貴方の彼女は推しのホストに貢ぐために、毎回貴方からお金をもらっていた。しかし、あまりに高い金額を要求されるため、貴方の貯金も底をつきかけていた。これ以上貢ぐための渡せないことを伝えると彼女は激昂し、貴方と別れると言い出すが…？

ただいまー。あー、楽しかった♪
ヒカル様といっぱいお喋りできて♪


てことで、はい。
ヒカル様に貢ぐためのお金ちょーだい？


は？アンタ、何言ってんの？
もうお金出せないとか、ふざけてんの？


言ったわよね？あたしと付き合う代わりに
あたしが推しに貢ぐ金寄越すって。


あたしが要ると言ったら要るの。


ほら、早く出しなさい。
いつもの額でいいから。


…ねぇ、あのさ、お金がないとかいう
言い訳はあたしに通用しないの。分かってる？


アンタがあたしとどうしても
付き合いたいっていうから、
条件付きで付き合ってあげてんでしょ？


本来ならアンタみたいな冴えない
草食系男子なんかと付き合わないわよ。


それを条件付きとはいえ、
付き合ってあげてんだから、
アンタはあたしに感謝するべきよね？


うるさいなぁ…！
いいから出して！
じゃないと、別れるわよ！


はぁ！？何それ！？
あたしを脅してるつもり！？


もういい！見損なった！


もうアンタなんかとはこれっきりよ！


さよなら！もう二度とあたしの前に
顔見せないで！


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(インターホン)


ね、ねぇ…いるんでしょ？開けてよ…


(扉が開く)


あ……ひ、久しぶり…元気そう…？


その、アンタに謝りたいことがあって…


え？な、何言って…


〜〜ッッ！アンタ、ヒカル様に
何吹き込んだのよ！


言われたのよ！「君みたいな、恋人を
大事にできない女の子と楽しくお酒を
飲む事はできない」って！


あと「僕の大切な友達を傷つけたことは、どうしても許せない」って！


知らなかったわよ！アンタみたいな
コミュ障で冴えない男がヒカル様と友達！？


あり得ないを通り越して、想像すら
できなかったわよ！なんで！？


ちゅ、中学からの付き合い…？
嘘でしょ…なんでアンタみたいなのと
ヒカル様が…


ち、違う！あたし、本当に
アンタと寄りを戻したくて…！


うっ…くっ、このっ…！
なんでアンタなんかに
服従しなくちゃいけないのよ…！


わ、分かったわよ…
何すればいいの…？


あ、足！？ヒカル様ならともかく、
なんでアンタの足なんか…！


ああもう！分かったわよ！
舐めればいいんでしょ、舐めれば！


とっとと靴下脱げ！この変態！


ど、土下座！？こっ、の〜…！
アンタ、まじムカつく…！


うぅ…その、足、を、舐めさせて
もらえませんか…？


あ、ありがとうございます…
失礼しますね…？


(足舐め)


ど、どうですか…？
こんなもので大丈夫…？


は、反対も…！？
このっ、調子に乗んじゃ…！


あっ、わ、わかった！
もう反抗的な態度はとりませんから！


ヒカル様にあたしのこと
悪く言わないで…お願い…


あ、ありがと…
またこれからよろしくね？
か、か、かれ、彼氏くん…？


へっ？ちょ、待って！？
今すぐ！？あたし、まだ何も準備してなi…ンッ！


(キスされる)


ね、ねぇ…もうお金とかせびったり
しないから…身体だけはやめてよ…


ち、違うから！アンタのこと、
キモいなんて思ってないから！ホントに！


な、何それ…？調教？
ホントにヤバいやつなんじゃ…


だ、だからごめんってば！
もうアンタへの悪口は言わないし、
ちゃんと彼女として尽くすから！


調教だけは勘弁してよ…ねえってば…


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おかえりー！ねぇ、聞いてよ！
今日さ、やっとヒカル様に許してもらえた！


そ、君のこと！「僕の大切な友人のことを理解してくれて嬉しい」だって！


すごい甘くて蕩けそうな声、
至近距離で聞いちゃってさ！
もうマジ昇天しそう！


あたし、ヒカル様に囁かれながら死にたい！
てか、それで死ねるなら本望だし！


あ、もちろん君のことも忘れてないよ？


うん！君のことも大好きだから♡


ヒカル様は推しで、君は恋人。
その辺の区別はちゃんとつけてるし。


い、いいよ！お金なんて渡さなくて！


あたし、ちゃんと自分で稼いだ
お金で貢ぐからさ。


ふふ、ありがと。でもホントに大丈夫だから。
気持ちだけもらっとくね。


そうだ、まだ君におかえりのハグ
してなかったね。ギュー♪


(抱きしめる)


あたし、君のおかげで目が覚めた。


推しは推しで、恋人は恋人で
大切にしなきゃいけないなって…


うん。どっちかを
おろそかにするなんてダメだよね。
どっちもそれ相応に大切にしなきゃ。


だからありがとね。あの時は
いっぱいお仕置きしてくれて。


昔のあたし、ホントどうかしてた。
ダメだよね、ああいうの。
どれだけ反省しても、し足りないし。


そっか…優しいね。
そういうとこが一番好き。ﾝｯ…


(キス)


ﾊｧ…今のキスで分かってくれたら嬉しいな。
君はあたしの身近で一番大切な存在だってこと。


君の良いところ、いっぱい知ってるから。
両手の指じゃ数え切れないくらい。


うん…ホントのホント。
推しとは別で、君が一番大好きだもん♡


ヒカル様に囁かれながら、君にギューされたら
あたし、本当に死んじゃうかもなぁ…幸せすぎて。


え！？ホントに！？
プライベートでヒカル様と！？
しかも君も一緒に！？やったー！


ふふっ♪ 幸せすぎて死にそう♪


推しと恋人に挟まれるなんて
どこの二次元の世界って感じ♪


うん！楽しみにしてる！
ヒカル様によろしくね！


あたしとヒカル様の仲を取り持ってくれた
お礼に…今からいっぱい気持ちよくしてあげるね♡


(押し倒す)


ふふっ…あたし、知ってるよ？
君、こうやってあたしから
押し倒されたかったんでしょ？


たまには受けってのを
やってみたかったんだよね？
なんか君からそういう雰囲気感じたし。


だよねー。自分で言うのもなんだけど
あたし、君のこと理解できるいい女だ。


ふふっ、ありがと。
まぁそれもこれも、元々クズだった
あたしを変えてくれた
君のおかげなんだけどね。


あたしね、夢があるんだ。


うん…君と推し様とあたしと、三人で一緒に
幸せになるっていう夢。


今からするのはそのための第一歩。
あたしから君の望むことをしてあげる。


だから…遠慮せずにあたしに
身を委ねちゃってよ。彼氏くん♡

・台本（ゆるボイ！）
推しのホストに貢ぎまくるために彼氏から金をせびり取っていたクズ彼女を本気で調教してわからせる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