。人間とヴァンパイアが対等になるなどありえん。
あぁ、何度でも言ってやる。奴らは我らの食糧。それがなぜわからぬ?
なんだと?それはどういう…おい、待て!逃げるのか⁉︎
(舌打ち)
逃げ足の速い…あの腰抜けが…
人間がヴァンパイアに刃向かってくるだと…?
バカな…刃向かってきたところで、敵わぬことは分かりきっておろうに…
愚かなる人間どもよ…我が種族の者を誘惑しただけでは飽き足らず、武器を取って刃向かってくるとは…許し難い。
貴様らをここで絶滅させてもいいが…まだ食糧としての利用価値はある。全員、奴隷としてわたしが直々に飼ってやる。ありがたく思え。
(主人公、登場)
…!またお前か!何度も何度も…!
和解?人間とヴァンパイアが?
寝言は寝て言え。力無き人間どもとなぜそのようなことをせねばならぬ。
なに?……あぁ、そうだ。こちらも多少の被害は出ている。だからなんだというのだ?
…ッ、知ったふうな口を…!やはりお前は邪魔者だ!この場で即刻消し去ってやる…!
(荒い息)
なぜだ…!なぜ短期間でこれほどまでに強くなっている…⁉︎
ふふっ…はははっ!
くだらん…!人とヴァンパイアへの思いが自分を強くしただと⁉︎ そのような精神論が通用するほど、この世界は甘くない!
お前のような甘ちゃんに、このわたしは倒せん!
何…?お前、まさか…!
人間どもが逃げるまでの時間稼ぎ…!やってくれたな!
もう容赦ならん!この大地ともども、お前を消し去ってくれる!
(荒い息)
…また逃げたのか。くそっ!
あの下郎が…!地の果てまで追いかけてでも、滅ぼしてやる!
ふふっ…ははは!見つけたぞ、半端者が…!
あぁ。王自ら出迎えてやったのだ。こうべを垂れて感謝せよ。
それはこちらのセリフだ…!今ここで決着をつけてやる!
なに?……ふふっ、相変わらず口だけは達者だな、下郎が。
だが……いいだろう。その話に乗ってやる。
あぁ。我が部下に、無用に人間を襲わせたりしない。
我らヴァンパイアは人間が差し出せる分の血のみを受け取る。
当然、こちらが摂取する血の量は減るが…代わりに人間どもはこちらのために科学技術を提供したり、労働力となったりしてくれるのであろう?
それならお互いにとっても悪い話ではない。
部下から多少不満は出るだろうが…その時はわたしが上手く押さえつけてやる。
なんだ?わたしがお前の話を一切聞かない暴君に見えたか?
今も人間は下等生物だと思っているが…お前のことだけは認めている。
このわたしを相手に三度も生き残ったのだからな。認めざるをえまい。
だから…この戦い、わたしが勝ったらお前はわたしの奴隷になれ。
そうだ。未来永劫、この王に血を供給せよ。
あぁ、お前を眷属にすると言っている。
もちろん、先の条件は呑んだ上での話だ。
何を意外そうな顔をしている?当然だろう、もはや他の者の事などどうでもいい。
ヴァンパイアと人間…下々の者は下々の者同士で勝手に上手くやっていればよい。
わたしはお前さえ手に入れば良い。お前以外のことなど、知ったことではない。
さぁ、始めようか…わたしとお前だけのパーティーを…!
ふふふっ…案外可愛い寝顔をするんだな、お前は。
おはよう。目覚めの気分はどうだ?
起きるな。今は我が膝の上でじっとしておれ。
ずいぶん楽しませてくれたものだ…最初はただの邪魔者だと思っていたのに…
あぁ…どうやらわたしはいつのまにかお前に惹かれていたようだ。
半端者に惹かれるなどと自分でもどうかと思うが…この感情も悪くはないな。
そうだ。先ほどお前はわたしに敗れ、こうしてわたしの膝の上で屈従している。
先のお前の提示した条件は守ってやる。部下にも周知させる。
お前はもちろん、このわたしの奴隷…お気に入りのペットだ。
お前はわたしのそばにいて、わたしの命じる通りに動けばそれでよい。
我が寵愛を一身に受けるのだ。嬉しくないはずがなかろう?これがその証だ…
(キス)
王から直々の接吻だ。半分とはいえ、ヴァンパイアのお前にとっても最高の栄誉であろう?
ふふふ…ボーッとしておるな?我が魔力を直に流し込んだのだ。当然であろう。
お前ほどの気骨ある者はそうそう手に入らんからな。我が手足となって、この王に尽くすがよい。
無論だ。これからはお前を一番のお気に入りとして用いてやる。
早速だが…お前の血を差し出してもらうぞ。
ふふっ…随分と従順になったものだ。やはり、我が偉大なる力には屈せざるをえないか。
これから末永くよろしく頼むぞ…我が眷属よ。
(吸血)
クレジット
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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