真夏の暑い日に、用事で出掛けていた青年は道中、たまたまかき氷の屋台を見つける。ちょうど冷たい物が食べたくて、ついでに屋台のお姉さんがやたら美人だったので、彼はかき氷を注文した。代金を支払おうとすると、なぜかお姉さんはこれを断ってきて…？

いらっしゃいませ。お味はどれにいたしますか？


ブルーハワイですね。かしこまりました。


すぐ作りますので、しばらくお待ちください。


(かき氷完成)


お待たせしました。ブルーハワイのかき氷でございます。


あ、お金は結構です。その代わり…


(青年の頭を押さえ込んでベロチュー)


ふふっ♪ お代はお兄さんの唇です♡


はい♡ わたし、いわゆる雪女というやつですので。


お兄さんの唇を通して得られる熱が、かき氷のお代になります。


お身体、いい感じに冷えたのではありませんか？


それはよかったです。かき氷のお味も気に入りましたら、ぜひまたお立ち寄りください。


えぇ、夏の間はいつでもここでお店をやっておりますので。


はい♪ またのご来店、心よりお待ちしてます♪

・台本（ゆるボイ！）
【夏専用】かき氷の屋台をやってる雪女へのお代
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