私の彼女は見た目からしてふわふわしている陽キャのゆるふわ系。
そんな彼女にちょっとおしゃれなカフェでデートしないか、と言われる。
キラキラしたような場所、苦手なんだけどなぁ。
と、思いつつもせっかくの恋人からのリクエストに、答えないわけもなく……。

【】：状況
（）：声色 or SE

【メニューを注文した2人】

ふふっ！　新しいメニュー、頼んじゃったねぇ！
ふわふわパンケーキと濃厚ミルククリームセット。紅茶もつけて。
うーん、楽しみだなぁ。わたし、ここの新メニュー気になってたから。

付き合ってくれて嬉しかったよ。
こういうキラキラしてるところとか、苦手だと思ってたから。
照明とか小物とかが明るくて、気に入ってくれるか不安だったんだ。

【そんなことないの聴き手】

そう？　ありがとう！
お世辞でも嬉しいなぁ。

だって、注文するメニューに困り果てて、とりあえずコーヒーって言ったの、君だよ？
面白いってわけじゃないけど、慣れてないのは分かってるつもりだもん。
だから改めて、こんなことに付き合ってくれて、ありがとぉ、って！

【照れ隠しする聴き手】

んー、そう？
君にもいっぱい可愛いところがあるんだから、もっと慣れてほしいと思ってるんだよ？

例えばー……。たくさん褒めるとすぐ照れちゃうところとかぁ。
自分にはこんなかわいい彼女なんて分不相応だー、とか思っちゃう情けないとことか！

【睨まれる読み手】

うー、こわーい！
でもそう言っても、ちゃんと彼女さんだから影から応援してくれるのとか、嬉しいよ。
もうちょっとわたしの隣にいてほしー、って思うけどね！
だってわたしにとっても、君は立派な彼女さんなんだもん。

あっ！　きたきた！
うおー、すごーい！　なんか、甘味の高尾山って感じ！
こう、恐ろしくはないけど、いざ登ろうとするとちょっと気力がいるみたいな。えへへ。

こーして、カメラで撮って……。
よし！　写真撮ったし後でインスタに投稿しよーっと。

【一緒に来たコーヒーを見て、ひらめく読み手】

あ、そうだ。
ねねっ、コーヒーをこの辺に持ってきて！
うんうん、そう！　カップは手で摘んでー。
そーうしたら、カシャッと！

【はてなの聴き手】

ふふふ、これ、何だと思う？
クラスの人気者の向かいにあるコーヒーカップと謎の指。

ふふっ！　投稿しないよー！
でも一度やってみたかったんだー！　匂わせ写真、みたいなの！
指が細いから、女の子だって分かったら、友だちと来たってバレちゃいそうだけど。

けどさ。こういうのも彼女彼女との、思い出の1枚。みたいで楽しくなっちゃう！
あー、今日はここにデートしに来たんだなー、って。
自分を自分で喜ばせる、みたいな？

だから付き合ってくれて、ありがとう！
じゃあ、食べよっか！
いただきまーす！

・台本（ゆるボイ！）
ゆるふわ系の光彼女と百合カフェデート
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
二葉ベス