社会人になって都会に出て、長期休暇の際に久しぶりに地元に帰ってきた貴方は、年上の幼馴染と再会する。彼女と二人で出かけ、そのまま家にお邪魔した貴方だが、彼女に突然求められて困惑してしまい…？

うわー！めっちゃお久ー！チョー会いたかったー！


大袈裟じゃねーし！つか、背ェ伸びた！？めっちゃデカくなってね！？


いやー、しばらく見ねーうちにこんなデカくなってさぁ…男子三日会わずば〜ってやつ？やるじゃん！


とりあえず飯食いに行こーぜ！ウチ、チョーお腹ぺこぺこ！


ほら、手ェ貸せって！一緒に繋いでこ！


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んー？何だよー？何ソワソワしてんのー？


あー、周りが女子ばっかで気になる？


まー、そういうお店だから。一応地元で人気のスイーツ店だし。


まぁ、ウチがいるからいいじゃん！彼ピッピってことでさ！


えー？ダメー？ウチは全然気にしねーけど。


ふーん…男の子って意外と難しいね。


てか、恥ずかしがり屋さんだ。可愛いじゃん。


そーだ。せっかく来たんだし、食べさせ合いっこしよーよ。ほら、アーン…


んな、照れんなよー。ほら、口開けろって。アーン！


…どーよ？美味いっしょ？


女の子から食べさせてもらったスイーツとか最高じゃね？


にひひ♪ でしょー？


こーいう時は素直になるのが一番だから！


つか、君からウチにも食べさせろよー。ほら、アーン…

(咀嚼)


ん〜！おいひ〜！


こーいうの、いっぺんやってみたかったんよねー！


カレシぃ？いたら、君にこんなことさせねーし。ちょっと考えたらわかるっしょー？


んー…まぁ作ろうと思えば作れるけど。今はいいかな。


だって君がいるじゃん。大事な幼馴染ほっといてカレシ作るなんてあり得なくね？


あはは！すぐ照れんなー、君は！


そーいうウブなとこ、可愛くて好きだぞ♡


さっ、食べ終わったし、その辺ブラブラしてから、家帰るか！


あ、いいよ。今日はウチの奢りで。


あとで君から貰うもん貰うし。あと、一応年上だし。


そ。だからなーんも気にしなくてよし！外で先待ってて〜。


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ねー、都会暮らしはどーよ？楽しい？


へー、そーなんだ。ウチも都会行ってみてー。


いやー、ここもそこそこ都会だけどさぁ、君のいる大都会ってのに行ってみたいの！


可愛い女の子とかチョーイケメン男子とか、その辺歩いてるイメージあるし。声かけてみたーい！


そそ、逆ナン。ちょろっと遊んでみたいじゃん？


え〜、そう？ウチ、悪いのに引っかかりそう？


あはは、心配してくれてさーんきゅっ！


てか、君も心配。悪い女に引っかかったりしてない？お金騙し取られたりとかさぁ…


そ？ならよかった。チョー安心した！


ん〜？俺はモテないからって？


それは単に出会いの場に行ってないだけっしょー？


行ったら行ったで、案外引っかかる女の子いるかもしんないよ？


まー、そんなことになったらウチ、妬きまくるけどねー。


妬く妬く！年下の可愛い幼馴染が他の女と手ェ繋いでたら、チョージェラシーじゃん？


逆に君は、ウチが他のイケメンと手ェ繋いでたら妬く？


あはは、そっかー！素直でよろしい！


昔から一緒にいた異性が、他の人と付き合ってんの見たら、遠い存在になったみたくなって妬けちゃうよねー。


あ、マジ？家通り過ぎた？


あはは〜！ごっめーん！話に夢中になってたら、完璧に家が視界から外れてた！


はいは〜い！お邪魔されま〜す！


どーぞ、遠慮なく上がって上がって〜！


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でしょ〜！？チョー懐いっしょ〜！？ウチの部屋！


君が最後に遊びに来たのはいつだったっけなぁ…


都会に行く前だから〜…４、５年前くらい？


あー、そっかー。もうそんなに経つんだぁ。


時が経つのは早いねー。気がついたら、おばあちゃんになってそう。


あ〜、でも歳とりたくな〜い！ずっと若くて可愛いままでいた〜い！


そう？ウチ、歳とっても可愛いままでいられる？


やりぃ♪ 君からのお墨付き、いただいちゃった♪ サンキューね。


(ため息)


あ〜あ…君とのこの時間がずっと続けばいいのに…


うん、めっちゃ楽しい。君と話してて…


ねー…また都会に戻んだよね？


あはは…だよねー、知ってた。ちょっと聞いてみただけ。


じゃあ…フリーなうちに、もらっとくのが一番ってことか。


ねぇねぇ！ちょいそこに寝転がってみ？今から面白いことしてあげる！


んふふ…引っかかったなー？そりゃ！


(床ドン)


ねぇ…せっかくだし、ここらで一発ヤっとく？


何って…決まってんじゃん。君を美味しくいただくんだよ♡


え〜？だって君はウチの好きピだし。


君以外の地元の男って冴えねーのばっかでさぁ…君が帰ってきてチョー嬉しかったんだよ？


今日の、最っ高のデートだった。マジあんがとね。


久しぶりにガチ楽しめたし…やっぱ君と付き合えたらなーって…


一歩…いや、百歩くらい進んだ関係になれば、もうウチの勝ちじゃね？って思って。


つーか、出会いの場が無くてモテないんでしょー？


だったら、ウチでいいじゃん…


難しいこと考えねーで、ウチを選べよー…


てか、フツーにそれしか選択肢なくね？


照れんなよ〜…こーいうスキンシップ、君も嫌いじゃないっしょ？


いひひ♪ だよねー、知ってた。


君がウチからの誘い断れない性格ってのも…


こうして本気で求めたら、絶対に応じてくれるってのも…全部知ってた。


ちな、ウチ、君が彼女じゃなくて、女友達作っても嫉妬するから。


もし作ったら…そいつ、どうやってイジメ倒してやろっかな〜？あははっ♪


あ、こら。モゾモゾすんな。ヤりにくいじゃんよー。


へーきへーき…今まで通り、可愛がってやるだけだからさ〜…


それもへーき。今日はウチの家族、夜まで帰ってこねーから。


今のうちにイイコトいっぱいシて…二人で大人の階段駆け上ろーぜ？なっ？

・台本（ゆるボイ！）
ギャルな年上幼馴染に求められて断れるわけがない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