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公開日2023年08月25日 20:24
更新日2023年08月25日 20:24
文字数
1055文字(約 3分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩
視聴者役柄
後輩
場所
学校
あらすじ
陸上部に所属している貴方は、全体練習が終わって帰ろうとしていたところ、ストイックにも居残り練習をしている先輩を見かける。貴方は彼女に対してひそかに憧れを抱いており、それとなく彼女と親密になろうとするが、彼女の態度はそっけないもので…?
本編
(走り込みを終え、息を切らす)
ダメだな、このままじゃ…もっと、もっと…
…あ、後輩くん。お疲れ。
どうしたの?全体練習の時間はとっくに終わってるけど…
いいよ…わたしのことは気にしなくて。好きでやってることだから。
別に…好きでストイックに練習してるわけじゃない。こうでもしないと、わたし…
…ううん、何でもない。後輩くんはもう上がっていいよ。お疲れ。
あ…ごめん。邪険にしてるつもりはないんだけど…言い方きつかったら、ごめん。
ありがと…わたしはもう少し走りこんでから帰るから。それじゃあね。
(再びグラウンドを走り出す)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(息を整えて女子ロッカー室に向かおうとすると、後輩とばったり鉢合わせ)
あ……まだ、いたんだ…
い、いや…ダメじゃ、ないけど…今はタイミングが悪いっていうか…
ううん、違う。後輩くんを嫌いなわけじゃない。むしろこれはわたしの問題で…
(後輩に接近され、動揺)
ッ⁉ ちょ、後輩くん…!あまり近づかないで!
あ、えと…!違うの!これには深いわけが…!
…ごめん。ちょっとこっち来て。
いいから!後輩は先輩の言うこと、ちゃんと聞いて!
(後輩の手を引きながら、女子ロッカー室へ直行し、施錠)
これで、いい、かな…?
…後輩くん。後輩くんはわたしのこと、好き?
好きか嫌いかで答えて。早く。
好き?本当に?さっきの言動で嫌いになったりしなかった?
そう…ありがとう。なら、遠慮なく襲わせてもらう…!
(押し倒す)
後輩くん…わたしも好きだよ。君もわたしに負けず劣らず頑張り屋さんだから…
それに君は、こんなにそっけないわたしのことも気にかけてくれる…それがいつもうれしくて、けど、感情表現が下手だから、後輩くんに嫌な思いをさせてばっかりで…
(獣人としての正体を現す)
…驚いた?わたし、見ての通り、狼系の獣人なの…
実はここ一週間ずっと発情期で…それを抑えるためにひたすら練習に打ち込んでた…
できるだけ後輩くんを避けてたのはそのため。視界に入れるだけでムラムラってして、今すぐにでも襲ってしまいそうで…
襲ったらきっと後輩くんは無傷じゃ済まないから…必死に練習に打ち込んで、煩悩を打ち消そうとした。
けどそれを後輩くんがめちゃくちゃにした。よりによって、一番気になってる人に近づかれて…もう我慢できないよ…!
後輩くんはさ…わたしに噛まれる覚悟はある…?
…!そ、そう…後輩くんは嬉しいって思ってくれるんだ…
ごめ…涙、勝手に出てきちゃった…
嬉しい…後輩くんには絶対嫌われてると思ってたから…
ふふ…発情中のメスを前によくそんなことが言えるね。お残しせずに食べちゃうよ?
ありがとう…大好きだよ、後輩くん。ありがたく、いただかせてもらうね…
ダメだな、このままじゃ…もっと、もっと…
…あ、後輩くん。お疲れ。
どうしたの?全体練習の時間はとっくに終わってるけど…
いいよ…わたしのことは気にしなくて。好きでやってることだから。
別に…好きでストイックに練習してるわけじゃない。こうでもしないと、わたし…
…ううん、何でもない。後輩くんはもう上がっていいよ。お疲れ。
あ…ごめん。邪険にしてるつもりはないんだけど…言い方きつかったら、ごめん。
ありがと…わたしはもう少し走りこんでから帰るから。それじゃあね。
(再びグラウンドを走り出す)
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(息を整えて女子ロッカー室に向かおうとすると、後輩とばったり鉢合わせ)
あ……まだ、いたんだ…
い、いや…ダメじゃ、ないけど…今はタイミングが悪いっていうか…
ううん、違う。後輩くんを嫌いなわけじゃない。むしろこれはわたしの問題で…
(後輩に接近され、動揺)
ッ⁉ ちょ、後輩くん…!あまり近づかないで!
あ、えと…!違うの!これには深いわけが…!
…ごめん。ちょっとこっち来て。
いいから!後輩は先輩の言うこと、ちゃんと聞いて!
(後輩の手を引きながら、女子ロッカー室へ直行し、施錠)
これで、いい、かな…?
…後輩くん。後輩くんはわたしのこと、好き?
好きか嫌いかで答えて。早く。
好き?本当に?さっきの言動で嫌いになったりしなかった?
そう…ありがとう。なら、遠慮なく襲わせてもらう…!
(押し倒す)
後輩くん…わたしも好きだよ。君もわたしに負けず劣らず頑張り屋さんだから…
それに君は、こんなにそっけないわたしのことも気にかけてくれる…それがいつもうれしくて、けど、感情表現が下手だから、後輩くんに嫌な思いをさせてばっかりで…
(獣人としての正体を現す)
…驚いた?わたし、見ての通り、狼系の獣人なの…
実はここ一週間ずっと発情期で…それを抑えるためにひたすら練習に打ち込んでた…
できるだけ後輩くんを避けてたのはそのため。視界に入れるだけでムラムラってして、今すぐにでも襲ってしまいそうで…
襲ったらきっと後輩くんは無傷じゃ済まないから…必死に練習に打ち込んで、煩悩を打ち消そうとした。
けどそれを後輩くんがめちゃくちゃにした。よりによって、一番気になってる人に近づかれて…もう我慢できないよ…!
後輩くんはさ…わたしに噛まれる覚悟はある…?
…!そ、そう…後輩くんは嬉しいって思ってくれるんだ…
ごめ…涙、勝手に出てきちゃった…
嬉しい…後輩くんには絶対嫌われてると思ってたから…
ふふ…発情中のメスを前によくそんなことが言えるね。お残しせずに食べちゃうよ?
ありがとう…大好きだよ、後輩くん。ありがたく、いただかせてもらうね…
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