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犬系彼女(獣人)の彼女に”自覚”が持てるまで躾されちゃう話
  • 恋人同士
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 調教
  • 拘束
  • 逆わからせ
公開日2022年12月08日 22:45 更新日2022年12月08日 22:45
文字数
2448文字(約 8分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
犬の獣人さん彼女
視聴者役柄
彼氏(自覚が無いが人たらし)
場所
自宅
あらすじ
誰にでも親切で優しいあなた。でも、獣人(犬)の彼女はちょっと気に食わないみたいです。ある日、他の女の匂いを付けたまま帰宅したあなたにとうとう我慢できなくなった彼女さん。「躾」と称して取り出したのは、子犬のしつけに使うマウスガードでした…
本編
[ドアを開ける]

(食い気味)
おかえり!
へへ、君の足音が聞えたから待ちきれなくて玄関まで来ちゃった。
ふふーん。犬はね、耳もいいんだよ。
大好きな君の足音を聞き分けられるくらい、ね。
まぁもちろん、一番は嗅覚だけど…

おっと、寒かったよね。ほら、入って!
君も大変だねぇ。もうクリスマスのシーズンだっていうのにこんな時間まで…
はぁ…僕は君と過ごす時間が減っちゃって寂しいよ…

こんなことになるなら、僕が君を養ってあげるのに。
お金の心配は大丈夫だよ。僕、昇進もしたし結構稼いでるんだよ?
だから君は働かなくていいし、家事も、ご飯の用意も全部僕がやってあげるし…

え?ははは、まぁ、そこだけ聞いたら確かにペットみたいだけど…
でも違うでしょ?そこは、旦那様って言ってくれなくちゃ。
ま、僕のものになるならペットでもいいけど…

じゃなかった…はい。上着ちょうだい?

(匂いを嗅ぐ)
すー…はぁー…
ん…?ん―…これは洗濯かなぁ。
ねぇ、お仕事中って近くに誰か他の女がいたりしなかった?
ふーん…誰?

同僚ねぇ…最近君からこの女の匂いがすることが多くてさ。
ちょっと気になってたんだよねぇ…
僕が犬だってわかってて当てつけでやってるのかな…
君を疑うわけじゃないけど、本当に仕事してただけなんだよね?
うん…ならいいけど。
でもさぁ、ただ近くで仕事してただけでこんなに匂いが付くものなのかなぁ…
他に何か心当たりとか、ない?

貸した…?寒そうだったから…?
えぇ…いやっ…えぇ~…?
さすがにそれは…ねぇ?なんというか…

はぁ…いや、そうだよね。君はそういうやつだったよね…
なんというかこう、純粋というか、ただ親切で…
あぁ、いや怒ってないよ。呆れてるというか…
ふぅ……

ん。いや、やっぱり怒ってる。
僕という彼女がいながら、君はちょっと自覚が足りないんじゃないかな。
うん。自覚が足りてないよ。だから怒っちゃった。
これはもう、お仕置するしかないかなって。
大丈夫、痛くはしないよ。たぶん。だからベッド行って待ってて?
ちょっと準備、してくるから。

(声が遠くなる。小声)
確か昔使ってたのが…お、あったあった。
良かった、捨てないで取っておいて。こんなところで使うことになるとは思わなかったけど。

(声が戻る)
さて、お待たせ。
あぁ、これ?マウスガードっていうんだけど見たことないかな。
この鳥かごみたいなのを犬の口にはめて、吠えたり噛んだり出来ないようにするやつね。
そうそう、子犬の躾とかで使うやつなんだけど…
実はこれ、僕が昔子供のころに使ってたやつなんだよね。
懐かしいなぁ。お母さんにつけられてさ、苦しいし何もしゃべれなくなるから凄い嫌だった。
まあでも、今日は君の躾に使うから。

