- ホラー
- お姉さん
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- 地縛霊
- 監禁
- 逆プロポーズ
- 廃村
公開日2023年07月12日 21:03
更新日2023年07月12日 21:03
文字数
1417文字(約 4分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お姉さん
視聴者役柄
青年
場所
廃村
あらすじ
趣味で廃村巡りをしていた貴方は、とある廃村で気さくな感じのお姉さんに出会う。彼女と意気投合し、二人で村内を見て回ることになるのだが…?
本編
あれ?そこの君、こんなところで何してるの?
え?あー、あたしね。多分君と同じ、かな?
あ、やっぱり?あたしもそうだよ。廃村巡り。
うんうん…わかるわかる!こういう裏寂しいとこを一人でのんびり散歩するのがいいんだよね〜!
まぁ、流石に夜は怖いから、こうして昼間に来てんだけどね。
そーそー。廃村って、よくホラーとか怪談の舞台になったりすることとか多いけどさ、実際来てみるとそんなでもなくない?
あ、わかってくれる?この静けさというか、のどかな雰囲気というか…そういうのが感じられて好きなんだよねー、廃村。
ね…ここで会ったのも何かの縁だし、一緒に回ろっか?
ふふ、こちらこそ!よろしくお願いします。
(しばらくあたりを練り歩く)
…特にめぼしいモノはなさそうだねー。人家はポツポツとあるけどさ。
あ、いやいや!別に金目のものを見つけたいってわけじゃないよ!そこは勘違いしないでね⁉︎
ふぅ〜…よかった〜。こんなとこで、泥棒扱いされたら、どうしようかと思ったよ〜。
あ、ねぇねぇ。ちょっとだけあそこの家に入ってみない?
あ、いや、なんとなくね?あたしのお宝センサーがビンビン…じゃなくて、何かがありそうだなっていう第六感!
あ〜!「こいつ、やっぱ泥棒じゃね?」って目で見ないでよ!傷つくなぁ、もぅ〜!
ほら、いいから早く行こ!
(家の前までたどり着く)
お、おおっ…なんか近くで見ると雰囲気あるね…あと、結構大きい…
う、うん、そうだね…とりあえず入ろっか。お邪魔しまーす…
(家の扉を開ける)
…ちょっと埃っぽいね。まぁ、当たり前なんだけど…
(しばらく家の中を探索)
んー…特にめぼしいものはなさそう…あれ?これって…
あ、ねぇねぇ。ちょっと来て。ここ、地下に通じる道がある。
…どうする?入ってみる…?
お、オッケー…じゃあ、降りてみよっか…
(地下への階段を降りて行く)
うわ…これ見て。座敷牢っていうのかな?なんか禍々しいね…ちょっと怖い…
あ、あのさ…中、入ってもらえる?あたしの代わりに…
う、うぅ…そうですよ!怖いですよ!怖いから、君が入ってください!お願いします!
(男が座敷牢に入ったのを確認して鍵を閉める)
ふふっ…まさかホントに入るなんて。君って案外、単純なんだぁ♡
あぁ、なんでって?そりゃあ、あたしが君のことが大好きだから♡
君が『見える』人でよかった♡ あたしを見える人がこの村に来たら、絶対結婚しようって決めてたんだ♡
だって…寂しいもん。ずっと一人でこんな寂れた村にいるのは…
この村の最後の一人が死んでから、ずっと、ずーっと一人ぼっちだったんだ…
こんな誰もいないところに女の子一人で、可哀想だよね?君はあたしを憐れんでくれるよね?
この座敷牢ね、あたしが生前、最期にいた場所。
村の大切な書物を盗んだ犯人はお前だって…村の人たちから勝手に犯人にされて…あたし、盗みなんてやってないのに…
誰かに密告されて…大好きだった人との婚約も解消になっちゃった。ねぇ、あたしって可哀想だよね?悲劇のヒロインそのものだよね?ねぇ?
優しい君なら、こんなあたしでも貰ってくれるって信じてるよ?
ダメ…ここから出ようだなんて許さない。
君があたしと出会ったことは運命なの。運命には逆らっちゃいけないんだよ?
