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両隣に住むダブル残念系美人のサンドイッチ攻勢
written by 松平蒼太郎
  • 喧嘩
  • 色仕掛け
  • 隣人
  • 年上
  • お姉さん
  • ハーレム
公開日2023年05月12日 11:17 更新日2023年05月12日 11:17
文字数
1872文字(約 6分15秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
お姉さん
視聴者役柄
青年
場所
玄関外→お姉さん宅
あらすじ
貴方が家に帰ると、玄関の外で二人の隣人が出迎えてくれた。ただし、その目的は自分のダメなところを補ってくれというもので…?
本編
A.腹ペコお姉さん B.片付けできないお姉さん


A.あっ!おかえり〜!お腹空いて死ぬとこだったよ〜!


B.おかえり!ごめーん!今部屋ヤバいくらい散らかっててさぁ…!悪いけど手伝ってくれる?


A.え〜?ちょっと待ってよ、あたしの方が先じゃない?今まさに飢えて死にそうなんだよ?


B.いやいや。普通に考えてあたしの方が先でしょ。マジで足の踏み場が無いんだって。そーいう状況で生活できる人類なんて存在しないじゃん。だからここはあたしに譲って?


A.無理無理〜!あたし、料理係くんのご飯食べないと死ぬの〜!アンタはこのままあたしに飢え死にしろっての!?


B.大丈夫だって!一食抜いたくらいで死なないから!それより部屋の片付けの方が急務でしょ?


A.やーだー!料理係くんのご飯食べるのー!ねねっ、君もいいでしょ!?この飢えた子羊にどうかお恵みを…!


B.お手伝いく〜ん…あたしを優先してくれたら、ちょっとだけいいことシてあげてもいいよ?


A.こらー!なにしれっと色気で釣ろうとしてんの!?君も「あっ、ちょっといいかも…」みたいな顔しない!まったくもう!


B.だって〜…ホントに先に片付けして欲しいし〜?大体、ご飯なんてそこのコンビニでお弁当買ってこればいいじゃん。あんまり彼を困らせちゃダーメっ。


A.アンタも十分困らせてんじゃん!あたしだけが困らせてるみたいな言い方しないで!


(青年が仲裁に入る)


B.む…君も言うようになったね。お姉さん、ちょっと君のこと甘やかしすぎたかな?


A.え〜…もぅ、仕方ないなぁ。じゃあ君の言うとおり、そこのダメ女の部屋の片付けを二人で速攻終わらせて、そのままご飯を作るってことで。


B.まぁ、その案には一億歩くらい譲って賛成だけど…あたしのこと、しれっとダメ女扱いすな。彼のご飯にたかる貴女も大概でしょーが。


A.ふーんだ。片付けごとき、ろくにできない人に言われたくありませーん。ほらっ、早く汚部屋を片付けてご飯ご飯♪


B.そこの女には全く期待してないけど、君のことは頼りにしてるから。ふふふっ♪


A.全部筒抜けだぞ、コノヤロー…!


(Bの家に入り、片付けとご飯を終える)


A.は〜!お腹いっぱい!働いた後だったし、いつも以上に美味しかった〜!


B.たしかに……ね、あたし、君に毎日お味噌汁作ってもらいたいな♡


A.こらー!そこ、しれっとプロポーズすなー!毎日お味噌汁作ってもらうのは、あたしですー!


B.え〜?でも貴女、大飯食らいだし〜?結婚したら家のエンゲル係数がヤバいことになりそ〜。


A.それを言うならアンタだって、毎日部屋汚して、彼に重労働押し付けることになるじゃん!その点、料理だけならそこまで重労働でもないし?なんなら、彼の作ったカップラーメンだって美味しく食べられる自信あるし。


B.はぁぁ?貴女、何言ってるの?料理舐めんな。材料の買い出しから下準備、実際の調理、あとは片付けまでこなさなくちゃいけないんだよ?重労働じゃないとかよく言えるね。あっ、料理作ったことないから分かんないのか。ごっめーん⭐︎


A.は?今のは流石にピキッときたんですけど〜?戦争すっか?おっ?おっ?


B.いいよ〜、別に?貴女みたいなお子ちゃまに負けるつもり全然ないから。受けて立つよ?


(青年が口を挟む)


A.え、何?いい案があるって…


B.君の顔からして、嫌な予感しかしないけど…一応聞いてあげる。


(青年の提案を聞く)


A.え、やだ。なにが悲しくてこの汚部屋女とルームシェアしなきゃいけないわけ?毎日の掃除が大変じゃん。


B.ちょっと〜…何を言い出すかと思えば、よりによって彼女と同じ部屋に住めって?無理無理。あたし、この腹ペコ女のメシ係になる気なんてこれっぽっちもないから。


A.うっ…!そっか、君的にも二人まとめて面倒見た方が楽になるんだ…たしかに君に迷惑かけたいわけじゃないしなぁ…うーん…


B.ま、まぁ、君の負担軽減になるなら……じゃあ、この近くでルームシェアできそうな物件探しましょ。それでいい?


A.ほんっっっとーに、仕方なくだからね?料理係くんのためだから。間違ってもアンタのためじゃないから。そこは勘違いしないでよ?


B.それはあたしも同じだから安心して?あくまでお手伝い係くんのためだから。はい、契約締結の握手。


(ABが握手して、青年が帰ろうとする)


A.って、ちょっと待ちなよ。このままハイさよならは流石に寂しくない?


B.そーそー。せっかくあたしらのために働いてくれたんだからさぁ、ご褒美くらいもらっていきなよー。


A.ふふふっ…さぁ?君の期待してることかもしれないし、そうじゃないかもしれないよー?


B.ま、どっちにしろ後悔はさせないつもりだからぁ…このままお姉さんたちと遊ぼ?


AB.これからもあたしたちのお世話、よろしくね〜?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
両隣に住むダブル残念系美人のサンドイッチ攻勢
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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