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明るいお姉さんアイドルの正体はヤンデレストーカー女だった
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 告白
  • 色仕掛け
  • お姉さん
  • 年上
  • ヤンデレ
  • アイドル
  • ストーカー
  • 自宅訪問
  • オフ
公開日2022年10月17日 01:08 更新日2022年10月17日 01:08
文字数
1693文字(約 5分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アイドル
視聴者役柄
マネージャー
場所
マネージャー宅
あらすじ
とあるオフの日、同じ事務所に所属している
アイドルが家を訪ねてきた。遊びに来たという彼女を家にあげるが、そこでとんでもない事実を聞かされてしまい…?
本編
マ〜ネ君っ!
遊びに来たよっ!
えへへっ♪


え?マネ君、
今日オフでしょ?
だから遊びに来た。
上がっていい?


うん!じゃあ上がらせて
もらうね!お邪魔しまーす!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


へぇ〜…ここが
マネ君の部屋かぁ…


いやいや、物を物色
したりなんかしないって。
あたしのこと、なんだと
思ってるの?


あっ、ひっどーい。
あたし、一応これでも
君より年上、お姉さん
なんだからね?


あっ、今人のこと
子どもっぽいって思ったでしょ?


ふーんだ。いいけどさ、別に。
どーせあたしは子どもっぽいですよーだ。


(匂いを嗅ぐ)


んー…女の匂いはしないね…
一応は安心、かな?


ううん、何でもない。
それよりゲームとか漫画とか
ないの?


えー⁉︎ こんな何でも簡単に
手に入るご時世に漫画も
ゲームも無し⁉︎
普段どうやって過ごしてるの⁉︎


え…散歩と読書とDIY…?
お、お爺ちゃんみたいな
趣味してるね…


い、いやいや!文句なんて
ないない!まったく、これっぽっちも
ないから!うん!


どうりで本棚に本しか
置いてないわけだ…


ん?あ、ありがとう。
気が効くね、お茶出して
くれるなんて。


あはは、そっか。
一応お客様だから、か。
なるほどね。


(お茶を飲む)


んー…美味しい。
マネ君が淹れてくれた
お茶、最高。


あ、お菓子も食べていいの?
やったー。それじゃ、
いただきまーす。


(咀嚼)


うんうん…美味しい。
マネ君からのおもてなし
だって思うと余計に。


え?だってマネ君のこと
好きだもん。好きな人から
丁重に扱われて、嫌になる
女の子っていなくない?


うん、そっちの好き。
異性としてって意味ね。


あはは、軽い?
ごめんね。でも告白を
そんな重たくする必要も
ないかと思って。


うん。好意くらい
ふつうにサクッと
伝えた方が色々
手っ取り早いし。


色々は色々だよ。
例えば…


…もう、なんで
あたしから距離
取ろうとするの?
傷つくじゃん。


あはは、そっか。
あたしが何企んでるか
不安なんだ。


もしかして…担当の
アイドルに何かされた?


へぇ…何でもない、か。
そんなわけないよね?


あたし、知ってるよ…


ギャル子ちゃんに車内で
押し倒されそうになったことも
地味子ちゃんにスタンガンで
襲われかけたことも…ね?


ふふふっ…そりゃあ知ってるよ。
大好きな人のことだもん♡


あ、その言い方は
酷いなぁ。あたし、
別にストーカーじゃないもん。


うん。マネ君に悪い虫が
引っ付かないか心配で
見守ってただけ。


だから…ね?マネ君に献身的な
歳上のお姉さんアイドルを
選んでくれてもいいんだよ?


(接近を許し、抱きつかれる)


ふふっ、隙あり。ギュー♪


やっと捕まえた…
もう離してあげない…


ね…マネ君?あたしにしときなよ。
あたしならあの二人みたく、
マネ君を傷つけるようなことは
しないよ?


うん。あたしはお姉さんだからね。
お子様と違って、事を急いたりしないし。


マネ君、まだ誰とも
付き合ったことないでしょ?
お姉さんが大人の階段
上らせてあげよっか?


お断り?ふふふっ…そう言われると
逆に燃えてきちゃうじゃん。


そういうもんだよ、恋愛ってのは。
ハードルが高ければ高いほど燃える。


あ、恋愛だけじゃなくて
アイドル活動もそうだったね。
それを教えてくれたのは
他ならぬマネ君だよ?


うん。簡単な仕事から
だんだん難しい仕事に
ステップアップしていくのって、
面白くない?
少なくともあたしは
そう思ったなー。


マネ君があたしのために
取ってきてくれた仕事、
どれもやりがいがあって
楽しかったよ。


あたしの性格や
アイドルとしての適性を
見極めた上で取ってきて
くれたじゃん?
だからこれまで楽しく
やれてきたんだと思うよ。


マネ君は仕事だから〜って
言って全然女の子を周りに
寄せ付けないもんね?


それはそれでいいんだけど…
やっぱりプライベートでも
親密になりたいじゃん?
特にいつも自分のために
頑張ってくれる人とは、さ…


マネ君…お口、開けて?
気持ち良くなる薬、
飲ませてあげる…


(マネージャー、アイドルを突き放す)


あっ、と…もう、いきなり
突き放すなんて酷いなぁ。


あはは、正解♪ 媚薬飲んでもらおう
と思ったんだけど…ダメだった?


はいはい。今日のところは
一旦帰るね。


お茶とお菓子、おいしかったよ。
ありがとね。


あ、最後に一つだけ。


マネ君…お姉さんから
逃れられると思わないでね?


ふふふっ♪ それじゃ
今度こそ失礼します。
またね♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
明るいお姉さんアイドルの正体はヤンデレストーカー女だった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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