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男装したイケメン幼馴染二人に男を魅せなければならなくなった
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • からかい
  • 甘々
  • 色仕掛け
  • 純愛
  • 幼なじみ
  • イケメン女子
  • 男装女子
  • 微ヤンデレ
  • ハーレム
公開日2023年06月29日 07:45 更新日2023年06月29日 07:45
文字数
2187文字(約 7分18秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
幼馴染
視聴者役柄
幼馴染
場所
ラブホ
あらすじ
貴方は幼馴染の女子二人を男装させて、三人で合コンに望むが、結果は惨敗。彼女らに女の子を全て持っていかれたのだった。拗ね散らかす貴方を見た彼女らは、なぜか貴方をラブホに連れていって…?
本編
A.不良系幼馴染 B.王子様系幼馴染


A.おいおい…いつまで落ち込んでんだよ〜。んな、しょげることねえじゃん。なっ?


B.そうだよ。別に君は何も悪くないじゃないか。相対的に僕らがモテすぎるだけで。


A.あ?それがダメなのかよ…つーか、俺らに男装させて合コンしようっつったの、お前からだろーが。


B.でも、面白かったなー。男装合コン。結構新鮮味があってさ。女の子たちからの反応もいつもと違った感じだったし。


A.つーか、男の服装って楽だな。アタシもたまには仕事で、男の格好して出掛けてみっか。


B.あ〜、いいね、それ。わたしも今度試してみよう。職場の人たち、驚いてくれるかなぁ?


A.あ?今度は何だよ…そんなに男の魅力勝負で負けたのが悔しかったのかぁ?


B.ふふ…君のそういう負けず嫌いなところ、嫌いじゃないよ。じゃあ、一回だけリベンジするチャンスをあげよう。ほら、ちょうどいいところに立派なホテルがあるじゃないか。


A.あ〜、なるほどな…いいじゃん、面白そう。アタシは乗ったぜ。


B.君はどうする?本物の男が男もどきに負けっぱなしでいいのかい?


A.ククッ…単純な奴。じゃ、早速チェックインして、中入ろーぜ。


(三人でラブホにチェックイン、指定された部屋に入室)


B.ちょっと割高なだけあって、綺麗な所だね。あ、いい感じのおもちゃが置いてある。どれか使う?


A.気がはえーよ。ほら、アタシらはそこのベッドで大人しくしてっからよ。ヤりてえようにヤれば?


B.何を迷っているんだい?わたしたちに男を見せてくれるんだろう?早くシてもらえると助かるんだけど。


A.はぁ?何言ってんだ?「二人同時は無理」って、んな情けねーこと言ってんじゃねーよ、ダボ。


B.ねぇ…君はさっきこう言ったよね?「女のお前らが男の俺に、男としての魅力で勝つな」って。だったら、君の男の魅力とやらを見せてほしいんだけど?


A.ほら、どーしたんだよ?ヤんのか?ヤんねーのか?どっちかはっきりしろ。


(男が二人同時にベッドの上に押し倒す)


B.あぁ、君にしては頑張った方じゃないか?押し倒せて偉いよ。


A.で?この後は?まさか押し倒して終わり、なんて言うつもりねーよな?


B.ふふっ…君の言わんとしてることはわかるよ?僕らは幼馴染で、別に恋人として付き合ってるわけじゃない。しかも、二人のどちらかを選ばなきゃいけないだなんて、優柔不断な君からしたら、酷な話だよね。


A.別にそんな重く考える必要ねーんじゃねーの?お前が率直に好きだって方選べばいいんだよ。どっちが選ばれても恨みっこなしってのは暗黙の了解だからな。つーか、ホテルに連れ込まれた時点で、アタシらの気持ちくらい察せよ。


B.いきなり決断を迫るようなことして悪いとは思ってるけど…君の今の率直な気持ちを聞かせて?昔からずーっと付き合ってきて、どっちのことを好きになった?


A.男、見してくれんだろ?だったら、バシッと言ってやれよ。幼馴染の男にみっともなく媚びるバカな女どもにさ…


A.ククッ…ははは!ははははは!
B.ふふっ…あはは!あはははは!


A.ははは…!お前らしいな、そーいうの。何となく予想通りだった。


B.ふふふっ…そうだね。やっぱり君は、わたしたちが好きになった男の子なだけあるよ。


A.ま、今日の男の魅力勝負は、お前の勝ちってことでいいぜ。その代わり…


(ABに同時に抱き寄せられる)


B.女としてのわたしたちを存分に堪能してもらおうかな?嫌とは言わせないよ?


A.バーカ…誰がレズだよ。アタシらはノーマルだっての。変な勘違いしてんじゃねえよ。


B.もちろん、女の子も好きだけどね…君に向ける『好き』は特別なわけさ。言ってる意味、分かるよね?


A.アタシら両方選んでくれんだろ?だったら、今この場で同時に抱いても問題ねえよな?男の甲斐性ってやつ、見せてくれよ。


B.わたしたちは構わないよ。むしろこれまで通り、三人仲良くいられるんだから、文句なんてあるはずない。さっき煽ったのは、君の口から好きを言わせる為で…


A.バカ、それ言っちゃおしまいだろ。ここはコイツの顔立ててやれよ。アタシらは漢気を見せてくれたコイツに惚れたって体にするって、合コン前に二人で話したよな?いや、実際惚れてんだけど。


B.ふふ、ごめんごめん。そういう話だったね。あ、今の話はテキトーに聞き流しておいて?こういうちょっとした裏話は、些細な問題だよ。


A.と、とにかくだ…アタシもコイツも、お前のことは好きだし、お前の決断なら、どっちが選ばれても、それを尊重しようとは思ってた。まぁ、どっちも選ばねえなんて寝言吐かしやがったら、ぶっ飛ばそうとは思ってたけど。


B.ふふ、たしかに。わたしたち以外の女を選ぼうものなら、予め用意した手錠で君のことを捕まえなくてはいけなかったよ。そういう意味でも、今の君の決断は正しかったと思うな。


A.んな、ビビんなよ…ハーレムって男の夢なんだろ?夢が実現してんだから、もっと喜べよ。なぁ?


B.そうそう。君はわたしたちをメスに変えられる唯一の男の子なんだから…男としての自信は十分持っていいと思う。


A.だからよ…ベッドの上でも、お前ん中の男を見せてくれよ。アタシらに男としての魅力で負けたくねえんだろ?


B.ほら…ちょうど今目の前に、君の中の男をぶつける相手が二人もいるじゃないか。君にとっては、とても美味しいシチュエーションだろう?この機を逃すことはないと思うけど?


A.今夜はアタシらを寝かせてはくれねえんだろうな?
B.今夜はわたしたちを寝かせてはくれないんだよね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
男装したイケメン幼馴染二人に男を魅せなければならなくなった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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