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ヤンデレクノイチに目をつけられた一国の君主の末路…
written by 松平蒼太郎
  • インモラル
  • 色仕掛け
  • ファンタジー
  • 敬語
  • ヤンデレ
  • クノイチ
  • 和風
  • 子作り懇願
  • 逆レ○プ
公開日2023年06月21日 06:05 更新日2023年06月21日 06:05
文字数
1725文字(約 5分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
クノイチ
視聴者役柄
君主
場所
お屋敷
あらすじ
一国の君主である貴方は、自分の子飼いの忍びが他国の間者である証拠を掴み、彼女を直に呼び出して、手討ちにしようとする。しかし、その時の貴方は知らなかった。己が完全に彼女の手のひらの上で踊らされているということに…
本編
(襖が静かに開く)


夜分遅くに失礼します、御館様…


はっ…わたしは御館様の忍びですので。何なりとお申し付けください。


…?はい、それでは失礼して…


(刀を突きつけられる)


…これは一体何の真似でしょうか?御館様…


他国の間者?このわたしが?そんなバカな…


…ふふっ。あはは…!あはははは…!


ふふっ…こうも明確な証拠を突きつけられては、反論のしようもありません。


お見事です、御館様。このわたしを他国の間者だと見破ったその慧眼、尊敬に値します。


おまけに屋敷の周りを兵できっちり囲んで…これではさしものわたしとて、逃げようがありません。


ですが…わたしを追い詰めるにしては、少々詰めが甘いと言わざるを得ません。なぜなら…


(背後から首元にクナイを突きつける)


今、目の前にいるわたしは、分け身の術で作った分身体だからです。


えぇ。今、御館様の背後にいるのが本物のわたし。ご理解いただけましたか?


あぁ、動かないでください。指一本でも動かそうものなら、この鋭利なクナイが御館様の繊細な喉を掻っ切りますよ?


まだお世継ぎもいないのに、死ぬわけにはいかないでしょう?


今ここで貴方が死ねば、家臣や領民が路頭に迷うことになりますし。


ふふっ…流石は御館様。懸命な判断でございます。


わたしからの要求はただ一つ…わたしと子作りをしましょう?御館様…♡


気など狂ってはおりません。わたしは正気にございます。


御館様はわたしの理想とする殿方そのもの…そのようなお人の子を孕みたいと思うのは、女として当然でございます。


えぇ。わたしの子宮に雷を落としてくれたのは、御館様ただ一人にございます。


優れた状況判断能力に、常に冷静でいんとするその心構え…一国の君主としても、一人の殿方としても、とても立派にございます。


これまで多くの殿方と接してきましたが…わたしの中で、御館様ほど優れた殿方はおりません。


えぇ。ですから、このような非合法な手段をもってしてでも、手に入れたいと思いまして。


ご安心ください…屋敷を囲んでいる兵も、既にわたしと同郷の忍びに討ち果たされましたので。


更に言うなれば、わたしが他国の間者であるという明確な証拠たるその書状…それはわたしが適当にでっち上げた偽の書状にございます。


えぇ。御館様の手に渡るように、裏で色々と工作しておりましたので。


ご明察。この状況は一から十まで、わたしによって作り上げられたものでございます。


いくら何でも手が込みすぎている…今、そうお考えになりませんでしたか?


少しだけ長くなるのですが…わたし、とある忍びの里の出身でして。その里にはなぜか女しかいないのでございます。


えぇ。ですから、その里の存続のためには、外部から殿方を連れてくるしかない…つまりはそういうことでございます。


ふふ…察しが早くて助かります。御館様は完全にわたしのお眼鏡にかなったのでございますよ。


わたし、これでも器量良しを自認しておりますので…御館様のことは十分、満足させてあげられると思いますよ?


ご安心ください。貴方は必ずわたしに屈します。なぜなら…


(耳をひと舐め)


…このように耳をひと舐めされたぐらいで、お身体が反応してしまうのですから♪


いくら冷静沈着な御館様とて、色のある経験を積んでいなければ、とても平静ではいられません。


つ・ま・り…この状況に至った時点で、御館様の敗北は確定していたのですよ。


さぁ、御館様…?早くわたしと子作りを致しましょう…?


わたし、一刻も早く御館様の子を孕みとうございます…♡


勿論、我が里のためというのもありますが…わたしは純粋に異性として御館様のことを好いておりますので。


(背中に乳房を押し当てる)


ほぅら…♡ 後ろから乳房を押し当てられている感触はいかがですか?


もう逃がしませんよ…御館様はわたしが目をつけた殿方なのですから。


そうそう。実は我が里には、殿方を確実に堕とすための、数々の秘伝の術がございまして…


今宵はそれらを全て、御館様に試してもよろしゅうございますか?


あぁ、口だけで拒否されても全く説得力がありませんね。お身体はこ〜んなに正直なのに♡


大丈夫…御館様はただわたしに身を委ねるだけでよろしいのです。


それだけで快感に溺れてしまえるのですから…こんな簡単なお仕事もありませんでしょう?


長話はこれくらいにして…さっそく始めましょう?


わたしと御館様だけの、秘密の夜伽を…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレクノイチに目をつけられた一国の君主の末路…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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