ぉおっと。逃がさないよ~?
ふふん。一瞬で僕に組敷かれちゃったね。うつ伏せで上に乗られて動けないでしょ。
瞬発力と筋力で君が勝てるわけないじゃん。
一応、犬だって狩りをする生き物なわけだし?
さて、おとなしくマウスガード付けようね。

ベルトを耳の後ろに回して…ちょっと口開けて?
(威圧するように)
ほら。口、あけて。

はーい、いい子。
うん、サイズもぴったりだね。
これじゃ、僕の彼氏じゃなくてペットみたいだね?
ふふ、悔しい?僕が小さいころ使ってたおさがりの器具で躾されるなんて。
ん~?もごもごしてて何て言ってるかわからないよ。
あ、もしかして喜んでるの?そっか~!
じゃあそれ、僕からプレゼントってことで君にあげから。これからも使ってね。

さて、本格的に躾を始める前に…君に色々確認したいことがあるんだよね。
喋れないけど、首を振って応えることくらいはできるよね?
うんうん、素直に応えてね。
あ、押さえつけたままだとさすがに苦しいか。
それじゃ、ベッドに腰かけて?そうそう。後から手を回してぎゅってしててあげるね?

(背後から抱きつく。以降、声が耳元に寄る)
ふふ、君の匂いがいっぱいするね。ずっとこうして抱き枕にしちゃいたいたいくらい。
まぁ、君の態度次第では抱き枕…というか、愛玩動物のペットになっちゃうかもしれないから気を付けてね。
僕は別にそれでも良いんだけど。毎日君にぎゅーってしてもらって、君の匂いだけに包まれて、君の声だけ聴いて、それから…それから…

おっとっと。そうそう、確認ね。
といってもそんな変な質問じゃなくて…噂で聞いたけど、君、いろんな女の子に凄い親切にしてるらしいじゃん?
上着の件もそうだし…同僚とか後輩の相談に乗ったり、上司の仕事を手伝ったり…
色々聞いてるよ?だから言ったじゃん。僕は耳が良いって。君の足音も噂話も、いっぱい聞いてるんだから。
あれって、自分が僕の彼氏だってわかっててやってるの?

ふーん。そっか…
あのねぇ、自覚が無さすぎるよ、君。
僕の恋人なんだからさ、あんまり他の女に優しくしちゃだめじゃないか。
君にその気がなくても、相手が勘違いしちゃったらそうするのさ。
とっても優しいのは君の良いところだけど…あんまり行き過ぎると僕も心配になっちゃうよ。
万が一、なんてことがあったらと思うと…

はぁ…やっぱり自覚が持てるまでしっかり調教…じゃなかった、躾しておかなきゃだめだよね。
あぁもう、そんなに動かないでよ。
無自覚で優しすぎる君が悪いんだよ?
確かに君の誰にでも優しいところは大好きだけど…
そんな君の気持ちを僕が全部ひとり占めしたいって思っちゃうのは仕方ないでしょ?

だから今日は君に僕の匂いをいっぱいつけて、他にも僕のものだって印を沢山たくさんつけて…
君が僕だけのものだって自覚を持てるまで、いっぱい焦らして躾てあげるね?
もちろん、ちゃんと言うことが聞けたらご褒美もあげるからね。

…え、まだ何もしてないのにどうしてそんなに涙目なの?
もう、可愛いんだから。
そんなに僕を煽るようなことするなんてまぁ、随分と良い心がけじゃん。

じゃあご要望に応えていっぱい触ったり、囁いたりするけど…
君はマウスガードしてるから「もっとして」とも「もうやめて」とも言えないね。
それから…外すまではキスもお預け、か。
でもそれは僕も淋しいから…なるべく早く自覚をもって、僕だけのものになってね。

(もったいぶって煽るように)
かわいいペット君?ふふ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
犬系彼女(獣人)の彼女に”自覚”が持てるまで躾されちゃう話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
奏流 漁(幼女かなで)
ライター情報
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