- 耳かき
- マッサージ
- 癒し
- 妹
- 年下
- 受験前日
- 甘々
- 励まし
- オノマトペ
公開日2023年10月02日 22:14
更新日2023年10月02日 22:14
文字数
1442文字(約 4分49秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妹
視聴者役柄
兄
場所
自宅
あらすじ
試験を前日に控えた貴方は、試験の持ち物等の準備をしていた。緊張している様子の貴方を見た妹は、マッサージと耳かきをしようと言ってくれて…?
本編
あ、お兄…まだ起きてたんだ…
そっか…うん、明日が大事な試験だもんね。準備はしっかりしないと…
…お兄?もしかして緊張してる…?
む、無理にリラックスしようとしたら、逆効果だよ…わたしに任せて…
(いったん自室に戻り、耳かき棒とマッサージ用オイルを持ってくる)
お、お待たせ…今から、耳のマッサージとお掃除するから、わたしの膝に横になって…?
うん…お兄が心からリラックスできるように、わたしが癒してあげる…おいで?
(兄を膝枕する)
ん…それじゃあまずはオイルマッサージで、耳をほぐす…いくよ?
(両耳オイルマッサージ)
身体の力抜いて…リラックス、リラックス…
大丈夫、大丈夫…お兄は今までいっぱい、頑張ってきたんだから…
お兄の努力はきっと実る…お兄なら大丈夫…
いいの、根拠なんかなくても…根拠なんかなくったって、自信を持つのは自由だから…
自分は大丈夫だって思うことは、きっと悪いことじゃないから…だから、根拠がなくても励ますんだ。お兄のこと…
うん…わたしはお兄の味方だから。
お兄のことは誰よりも信じてる…それこそ、お兄自身より。
だって…お兄は頭良いもん。わたしが県内一番の進学校に受かったのはお兄のおかげ…
塾も行かずに希望の高校に行けたのは、お兄が全部の勉強を教えてくれたから…お兄はわたしの最高の家庭教師だよ?
うん…人に教えられるくらい頭の良いお兄が、試験に落ちるとは思わない。少なくとも、わたしはそう信じてる。
…ん、そうだね。そろそろ耳かきしよっか。耳についたオイルは拭き取って…
…よし。じゃあ耳かきするから身体、横向けて?
ん、それじゃあ始めるね?いくよ…
(耳かき)
あっ…やっぱり耳垢溜まってる…思った通りだ。
うん…お兄、最近勉強ばっかりで、耳掃除なんてまともにやってなかったでしょ?
わたしが溜まった分を根こそぎ取り除いてあげる…お兄の中の悪いものは、わたしがやっつけるから。
…お兄、さっきよりリラックスしてきたね。その調子、その調子…
そう、かな…?わたしの耳かき、気持ちいい…?
ふふっ…ありがとう。お兄のためにもっともっと頑張るね…
…お兄さ、前に言ってくれたよね?「今のうちに頑張って勉強して、将来はお前を余裕で養えるくらい、稼いでやる」って。
うん…ちゃんと覚えてるよ。お兄からの大事な言葉だもん。忘れるわけないよ。
わたし、もともと身体が弱いから…わたしが将来苦労しなくていいようにって、そう言ってくれたんでしょ?
わかるよ、お兄のことだもん…ぜーんぶ、わかるよ?
お兄の気持ちは嬉しい。嬉しいけど…お兄には無理してほしくない。無理して倒れられたら、嫌だから…
大げさじゃないよ…お兄よく自分のことを後回しにするもん。
見てて時々不安になる…自分のことも大切にして?
お兄の代わりはどこにもいないんだから…ね?
ふふ、よろしい。それじゃあ、そろそろ反対の耳を…
…うん、ありがとう。身体の向き、変えてくれて…
こっちも同じようにカキカキしていくから、そのままで…
(耳かき)
こっちもすっごく汚れてる…ちゃんとお掃除してあげなきゃ…
…ね、少しだけオノマトペ、体験してみる…?カリカリって口で言うやつ…
うん…ちょっとやってみたくなった。いい?
ありがとう…それじゃあ、ちょっとだけ…
カリ、カリ、カリ、カリ…
コリ、コリ、コリ、コリ…
カキ、カキ、カキ、カキ…
コショ、コショ、コショ、コショ…
サク、サク、サク、サク…
クリ、クリ、クリ、クリ…
(※オノマトペの回数は読み手にお任せします)
こんな感じだけど…どう、だった…?
