0
傲慢な蛇姫は刀に封印されても、執念深く男の花嫁になろうとする
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • のじゃ系
  • 擬人化
  • 神話
  • 逆レイプ
  • 八岐大蛇
  • 天叢雲剣
公開日2022年10月03日 21:38 更新日2022年10月03日 21:38
文字数
1432文字(約 4分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
八岐大蛇(天叢雲剣)
視聴者役柄
青年
場所
某所
あらすじ
八岐大蛇は村から生贄として差し出された男を、自身の花婿にしようと試みるが、男の反撃にあい、刀に封印されてしまう。

刀に封印された彼女は男から天叢雲剣という名を授かり、男の刀として数多の妖魔を斬り刻んでいく。

しかし、連日の戦いで男の身体は限界を迎えていた。疲弊しきった男の姿を見た彼女は、休むように進言するが、男は頑として聞き入れない。自らの命より復讐を選ぶと断言した男を気に入った彼女は、少女の姿を取り、いきなり男に襲いかかってきて…⁉︎
本編
ふふふ…来おったか。我が花婿となる人物が…

ほれ…近う寄れ。妾にその麗しき素顔を見せよ。

ふふ、なんじゃ?欲しいものでもあるのか?なんでも言ってみよ。

(攻撃される)

…ッ⁉︎ 貴様、何を…⁉︎

ほぅ…妾に刃を向けるとはいい度胸だ、小僧。

妾に刃向かった罪…その命で贖え!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふん…存外やりおる。妾の攻撃を全ていなすとは…

だが…どこまで体力が保つかな?妾はまだまだ余裕じゃぞ。

ふふん、虚勢を張るくらいの余裕はあるか。面白い。

ところで…息苦しくはないか?顔色が悪いぞ?

ふふふ…足元を見てみよ。足が毒沼に浸かっているであろう?

左様。お主が妾に気を取られているうちに、足元に毒沼を形成したというわけじゃ。

残念じゃったな。お主の命運もここまでじゃ。

さ、選ぶがいい。

毒で体内からジワジワなぶり殺しにされるのがよいか、このまま妾の顎で噛み殺されるのがよいか…

無理じゃな。どちらも選べんなどという答えは認めん。さ、どうする?

な…!お主、何をっ…⁉︎


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こ、これは…!お主、妾に何をした⁉︎

封印、だと…⁉︎ 馬鹿な…!

ぐっ…まさか妾がこのような辱めを受けるとは…!

(ため息)

それで?お主は妾に何をさせようというのだ?

ほぅ…妾に力を貸せと申すか。己が復讐のために。

ふん…よかろう。どう取り繕おうと妾は敗者。お主に従うほかあるまい。

新たな名前…?そなたが妾に授けようというのか?

天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、か…なかなか良い名じゃな。気に入った。して、由来は?

ほぅ。妾が頭上に群がった雲(※叢雲)を従えていたからとな。妾のことをよく見ておるではないか。

ふふ…面白い。お主のこと、気に入ったぞ。

見事妾を封印し、己の武器とせんとするその心構え、実に立派じゃ。

うむ、無論じゃ。妾の力、存分に扱うといい。復讐でも何でも好きにするがよいぞ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


お主…少しは休んだらどうじゃ?

ここ数日、連続で妖魔の討伐に励んでおろう?

このままではお主の身体が保たんぞ?

くくっ…ふふふ…ははは…!

面白い…お主のことが本気で欲しくなったやもしれん。

(人間態に変身)

やれやれ…刀に封印された状態では、小娘の姿しかとれんか…

まぁよい。お主、こちらへ来い。

何を警戒している?別に邪なことなど企んでおらん。

ふふふ、いい子じゃ…そりゃ!

(押し倒す)

引っかかったのぉ、お主。小娘の姿に油断したか?

無駄じゃ。封印されたといえど、妾は地上の大妖怪、八岐大蛇。お主如き、一介の人間に力比べで負けはせん。

何の真似か、じゃと?決まっておる。お主を妾の婿にするのじゃ。元々その予定だったしのぉ。

無効になってなどおらん。妾と初めて会ったあの日、お主は自ら我が婿となりに来たであろう?

あの約束は今も続いておる。ご都合主義などとは言わせんぞ。

妾は本気じゃぞ?本気でお主を欲しておる。

お主は己の命より復讐を選んだ。そんなお主がなによりも愛おしい。妾の全てを預けてみたくなった。

案ずるな。妾の妖力をお主の体内に流し込むだけよ。こうしてな…

(ディープキス)

抗うな、受け入れろ…妾と一つになれ。

ふっ、何を言っておる?妾はお主のモノになった覚えはない。お主が妾のモノになるのだ。

友の仇をとりたいのだろう?だったら、妾の力が必要なはずだ。

妾の力を使えば、神々にだって打ち勝つことができる。実際、妾自身、奴等と戦ったこともあるしな。

さぁ…妾を受け入れろ。自身の復讐を遂げるために、妾を存分に利用するがいい。

ふふふ…朝まで妾と踊り狂おうぞ?だ・ん・な・さ・ま♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
傲慢な蛇姫は刀に封印されても、執念深く男の花嫁になろうとする
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)