- 嫉妬
- 喧嘩
- 恋人同士
- ヤンデレ
公開日2022年10月01日 22:41
更新日2022年10月01日 22:41
文字数
998文字(約 3分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
一般男性。優しすぎるのが玉に瑕
場所
指定なし
あらすじ
女友達と歩いているところを彼女に見られたらしい。
ただの友人だと説明しても聞き入れてもらえない。
ヒートアップした彼女が友人を殺しに行くなんて言い出したので止めようとするが、刃は貴方に……。
pixivにはバッドエンド版もございます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18124496
ただの友人だと説明しても聞き入れてもらえない。
ヒートアップした彼女が友人を殺しに行くなんて言い出したので止めようとするが、刃は貴方に……。
pixivにはバッドエンド版もございます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18124496
本編
おかえりなさい。
お疲れ様、今日は遅かったね。
……あの、疲れてるところ申し訳ないんだけど、少し話いいかな?
うん、ありがとう。
あの……ね。えっと……。
ねぇ。あの女、誰?
とぼけないで。昼間、一緒にいた女のことよ。
見ちゃったの、あなたが知らない女と歩いてるのを。
ただの友達? 嘘。仲良さそうに手を繋いでたじゃない。
向こうが勝手に? 嘘! 振り払うくらいできたでしょう?
そこまでするのは可哀想? 君には私という恋人がいるのよ!?
落ち着いて? こんなの落ち着ける訳ないじゃない!?
遅くなったのだって、あの女と一緒にいたんでしょうッ!?
違う? 嘘……嘘! 嘘ッ! 全部、嘘ッ!!
(SE:ガチャガチャという金音)
……包丁を持ってどうするのかって?
殺しに行きたい……。あの女を殺しに行くの!
居場所? そんなの探し出してみせるわよ!
彼女は悪くない? どうしてあの女を庇うの?
そんなにあの女が私より大事?
私には君しかいないのに………。
やっぱり、君のことを誑たぶらかした女なんて、生かしておけない!
離して……離してよ!
私は! 絶対にあの女を――ッ!
(SE:包丁が刺さる音)
え…あ……?
あ…あぁ……ああああ……!
あああぁぁあああぁあッ!?
しっかり……しっかりして!
わ、私……君を刺すつもりなんて……!
血が…血が止まらない……!
返事をして……ねえ……!
ああ……ごめんなさい……。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……!
……死ななきゃ。
君を殺したんだもの……私も死ななきゃ。
私が行くのは地獄だろうから、もう会えないかな。
……自業自得だよね。それじゃあ――え?
君……生きてる……の?
痛みで声が出なかっただけ……?
あ……きゅ、救急車! すぐ呼ぶから……!
※翌日※
おはよう。痛みはどう?
そっか、よかった。
出血の割には傷は深くないんだってね。
すぐ退院できるって。
……えっと。
あの後、家に戻った時にこれを見つけたの。
……指輪、だよね。
これを買うために遅くなったんだね。
……ごめんなさい。
私、自分の感情ばかり優先で、君の話も聞かないで、それでこんなことになって……。
幻滅したよね、こんな女。
だから、もう別れ――え?
私で、いいの? 本当? 本当に本当?
あ、あのね? 一つだけお願いがあるの。
もう、あの女とは喋らないで……。
こ、この期に及んでまだ言うのかって思われるだろうけど……。
でも、本当に辛かったんだよ。
あの時の君を見た瞬間、絶望的な気分になったの。
自分でも訳が分からなくなるくらい混乱して……。
それで、あんなことを……。
……ありがとう。
これからも迷惑かけるかもしれないけど……よろしくね。
うん、私も。
愛してる。
お疲れ様、今日は遅かったね。
……あの、疲れてるところ申し訳ないんだけど、少し話いいかな?
うん、ありがとう。
あの……ね。えっと……。
ねぇ。あの女、誰?
とぼけないで。昼間、一緒にいた女のことよ。
見ちゃったの、あなたが知らない女と歩いてるのを。
ただの友達? 嘘。仲良さそうに手を繋いでたじゃない。
向こうが勝手に? 嘘! 振り払うくらいできたでしょう?
そこまでするのは可哀想? 君には私という恋人がいるのよ!?
落ち着いて? こんなの落ち着ける訳ないじゃない!?
遅くなったのだって、あの女と一緒にいたんでしょうッ!?
違う? 嘘……嘘! 嘘ッ! 全部、嘘ッ!!
(SE:ガチャガチャという金音)
……包丁を持ってどうするのかって?
殺しに行きたい……。あの女を殺しに行くの!
居場所? そんなの探し出してみせるわよ!
彼女は悪くない? どうしてあの女を庇うの?
そんなにあの女が私より大事?
私には君しかいないのに………。
やっぱり、君のことを誑たぶらかした女なんて、生かしておけない!
離して……離してよ!
私は! 絶対にあの女を――ッ!
(SE:包丁が刺さる音)
え…あ……?
あ…あぁ……ああああ……!
あああぁぁあああぁあッ!?
しっかり……しっかりして!
わ、私……君を刺すつもりなんて……!
血が…血が止まらない……!
返事をして……ねえ……!
ああ……ごめんなさい……。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……!
……死ななきゃ。
君を殺したんだもの……私も死ななきゃ。
私が行くのは地獄だろうから、もう会えないかな。
……自業自得だよね。それじゃあ――え?
君……生きてる……の?
痛みで声が出なかっただけ……?
あ……きゅ、救急車! すぐ呼ぶから……!
※翌日※
おはよう。痛みはどう?
そっか、よかった。
出血の割には傷は深くないんだってね。
すぐ退院できるって。
……えっと。
あの後、家に戻った時にこれを見つけたの。
……指輪、だよね。
これを買うために遅くなったんだね。
……ごめんなさい。
私、自分の感情ばかり優先で、君の話も聞かないで、それでこんなことになって……。
幻滅したよね、こんな女。
だから、もう別れ――え?
私で、いいの? 本当? 本当に本当?
あ、あのね? 一つだけお願いがあるの。
もう、あの女とは喋らないで……。
こ、この期に及んでまだ言うのかって思われるだろうけど……。
でも、本当に辛かったんだよ。
あの時の君を見た瞬間、絶望的な気分になったの。
自分でも訳が分からなくなるくらい混乱して……。
それで、あんなことを……。
……ありがとう。
これからも迷惑かけるかもしれないけど……よろしくね。
うん、私も。
愛してる。
クレジット
ライター情報
住公子、通称ハム子と申します。
これまでpixivで活動していましたが、ゆるボイ!でも投稿することにしました。
ご縁がありましたら、なにとぞ。
TwitterID @kimiko_hamuko
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