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ルームシェアしてる二人のお姉さんの共有彼氏になりました
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 別れ話
  • お姉さん
  • 年上
  • ルームシェア
  • ルームメイト
  • ハーレム
  • 社会人
公開日2023年01月03日 23:12 更新日2023年01月03日 23:12
文字数
3083文字(約 10分17秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
お姉さん
視聴者役柄
苦学生
場所
お姉さんたちの部屋
あらすじ
大学生で苦学生の貴方は、知り合いのお姉さん二人がルームシェアしてる部屋に行っては、よくご飯を食べさせてもらっていた。その日も彼女たちの部屋に行き、ご飯を食べさせてもらったが、それぞれから付き合ってる彼氏と別れた報告をされてしまって…?
本編
A.サバサバ系 B.おっとり系


【Aパート】


(インターホン)


A.おー、いらっしゃい。まーた金欠で飯たかりに来たかー?


A.あー、やっぱり。まぁいいよ。ほら、上がんな。飯、もうすぐできっから。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


A.どーよ?あたしが作った飯は?美味かったろ?


A.おーい?意外とはなんだ、意外とは…


A.あたしだって、男料理以外も作れるんだからなー?


A.まーな。ルームシェアしてる相方が優秀だし。


A.そーそー。家事のやり方とか、全部教えてもらった。あたしの親友、流石だろ?


A.コイツ…口が減らねーなー。頭グリグリしてやろうかぁ?あぁ?


A.ま、いいや。とりあえず君、あたしの肩揉め。


A.胸じゃねーよ!肩だ、肩!誰がセクハラしていいっつったよ!


A.当たり前だろー?タダ飯食わすほど、あたしはお人好しじゃないんだよ。


A.ほら、いいから。飯食わしてやった見返り、ちゃんと寄越せよ。


A.んっ…いいじゃん。揉み方、上手くなったな。


A.誰がおばちゃんだ。あたし、まだ二十代だぞ。失礼な奴だな。


A.あ〜…やっぱ肩揉んでくれる弟分が居てくれんのはありがてえや。極楽極楽…


A.ん〜?何〜?あたしの彼氏がどうしたって〜?


A.あー、別に何も?普通に別れただけ。


A.あれ?言ってなかったっけ?普通に言った気でいたんだけど。


A.どうもこうもねえよー…向こうが浮気まがいのことしてきたから、別れただけ。


A.いや、浮気してあたしの気ィ引こうとしてたからさ、ムカついて別れちった。


A.だろー?あり得ねえよなー。そういう人を傷つけるやり方で、気ィ引こうとする奴なんざと付き合いたくねえよなー。


A.「いや、もう普通に無理!」つって断った。何の捻りもせずに直球で言ってやったよ。


A.あー、たしかに…なんであんなのと付き合ってたんだろーなー…もう馴れ初めも忘れたな。


A.そう言う君は?彼女できたのか?


A.あー、そう…苦学生だもんな。たしかに。


A.学費、工面すんので精一杯だもんな。


A.いいよ、いつでも遊びに来い。飯くらい、いくらでも食わしてやるから。


A.バーカ、その姉貴呼びやめろ。くすぐってえだろ。


A…ん、もういいぞ。肩揉んでくれてサンキューな。ちょっと楽んなったわ。


A.あ、ちょっと外でタバコ吸ってくる。どうする?帰る?


A.いや、どっちでも。帰るなら鍵閉めるし、帰らないなら、このまま留守番任せるし。


A.オッケー。じゃあ留守番よろしく。行ってきまーす。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【Bパート】


B.ただいまー…って、あれ?どうして君がここに?あの子は?


B.あぁ、そう…近くまでタバコ吸いに行ったんだ。入れ違いになったってことね。


B.あ、ご飯ちゃんと食べた?君、体細いから…


B.そう、よかった。あの子に食べさせてもらったんだ。


B.ふふっ、まぁね。あの子に料理教えたの、わたしだし。


B.君の舌に合う料理、ちゃんと作れるようになったみたいで安心した。


B.えっと、ちょっとね…残業とかしてたら遅くなって…


B.あ…食器洗い、してくれてありがとう。


B.仕舞うのはわたしがやっておくから、君はゆっくりしてて。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


B.ん?どうしたの?そんな改まって…


B.あはは…いいよ、そんなの気にしなくて。


B.君にご飯食べさせるの、わたしも嫌いじゃないし。


B.むしろいつも美味しそうに食べてくれるから、わたしとしては作り甲斐があって嬉しいな。


B.いいの。若い男の子が遠慮しない。


B.わたしもあの子もちゃんと働いてお金稼いでるから。君一人の食費ぐらい全然平気。だから気にしないで。ねっ?


