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クールで小柄な鬼の同棲彼女はとても可愛らしかった
written by 松平蒼太郎
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  • 人外 / モンスター
  • クール系
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公開日2022年07月20日 07:41 更新日2022年07月20日 07:41
文字数
1257文字(約 4分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
外→自宅玄関
あらすじ
デート中、貴方が彼女の元を少し離れている間に、彼女は複数の男にナンパされていた。
鬼である彼女はなんなくナンパ男どもを撃退するが、どうやら貴方に助けてもらいたかったようで…?
本編
…うるさい。しつこい。わたし、貴方たちには微塵も興味ないから。

それとも…一回痛い目を見たほうがいい?わたしはどちらでも構わないけど。

…痛い?手首、折れそうだね。どうする?

(ナンパしてた男たちが立ち去る)

(ため息)

疲れた…無駄な時間使ったな…

…君。見てたんなら助けに来てよ。彼氏でしょ?

助ける必要ある。君のカッコいいところ、見たかった…

(頭を撫でられる)

頭撫でて誤魔化さないで…もう。

ダメ。やめろとは言ってない。このままで。

え?角?いいけど…デリケートな部分だから優しく、ね?

(角を撫でられる)

ひゃっ!……だ、大丈夫。ちょっと感じちゃっただけだから…

えっと…ここじゃ、人目につくし、やっぱ家に帰ろ。

うん、続きは家で。こんなところで変な声上げたくないし…

だ、だってデリケートな部分だし…それに君の撫で方、なんかエロいし。

エロいもん…なんか手つきがねっとりしてるし。

それより早く帰ろ。早く帰って君とイチャイチャしたい。

うん…さっきのナンパ男どものせいで、気分最悪。せっかく君とデートしに来たのに…

…ありがと。帰るまで手、離しちゃダメだからね?




ただいま。とりあえず手洗って着替えてから…

(キスされる)

ちょ…!いきなり何…⁉︎ ンッ…⁉︎

(キス攻めされる)

…ここ玄関なんだけど。声が漏れたらどうするの…?

我慢してた?君の方が?

そう、なんだ…ふふっ。

ううん、ちょっとね…君に大事に想われてるんだなぁって分かったから嬉しくて。

角、触っていいよ。君にだけ、特別。

(角を撫でられる)

んっ…はぁっ、ふぅ…

べ、別に余裕だし…声くらい我慢できる。多分…

(さらに角を撫で回される)

ひゃっ!ンンッ!あっ…ンッ!

バカ…急に本気出してこないで。ビックリするじゃん。

別に…そんな可愛くない。君に対してだけ、可愛くありたいとは思ってるけど…

も、もう角はいいから…優しく抱きしめてほしい。

(抱きしめられる)

うん…そんな感じ。気持ちいいよ。

わたし、鬼だけど小柄だから…君の腕の中にすっぽり入るんだよね。

ちょうどいいサイズで抱きしめやすい?

ふふっ、そっか…よかった。これでいつでも君に抱きしめてもらえる。

ちょっと顔、こっち向けて…

(キス)

こうやってちょっと見上げてキスするのがいい。なんか彼女っぽくて。

大丈夫。これ以上身長は高くならないよ、きっと。

見た目もずっと君の好みのままでいたいし。

あ……うん、ごめん。それはナンパされたわたしが悪い。

角も牙もあって、見るからに鬼だって分かるから…ナンパされるなんて思ってもみなかった。油断してた。

うん…気をつけるけど、もし同じことがあったら、次は助けに来てね?

大丈夫。肩を抱き寄せて「これ、俺の彼女だから」って言えば一発解決。

それも大丈夫だよ。それでも手を出そうとしてくる奴はわたしが返り討ちにするから。

要るよ、君の助け。わたしだってできるだけ穏便に済ませたいし。

あとは…君はわたしの彼氏だってことを、君自身がもっと大っぴらに言ってほしい。

ううん、全然恥ずかしくない。むしろ誇らしい。

控えめなところは君の美点だけど…堂々としてる君もカッコいいから、それを見たい。

ごめんね、わがままな彼女で。けど、これもわたしの本心だから。

ありがとう。大好きだよ…

(キス)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クールで小柄な鬼の同棲彼女はとても可愛らしかった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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