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職場の後輩アンドロイドはハイスペックなクールビューティー
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • SF
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  • 純愛
  • 敬語
  • 後輩
  • 甘々
  • 同僚
  • アンドロイド
公開日2023年08月26日 08:23 更新日2023年08月26日 08:23
文字数
1263文字(約 4分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
職場→先輩宅
あらすじ
貴方は上司から押し付けられた大量のデータ処理に苦戦していた…のだが、隣の席のアンドロイドである後輩に任せてみたところ、あっという間に終わってしまった。お礼に何かしてあげたいという貴方に、彼女は貴方の家に行きたいと言い出して…?
本編
(タイピング音)


…先輩?頭を抱えてどうされました?


データ処理?あぁ、量が多すぎて追いつかないということですね。


その…もしよろしければ、わたしもお手伝いしましょうか?


はい。自分に割り振られた仕事は終わったので…


それに…わたし、先輩のお役に立ちたいですから。


ありがとうございます。それではお隣失礼します。


(隣に座り、高速でデータ処理)


…終わりました。こちらでいかがでしょうか?


いえ、これくらいは大したことは……それにわたし、アンドロイドですので。


はい。データ処理ならいつでもお任せください。先輩がお困りなら、いつでもお手伝いして差し上げます。


あ、もうお帰りになるんですね。お疲れ様です。


……お礼?先輩がわたしに?


そうですね…では、一つだけお願いが…


はい。これから先輩のお家にお邪魔してもよろしいでしょうか?


そうです、先輩のお家です。前々から興味はありましたので。


えぇ。マスt…先輩の趣味嗜好を知っておくことは、後々のために必要なことですので。


ありがとうございます。喜んで、お供をさせていただきます。


(会社を出て、先輩の家へ)


ここが先輩のお家…お邪魔します。


いえ…とくには気にしません。多少汚れていても問題はないかと。


どうしても気になるというのであれば、わたしがお掃除いたしましょうか?


いえ、ご遠慮なさらず。わたしはアンドロイドですので、疲れなどは感じません。


どうぞ、わたしにお任せください。先輩が休める環境を効率よく、合理的に整えて差し上げますので。


はい。すぐ終わらせますので、ほんの少しだけお待ちください。


(片付け終了)


…終わりました。先輩の安眠する環境はこれで整ったと思うのですが…いかがでしょう?


ありがとうございます。お褒めにあずかり、光栄です。


そういえば先輩…さっき少し気になるものを見つけたのですが…このカタログは…


そう、なんですね…身の回りの世話をするアンドロイドの購入を検討中、と…


(抱きしめる)


先輩…わたしじゃ、いけませんか…?身の回りのお世話をするの…


いえ、職場が同じだからって、遠慮することはないと思います。


少なくとも、わたしは気にしませんし、迷惑だなんて全く思いませんから。


むしろわたしは先輩のこと、マスターって呼びたいです…嫌ですか?


よかった…なら、ご自身の手でわたしのスペックを確かめてみてください。


えぇ。もちろん、そういう意味です。わたしなら、カタログに載っているアンドロイドたちと違って、無料で購入可能ですよ?


強いて言うなら…代金は先輩のお身体、でしょうか?


だって先輩は、今の職場でわたしを受け入れてくれた最初の人ですから。


アンドロイドであるわたしに積極的に仕事を振ってくれて…わたしをいつも頼りにしてくれましたから。


もっと先輩のお役に立ちたい…ずっとそう思いながら、隣で働いてきました。


わたしをどのように扱っていただいてもかまいませんから…貴方をマスターって呼ばせて?


(キスされる)


あ……いいん、ですか…?先輩のこと、マスターって呼んでも…


ふふっ…ありがとうございます。大好きですよ、マスター…


(キス)


わたし、これからもっとたくさんマスターのお役に立ってみせますから…マスターもわたしを離さないでね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
職場の後輩アンドロイドはハイスペックなクールビューティー
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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