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罪の味が大好きなクリーニング屋の天使に裁かれる
written by 松平蒼太郎
  • インモラル
  • 敬語
  • 浮気
  • 天使
  • クリーニング
  • 現代
  • ファンタジー
公開日2023年09月19日 15:39 更新日2023年09月19日 15:39
文字数
1006文字(約 3分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
天使
視聴者役柄
青年
場所
クリーニング店
あらすじ
天使の営むクリーニング屋に、自分のスーツと彼女の洋服のクリーニングを頼んだら、胸の内に秘めている罪を裁かれることに…⁉︎
本編
いらっしゃいませ。会員カードをお持ちですか?


はい、ご提示ありがとうございます。それでは、お品物をお預かりしますね。


(なぜか服の入った荷物の匂いを嗅ぐ)


……お客様、申し訳ないのですが、荷物の中身を拝見させていただいてもよろしいですか?


ありがとうございます。それでは中を失礼して……


……やっぱり。お客様、つかぬことをお伺いしますが、お客様には彼女さんはいらっしゃいますか?


そうですか…では、こちらのお洋服が彼女さんのモノであることは間違いないですね?


かしこまりました。それでこちらがお客様自身のスーツみたいですが…彼女さんとは違う女性の匂いがするのは何故でしょう?


いえいえ、関係はあります。わたしはクリーニング屋で、天使ですから。天使は罪の匂いに敏感なんですよ?


ふふ…そもそもどうして天使がクリーニング屋なんかやってるんだって顔をしていますね?


下界での修行…というのは建前で、人間さんたちを神の御心に叶う道を歩んでもらうためです。


はい。言い換えれば、人として正しい道を選んでもらうということですね。


当然です。この世の悪徳を消し去ることこそ、天使の使命ですから。


クリーニング屋をやっているのは、この世に蔓延る浮気という大罪を裁かんがため。衣服にはよく異性の匂いが染み込みますからね。それで浮気の判別を行なっているんです。


ふふ…無駄ですよ。店は既に結界で覆われていますから。貴方が外に出る手段はどこにもありません。ここが貴方の罪を償う場所です。さぁ、どうかお覚悟を…


(壁際まで追い込まれ、至近距離まで詰められる)


あぁ…♡ なんて罪深い匂いなんでしょう…♡


これは更生させ甲斐がありますね…うふふ♪


あら、可愛い♡ そのような弱々しい力でわたしを押し返そうとするなんて…そんなにわたしからの天罰をお望みですか?


焦らなくて大丈夫…その罪業(ざいごう)はすぐさま浄化して差し上げますから。ンッ…


(魂を吸い上げるレベルのベロキス)


まぁ、なんて素晴らしい…!まさか一人だけではなく、複数の女性と肌を重ねていたとは…!これは想像以上の罪深さですね♡


このままでは彼女さんに顔向けできないでしょう。わたしが今すぐこれまでの罪を洗い流すお手伝いをして差し上げますね♡


もちろん、決まっています。罪に染まった体液を全てわたしの中に出してください。それが貴方にできる、唯一の懺悔です。


先ほどお預かりしたお品物とともに、貴方ご自身をも真っ白にしてあげますから…大人しくわたしに身を委ねてくださいね?うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
罪の味が大好きなクリーニング屋の天使に裁かれる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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