高校に入学したあなたはクラスに馴染めず
1人人通りの少ない階段の裏でひっそりと
時間を潰していました
ですがそこに先輩が現れて生活が一変する

ん？誰かいる？

やぁどうしたんだ君こんな人通りの少ない通路の

しかも階段の後ろに居るなんて

そこは私の特等席なんだがね

ほほぉ君は新入生なのか

クラスに馴染めずいるのが辛くなったから逃げてきたと

なんだ私と一緒じゃないか

まぁ私は君と違って新入生では無いがな

そうだ私は君の先輩って訳だ

私もクラスに馴染めなくてなここは静かで

読書をするにはもってこいの場所なんだ

なんだい？いつもここにいるのかって

さっきからそう言ってるだろ

ここは私の特等席で大抵はここにいるよ

また来てもいいか、か…

特等席と言っているがここは私だけの場所では無い

君が来たい時に来ればいいさ

私と話すのが楽しい…？ふふっ全く君は不思議な子だ

(時間が経つ)

やぁ後輩くん学校には慣れたかい？

そうかそれは良かった

ところで毎回会う度に私に対してかわいいと言うのは

やめてくれないか？

そのかわいいは女性に向けた可愛いでは無く

小さい女の子に向けたかわいいだと私は感じているのだが？

なぜ否定しない？！全く…君は私が先輩だということを

忘れているのでは無いか？

まぁ…確かに世間一般から見れば私は低身長だが…

そういえば君はお昼ご飯食べたのかい？

まだなのかそれは丁度いい

今日は君の分もお弁当を作ってきたんだ是非食べてくれ

腕によりをかけて作ったんだ味はどうかな…？

そうか美味しいか！

じゃあこれはどうだ？自信作なんだ！

(少し時間が経つ)

綺麗に食べてくれてありがとう

ここまで食べてくれると作ったかいがあるよ

(チャイムの音)

おっと昼休みが終わってしまったな

また放課後ここで会おう

待っているよ(囁き)

(時間が経つ)

後輩君授業お疲れ様

午後の授業は歴史と数学だったよね

確かに難しくて眠くなるが

本当に寝てしまうのは如何なものかな

なんで知ってるかって？そりゃ当然

君の制服に盗聴器を仕込ませてもらってるからね

家でのことも私はなんでも知っているよ

家に帰っても私のことを考えてくれてるのは

とっても嬉しくて興奮してしまったよ

ずっと私はこの時を待っていたんだ

君と仲良くなり君の警戒心が無くなる時を

あぁ…君は本当にかわいい…大好きだ…

私だけのものにしたい…

君は覚えていないだろうけど

私達は1度あっているんだよ

まだ君はその時中学生だったな

私がナンパにあっている時に

勇気をだして守ってくれたよね

あの時私は君に一目惚れしたんだよ

そのあとは簡単さ君が受験生ってことを突き止めて

この学校に来るように噂を流して入学させた

ただ1つ嬉しい誤算があったけどね

君を探す前に君が私の特等席に来てくれたことだ

探す手間もはぶけてしかも仲良くなることも出来た

神様は本当に存在するとその時は思ったよ

おっと話しすぎてしまったね

何逃げようとしているんだい？

何がなんでも君を私のものにするって決めているんだ逃がさないよ

(倒れ込む音)

はい捕まえた…私から逃げられるわけがないんだ

私の父は警察官でね護身用に色々と教えて貰っているんだ

まぁその術(すべ)がこんな使われ方をしているなんて

思ってもいないんだろうけどね

さっきまで可愛いって言ってた女に押し倒された気分はどうだい？

あぁ…怯えた君の顔も素晴らしく可愛いよ

おっと誰か来るのを待っても意味は無いよ

出会った時に言ったろここはほとんど人通らないって

私はここに2年間来続けているが誰一人会ったことは無いよ

さて思う存分君を私に堕とすとしよう…

はぁ…大好きだよ…後輩君…私以外のこと考えられなくしてあげる…

さぁ君の全てを私にちょうだい…

・台本（ゆるボイ！）
ジワジワと距離を詰めてくるダウナー低身長先輩はヤンデレで……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ベルク・サディス