よかった…満足してくれて。えへへ…
……眠い?そろそろおやすみする?
分かった…耳かきはここまで。お疲れ様。
うん…どういたしまして。お兄の役に立ててよかった。
おやすみなさい、お兄…いい夢、見てね…?
そっか…うん、明日が大事な試験だもんね。準備はしっかりしないと…
…お兄?もしかして緊張してる…?
む、無理にリラックスしようとしたら、逆効果だよ…わたしに任せて…
(いったん自室に戻り、耳かき棒とマッサージ用オイルを持ってくる)
お、お待たせ…今から、耳のマッサージとお掃除するから、わたしの膝に横になって…?
うん…お兄が心からリラックスできるように、わたしが癒してあげる…おいで?
(兄を膝枕する)
ん…それじゃあまずはオイルマッサージで、耳をほぐす…いくよ?
(両耳オイルマッサージ)
身体の力抜いて…リラックス、リラックス…
大丈夫、大丈夫…お兄は今までいっぱい、頑張ってきたんだから…
お兄の努力はきっと実る…お兄なら大丈夫…
いいの、根拠なんかなくても…根拠なんかなくったって、自信を持つのは自由だから…
自分は大丈夫だって思うことは、きっと悪いことじゃないから…だから、根拠がなくても励ますんだ。お兄のこと…
うん…わたしはお兄の味方だから。
お兄のことは誰よりも信じてる…それこそ、お兄自身より。
だって…お兄は頭良いもん。わたしが県内一番の進学校に受かったのはお兄のおかげ…
塾も行かずに希望の高校に行けたのは、お兄が全部の勉強を教えてくれたから…お兄はわたしの最高の家庭教師だよ?
うん…人に教えられるくらい頭の良いお兄が、試験に落ちるとは思わない。少なくとも、わたしはそう信じてる。
…ん、そうだね。そろそろ耳かきしよっか。耳についたオイルは拭き取って…
…よし。じゃあ耳かきするから身体、横向けて?
ん、それじゃあ始めるね?いくよ…
(耳かき)
あっ…やっぱり耳垢溜まってる…思った通りだ。
うん…お兄、最近勉強ばっかりで、耳掃除なんてまともにやってなかったでしょ?
わたしが溜まった分を根こそぎ取り除いてあげる…お兄の中の悪いものは、わたしがやっつけるから。
…お兄、さっきよりリラックスしてきたね。その調子、その調子…
そう、かな…?わたしの耳かき、気持ちいい…?
ふふっ…ありがとう。お兄のためにもっともっと頑張るね…
…お兄さ、前に言ってくれたよね?「今のうちに頑張って勉強して、将来はお前を余裕で養えるくらい、稼いでやる」って。
うん…ちゃんと覚えてるよ。お兄からの大事な言葉だもん。忘れるわけないよ。
わたし、もともと身体が弱いから…わたしが将来苦労しなくていいようにって、そう言ってくれたんでしょ?
わかるよ、お兄のことだもん…ぜーんぶ、わかるよ?
お兄の気持ちは嬉しい。嬉しいけど…お兄には無理してほしくない。無理して倒れられたら、嫌だから…
大げさじゃないよ…お兄よく自分のことを後回しにするもん。
見てて時々不安になる…自分のことも大切にして?
お兄の代わりはどこにもいないんだから…ね?
ふふ、よろしい。それじゃあ、そろそろ反対の耳を…
…うん、ありがとう。身体の向き、変えてくれて…
こっちも同じようにカキカキしていくから、そのままで…
(耳かき)
こっちもすっごく汚れてる…ちゃんとお掃除してあげなきゃ…
…ね、少しだけオノマトペ、体験してみる…?カリカリって口で言うやつ…
うん…ちょっとやってみたくなった。いい?
ありがとう…それじゃあ、ちょっとだけ…
カリ、カリ、カリ、カリ…
コリ、コリ、コリ、コリ…
カキ、カキ、カキ、カキ…
コショ、コショ、コショ、コショ…
サク、サク、サク、サク…
クリ、クリ、クリ、クリ…
(※オノマトペの回数は読み手にお任せします)
こんな感じだけど…どう、だった…?
よかった…満足してくれて。えへへ…
……眠い?そろそろおやすみする?
分かった…耳かきはここまで。お疲れ様。
うん…どういたしまして。お兄の役に立ててよかった。
おやすみなさい、お兄…いい夢、見てね…?
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