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公開日2023年06月05日 09:52
更新日2023年06月05日 09:52
文字数
1099文字(約 3分40秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
魔王の部下
視聴者役柄
子ども
場所
魔王城までの道中
あらすじ
魔王の部下が、天性の魔法の才能を秘めた人間の子どもを魔王城まで連れて行くお話。彼らの旅路は長い…
本編
あ〜、くそッ…おい、ガキ。もっと速く歩けねえのか?
(舌打ち)
ったく、これだからガキはよぉ…
いくら魔法の才能があるからって、泣きべそばっかかいてる奴が本当に役に立つのかってんだ…
あぁ?さっきも言ったろーが。お前を魔王様んとこに連れて行くんだよ。
あぁ。魔王様ってのは、怖くておっかねーババァのこった。怒らせると、首チョンパされっから、オメーも気ぃつけろよ?
あ〜、泣くな泣くな。いちいちめんどくせぇ。
(野良魔獣がこちらに向かってくる)
……おい、お前が泣き喚いて、見境なしに魔力撒き散らすから、魔獣くんが襲いかかってきやがったぞ。どう責任取ってくれんだ?あ?
助けてじゃねえよ。オメーの使える魔法でなんとかしろ。
それくらいできなきゃ、魔王様に捨てられて終わりだな。
おら、とっとと戦え。じゃねえと、死ぬぞ?
(子どもが一撃で魔獣を木っ端微塵にする)
……はっ。やりゃあできんじゃねえか、ガキ。魔王様の見込んだ通りだ。
魔力コントロールはクソ雑だがな。ま、初戦であそこまでできりゃあ、上出来だろ。
疲れて動けない?このガキャア…
……周り、誰もいねえな?よし…
(地べたに正座する)
おら、膝枕してやっから、ここ寝転べ。
早くしねーと、休憩タイム終わりにすんぞ?
(膝に寝転がられる)
ったく…ホント、世話が焼ける奴…
魔王様に目ェつけられたのが運の尽きだったなぁ…これからお前は魔王軍の魔導士だ。
まだまだ実戦じゃ使い物にならねえから、誰かしら教育はすると思うがな。
やだよ。誰がオメーみてぇな泣き虫の教育係なんかするか。他に鍛えてもらえ。
…にしても、改めて見るとすげぇ魔力量だな。人間とはとても思えねぇ…
いや、魔眼でお前の魔力見てただけ。文句あっか?
ふーん…変な奴。見られて嬉しいとかマゾかよ。
……こんな目つきと口の悪い奴見て、どこが優しいって思えんだよ。お前、やっぱ変なガキだわ。
は?いや、ちげぇし。
命令だから、仕方なく連れてってるだけ。
優しさとかじゃねえし。勘違いすんな、バーカ。
…のやろ、調子乗りやがって…!
(頭をわしゃわしゃ撫でる)
こうかぁ⁉︎ こうすりゃいいのか、えぇ⁉︎
はっ…髪の毛ボサボサにしてやったぜ、ガキ。
あとでちゃんと自分で整えとけよ。魔王様の御前に立つ前にな。
知るか。自分の髪くらい、自分でなんとかしろ。
…はぁ。この調子だと魔王城までまだまだかかるかぁ。
いつまでこのガキのお守りしなきゃならねーんだか…
なぁ、ガキ……って、寝てやがる。このヤロ…
…魔力一気に消費して、疲れたんだろーな。仕方ねー奴…
(子どもの頭を優しく撫でる)
ここまで人を苦労させてくれたんだ…魔王様の元で死ぬほど働いて、役に立ってもらわねーとなぁ?
その可愛い…じゃなくて、間抜けヅラに免じて、今だけは休ませてやるから、感謝しろよ…ふふっ♪
(舌打ち)
ったく、これだからガキはよぉ…
いくら魔法の才能があるからって、泣きべそばっかかいてる奴が本当に役に立つのかってんだ…
あぁ?さっきも言ったろーが。お前を魔王様んとこに連れて行くんだよ。
あぁ。魔王様ってのは、怖くておっかねーババァのこった。怒らせると、首チョンパされっから、オメーも気ぃつけろよ?
あ〜、泣くな泣くな。いちいちめんどくせぇ。
(野良魔獣がこちらに向かってくる)
……おい、お前が泣き喚いて、見境なしに魔力撒き散らすから、魔獣くんが襲いかかってきやがったぞ。どう責任取ってくれんだ?あ?
助けてじゃねえよ。オメーの使える魔法でなんとかしろ。
それくらいできなきゃ、魔王様に捨てられて終わりだな。
おら、とっとと戦え。じゃねえと、死ぬぞ?
(子どもが一撃で魔獣を木っ端微塵にする)
……はっ。やりゃあできんじゃねえか、ガキ。魔王様の見込んだ通りだ。
魔力コントロールはクソ雑だがな。ま、初戦であそこまでできりゃあ、上出来だろ。
疲れて動けない?このガキャア…
……周り、誰もいねえな?よし…
(地べたに正座する)
おら、膝枕してやっから、ここ寝転べ。
早くしねーと、休憩タイム終わりにすんぞ?
(膝に寝転がられる)
ったく…ホント、世話が焼ける奴…
魔王様に目ェつけられたのが運の尽きだったなぁ…これからお前は魔王軍の魔導士だ。
まだまだ実戦じゃ使い物にならねえから、誰かしら教育はすると思うがな。
やだよ。誰がオメーみてぇな泣き虫の教育係なんかするか。他に鍛えてもらえ。
…にしても、改めて見るとすげぇ魔力量だな。人間とはとても思えねぇ…
いや、魔眼でお前の魔力見てただけ。文句あっか?
ふーん…変な奴。見られて嬉しいとかマゾかよ。
……こんな目つきと口の悪い奴見て、どこが優しいって思えんだよ。お前、やっぱ変なガキだわ。
は?いや、ちげぇし。
命令だから、仕方なく連れてってるだけ。
優しさとかじゃねえし。勘違いすんな、バーカ。
…のやろ、調子乗りやがって…!
(頭をわしゃわしゃ撫でる)
こうかぁ⁉︎ こうすりゃいいのか、えぇ⁉︎
はっ…髪の毛ボサボサにしてやったぜ、ガキ。
あとでちゃんと自分で整えとけよ。魔王様の御前に立つ前にな。
知るか。自分の髪くらい、自分でなんとかしろ。
…はぁ。この調子だと魔王城までまだまだかかるかぁ。
いつまでこのガキのお守りしなきゃならねーんだか…
なぁ、ガキ……って、寝てやがる。このヤロ…
…魔力一気に消費して、疲れたんだろーな。仕方ねー奴…
(子どもの頭を優しく撫でる)
ここまで人を苦労させてくれたんだ…魔王様の元で死ぬほど働いて、役に立ってもらわねーとなぁ?
その可愛い…じゃなくて、間抜けヅラに免じて、今だけは休ませてやるから、感謝しろよ…ふふっ♪
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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