ふふふっ…ダメ元で声かけてよかった。まさか返事がもらえるなんて思わなかったからさぁ…
君ってよく見たら、顔立ちが生前のあたしの婚約者くんに似てるね。ますます運命じゃん。
君はあたしと結婚するために、この村に来てくれたんだ…きっとそうに決まってる。
これから花嫁衣装取ってくるから…逃げようとしちゃ、嫌だよ?
え?あー、あたしね。多分君と同じ、かな?
あ、やっぱり?あたしもそうだよ。廃村巡り。
うんうん…わかるわかる!こういう裏寂しいとこを一人でのんびり散歩するのがいいんだよね〜!
まぁ、流石に夜は怖いから、こうして昼間に来てんだけどね。
そーそー。廃村って、よくホラーとか怪談の舞台になったりすることとか多いけどさ、実際来てみるとそんなでもなくない?
あ、わかってくれる?この静けさというか、のどかな雰囲気というか…そういうのが感じられて好きなんだよねー、廃村。
ね…ここで会ったのも何かの縁だし、一緒に回ろっか?
ふふ、こちらこそ!よろしくお願いします。
(しばらくあたりを練り歩く)
…特にめぼしいモノはなさそうだねー。人家はポツポツとあるけどさ。
あ、いやいや!別に金目のものを見つけたいってわけじゃないよ!そこは勘違いしないでね⁉︎
ふぅ〜…よかった〜。こんなとこで、泥棒扱いされたら、どうしようかと思ったよ〜。
あ、ねぇねぇ。ちょっとだけあそこの家に入ってみない?
あ、いや、なんとなくね?あたしのお宝センサーがビンビン…じゃなくて、何かがありそうだなっていう第六感!
あ〜!「こいつ、やっぱ泥棒じゃね?」って目で見ないでよ!傷つくなぁ、もぅ〜!
ほら、いいから早く行こ!
(家の前までたどり着く)
お、おおっ…なんか近くで見ると雰囲気あるね…あと、結構大きい…
う、うん、そうだね…とりあえず入ろっか。お邪魔しまーす…
(家の扉を開ける)
…ちょっと埃っぽいね。まぁ、当たり前なんだけど…
(しばらく家の中を探索)
んー…特にめぼしいものはなさそう…あれ?これって…
あ、ねぇねぇ。ちょっと来て。ここ、地下に通じる道がある。
…どうする?入ってみる…?
お、オッケー…じゃあ、降りてみよっか…
(地下への階段を降りて行く)
うわ…これ見て。座敷牢っていうのかな?なんか禍々しいね…ちょっと怖い…
あ、あのさ…中、入ってもらえる?あたしの代わりに…
う、うぅ…そうですよ!怖いですよ!怖いから、君が入ってください!お願いします!
(男が座敷牢に入ったのを確認して鍵を閉める)
ふふっ…まさかホントに入るなんて。君って案外、単純なんだぁ♡
あぁ、なんでって?そりゃあ、あたしが君のことが大好きだから♡
君が『見える』人でよかった♡ あたしを見える人がこの村に来たら、絶対結婚しようって決めてたんだ♡
だって…寂しいもん。ずっと一人でこんな寂れた村にいるのは…
この村の最後の一人が死んでから、ずっと、ずーっと一人ぼっちだったんだ…
こんな誰もいないところに女の子一人で、可哀想だよね?君はあたしを憐れんでくれるよね?
この座敷牢ね、あたしが生前、最期にいた場所。
村の大切な書物を盗んだ犯人はお前だって…村の人たちから勝手に犯人にされて…あたし、盗みなんてやってないのに…
誰かに密告されて…大好きだった人との婚約も解消になっちゃった。ねぇ、あたしって可哀想だよね?悲劇のヒロインそのものだよね?ねぇ?
優しい君なら、こんなあたしでも貰ってくれるって信じてるよ?
ダメ…ここから出ようだなんて許さない。
君があたしと出会ったことは運命なの。運命には逆らっちゃいけないんだよ?
ふふふっ…ダメ元で声かけてよかった。まさか返事がもらえるなんて思わなかったからさぁ…
君ってよく見たら、顔立ちが生前のあたしの婚約者くんに似てるね。ますます運命じゃん。
君はあたしと結婚するために、この村に来てくれたんだ…きっとそうに決まってる。
これから花嫁衣装取ってくるから…逃げようとしちゃ、嫌だよ?
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