B.もう、真面目だなぁ…それじゃあ、ちょっとだけ今日の愚痴、聞いてもらおうかな。


B.うん…えっとね、今日彼氏と別れたんだ、わたし。


B.え?あ、本当?あの子も彼氏と?


B.へぇ〜…そんな偶然あるんだ。なんか示し合わせたみたいだね。


B.あ、そうそう。それでね、別れちゃった理由は、彼氏がすごく自己評価が低くて、「君とはやっぱり釣り合わないから別れよう」って言ってきてね…


B.わたしも頑張って引き留めたんだけど…謙虚を通り越して自己卑下しだしちゃって、わたしも「あぁ、もうそこまで言うならいいや」って気持ちが冷めちゃったんだ…


B.どう思う?わたしって酷い女かな?


B.…そう言ってくれるんだ。君、優しいね。


B.度が過ぎる謙虚は良くない、かぁ…


B.うん…やっぱりわたしもそう思う。自分を無闇に下げる言動って良くないよね。


B.そう考えると、別れて正解だったかな。


B.ありがとう。最後まで引き留めるべきだったかなって、さっきまで考えてたけど…君のおかげで心のモヤモヤが晴れた気がする。


B.ねぇ、その、さ…君は庇ってくれたけど、やっぱりわたし、酷い女かもしれない。


B.うん…だってわたし、彼氏いた時から君のことが…


【共通パート】


A.ただいまー…って、もう帰ってたんだ。おかえりー。


B.え、あ、うん…ただいま…


A.ん?どーしたよ?なんか気まずそうにして…あたし、悪いタイミングで帰ってきちゃった?


B.そ、そういうわけじゃないの。ただ、その…貴女が彼のことどう思ってるかなーって…


A.ん?あぁ、コイツのこと?可愛い弟分だけど?それが何?


B.そ、そうなんだ…他に別の感情とか、あったりしない…?


A.はぁ…まぁ何となく言わんとしてることは分かった。とりあえず、まどろっこしいのは嫌いだからハッキリ言うな。あたし、コイツとなら付き合ってもいいと思ってるぞ。もちろん、恋人としてな。お前はどうなんだよ?スパッと言ってみろよ。今さら遠慮なんてする間柄じゃねえだろ?あたしら…


B.わ、わたしも彼のことが好きだよ…か、彼氏がいた時から…


A.あー、お前も彼氏と別れたのか…すげぇ偶然。示し合わせてねえのに、二人とも同日に別れるとかさ…


B.だ、だよねー…でも正直、ホッとしてる。別れたなら、その…彼に手を出しても浮気したことにはならないなって…あ、でもそのために別れたわけじゃないよ!?


A.わーってるよ。それなりに理由があったんだろ?詳しくは聞かねーけど、何となく想像つくし。気持ち、冷めちまったんだろ?だったら、仕方ねえよ。な?


B.ありがとう…相変わらず、貴女も優しいんだから…ちょっと泣いちゃうよ?


A.へへっ、いいじゃん。泣いちゃえよ。ここにはあたしとコイツしかいねえんだから。


B.うん…ありがとね。でも今は泣かない。涙は結婚式まで取っておくから。


A.ははっ!何だよ、それ…変なとこで意地張るじゃん。おっとりしてるように見えて、頑固だよなぁ、ホント…


B.あはは、よく言われる。それで相談なんだけど…彼のこと…


A.シェアするんだろ?いいよ。この部屋だってシェアしてんだし、共通の知り合いの年下男子を分け合うなんて、今さら余裕すぎるから。な、君も別にいいよな?


B.もう…わたしのこと、何でもお見通しなんだから。でもありがとね。


A.いいってことよ。つーことで、ここらで一発ヤっとくかぁ。善は急げって言うし。


B.え、えっとね、君はわたしに失望しちゃったかもしれないけど、わたしは君ならいいって思ってるよ。だからその〜…できれば、このあいだ教えた「効率的な彼女の作り方」は忘れて?


A.あー、そうだな。あたしとお前、二人がかりで教えたんだった。コイツが彼女欲しいって言うからさ。


B.よ、よかったね?一晩で二人も彼女、出来ちゃったよ?君的にはどうかな…?


A.満更でもねえんだろー?あたしら、ルックスはそこそこイケてる自信あるし。な?


B.あ、顔赤い…ちょっと照れてる?可愛い♡


A.ほら…両側から挟んでやっから。ほら、お前もコイツの隣座れよ。


B.うん…それじゃあ君には、新しい彼氏としてわたしを慰める役割を与えます。いい?


A.せっかくだし、このまま三人で幸せになっちまおうぜ〜…な?


A.今夜は寝かせねえからな?彼氏くん…
B.今夜は寝かせないからね?彼氏くん…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ルームシェアしてる二人のお姉さんの共有彼氏になりました
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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