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- 甘々
公開日2023年10月12日 10:30
更新日2023年10月12日 10:30
文字数
1381文字(約 4分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女性の相棒
視聴者役柄
男性の相棒
場所
某所→喫茶店
あらすじ
同じ部隊所属の相棒は、任務一筋の仕事バカであった。そんな彼女と行動を共にするうちに、貴方は彼女に惹かれ、プロポーズすることを決意する。
本編
ふぅ…これで残敵の掃討は完了しました。そちらは?
わかりました。では、彼らの後処理は後続の部隊に任せるとしましょう。
えぇ。簡単な報告が終わり次第、ここを撤収しますので。
(前線を引き上げる)
…どうしました?こちらをじっと見て…何かわたしに質問でも?
いえ、特には。むしろ最近はテロリストやらなんやらが減って、仕事が楽になっているくらいです。
えぇ。犯罪の温床だった巨大組織もとうとう壊滅しましたし…今後はあまりわたしちの出番はないかもしれませんね。良いことだとは思いますが。
…?寄り道?それは構いませんが…貴方からそう言うのは珍しいですね。いつもは基地まで直行直帰なのに…
わかりました。ではそのお勧めの喫茶店とやらに行きましょう。わたしも特に異論はありませんので。
(喫茶店に入って、コーヒーを飲む)
…美味しいですね。貴方がお勧めするだけはあります。
はい。是非また、来たいものです。連れてきてくれてありがとうございます。
はい…わたしが貴方を選んだ理由、ですか?
優秀…いいえ、貴方にならわたしの背中を任せられると思いまして。
はい。相棒(バディ)とは、共に並んで戦い、時には背中を預けられる者のことを言うのだと、わたしの元上官が仰っていましたので。
たしかに貴方の部隊での戦績は華々しいものではありませんが…それは味方の支援・サポートに徹しているからでしょう。何度か貴方の前線での動きを観察してわかりました。
はい。わたしは割と最前線の奥深くまで斬り込んでいくタイプらしいので…それを補ってくれるといいますか、背後からズドンとされないように、貴方のような後方支援タイプが必要だったわけです。
もちろん、能力だけではありませんよ?貴方の人柄も信用していますから。
はい。怪我を負いながらも任務の達成を最優先させようとしたわたしを、貴方は止めてくれましたから。流石に殴られるのは、予想外でしたが。
いえ。あれで良かったのだと思います。あの頃のわたしは生き急いでいましたし…早く任務を終わらせなきゃという焦りに囚われていましたから。
ですから…改めて、わたしの相棒(バディ)になってくれてありがとうございます。今後とも、よろしくお願いします。
…はい。何なりと。貴方の言うことであれば、きちんと耳を傾けるつもりですので。
はい…はい…それで?
いえ、怒ったりしませんので、遠慮なくどうぞ。
……ふむ。それはつまり、仕事上だけでなく、プライベートでも付き合っていこうということですか?
なるほど、合点承知しました。では、貴方のその申し出、謹んでお受けいたします。どうぞ。
(指を差し出す)
はい、特に問題ありません。夫婦だろうがカレカノだろうが、貴方とこれからも相棒(バディ)であることに変わりませんので。指輪、嵌めて大丈夫ですよ。
…?はい、好きですよ?同じ部隊の仲間として、貴方を一番信頼していますので。
…あの、何か腑に落ちない顔をしていますが、大丈夫でしょうか?疑問なら今のうちに解消しておいた方が…
…はぁ。わかりました。貴方がそう言うのであれば…
そうですね。コーヒーも飲み終わりましたし、そろそろ基地へ帰還しましょう。
(店を出る)
ん?手ですか?どうぞ…
(手を握られる)
こうして考えると、貴方と手を握るのは初めてですね。やはりこれから夫婦になるからでしょうか?
いえ…わたしも、その、少し身体があったかいような、気が、します…はい…
…ふふっ。こちらこそ不束者ですが、改めてよろしくお願い致しますね?
わかりました。では、彼らの後処理は後続の部隊に任せるとしましょう。
えぇ。簡単な報告が終わり次第、ここを撤収しますので。
(前線を引き上げる)
…どうしました?こちらをじっと見て…何かわたしに質問でも?
いえ、特には。むしろ最近はテロリストやらなんやらが減って、仕事が楽になっているくらいです。
えぇ。犯罪の温床だった巨大組織もとうとう壊滅しましたし…今後はあまりわたしちの出番はないかもしれませんね。良いことだとは思いますが。
…?寄り道?それは構いませんが…貴方からそう言うのは珍しいですね。いつもは基地まで直行直帰なのに…
わかりました。ではそのお勧めの喫茶店とやらに行きましょう。わたしも特に異論はありませんので。
(喫茶店に入って、コーヒーを飲む)
…美味しいですね。貴方がお勧めするだけはあります。
はい。是非また、来たいものです。連れてきてくれてありがとうございます。
はい…わたしが貴方を選んだ理由、ですか?
優秀…いいえ、貴方にならわたしの背中を任せられると思いまして。
はい。相棒(バディ)とは、共に並んで戦い、時には背中を預けられる者のことを言うのだと、わたしの元上官が仰っていましたので。
たしかに貴方の部隊での戦績は華々しいものではありませんが…それは味方の支援・サポートに徹しているからでしょう。何度か貴方の前線での動きを観察してわかりました。
はい。わたしは割と最前線の奥深くまで斬り込んでいくタイプらしいので…それを補ってくれるといいますか、背後からズドンとされないように、貴方のような後方支援タイプが必要だったわけです。
もちろん、能力だけではありませんよ?貴方の人柄も信用していますから。
はい。怪我を負いながらも任務の達成を最優先させようとしたわたしを、貴方は止めてくれましたから。流石に殴られるのは、予想外でしたが。
いえ。あれで良かったのだと思います。あの頃のわたしは生き急いでいましたし…早く任務を終わらせなきゃという焦りに囚われていましたから。
ですから…改めて、わたしの相棒(バディ)になってくれてありがとうございます。今後とも、よろしくお願いします。
…はい。何なりと。貴方の言うことであれば、きちんと耳を傾けるつもりですので。
はい…はい…それで?
いえ、怒ったりしませんので、遠慮なくどうぞ。
……ふむ。それはつまり、仕事上だけでなく、プライベートでも付き合っていこうということですか?
なるほど、合点承知しました。では、貴方のその申し出、謹んでお受けいたします。どうぞ。
(指を差し出す)
はい、特に問題ありません。夫婦だろうがカレカノだろうが、貴方とこれからも相棒(バディ)であることに変わりませんので。指輪、嵌めて大丈夫ですよ。
…?はい、好きですよ?同じ部隊の仲間として、貴方を一番信頼していますので。
…あの、何か腑に落ちない顔をしていますが、大丈夫でしょうか?疑問なら今のうちに解消しておいた方が…
…はぁ。わかりました。貴方がそう言うのであれば…
そうですね。コーヒーも飲み終わりましたし、そろそろ基地へ帰還しましょう。
(店を出る)
ん?手ですか?どうぞ…
(手を握られる)
こうして考えると、貴方と手を握るのは初めてですね。やはりこれから夫婦になるからでしょうか?
いえ…わたしも、その、少し身体があったかいような、気が、します…はい…
…ふふっ。こちらこそ不束者ですが、改めてよろしくお願い致しますね?
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