- ファンタジー
- ヤンデレ
- お嬢様
- 魔法
- ドS
- 束縛
- 逆プロポーズ
公開日2023年10月19日 12:14
更新日2023年10月19日 12:14
文字数
1511文字(約 5分3秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お嬢様
視聴者役柄
青年執事
場所
お屋敷
あらすじ
ついにお屋敷へと連れ戻された青年は、お嬢様と対面。彼の目の前で退職願は破り捨てられ、挙句にクビを言い渡される。そして、執事としての職を失った青年は、その場で彼女からプロポーズをされてしまって…?
本編
さて…何か申し開きはある?命乞いなら、少しは聞いてあげるけど?
誤解って何が?君がわたしの屋敷から逃げ出したのは紛れもない事実でしょう?こんな紙っぺら一枚残して…
認めるわけないでしょう、そんなこと。一方的に書き置きを残して、退職が受理されると思った?
(彼の目の前で、退職願の紙を破く)
はい、これで君の退職願はチリになりました。めでたしめでたし。
まぁ、でも?勝手にお屋敷を抜け出した罰は与えないといけないわよねぇ…?そうしないと、他の使用人に示しがつかないもの。
そうねぇ…とりあえず君のことはクビにするわ。脱走を企てる悪い使用人なんて要らないもの。
クビに決まってるでしょう?脱走なんて重罪よ、重罪。満場一致で解雇決定。退職だなんて生ぬるい措置はしないから。
さ、これからどうする?職を失って、あとは路頭に迷うだけの生活が待っているわけだけど。
あら、いいところに気がついたわね。たしかにクビにするだけなら、メイドを使ってまで、君を屋敷まで連れ戻す必要はないわ。
えぇ。君に執事は二度とやらせない。その代わり、これからはわたしの夫として、妻であるわたしに尽くしなさい。これは命令よ。
そうよ?執事をクビにすれば、君はただの一般人。使用人でない君にプロポーズするのは、わたしの勝手でしょ?
あぁ、それもそうね。執事でなくなった君が、赤の他人であるわたしの言うことを聞く必要はないものね。まぁ、無理やりにでも聞かせるんだけど。
指、借りるわね…指輪、嵌めさせるから。
…へぇ。抵抗するんだ?弱っちいくせに生意気。念のため束縛魔法、かけておきましょうか。
(彼を動けなくして、あっさり指輪をはめる)
はい、婚約完了。これで今日から君はわたしのモノ。
あぁ、言っとくけどそれ、わたしの許可がなきゃ外せないわよ?君のために作らせた特注の魔導指輪だから。
えぇ。わたしの魔力もふんだんに込められてるから。それを通して、君とわたしは中まで深く繋がりあったというわけ。
ふふ…やっといい顔になった。その屈辱に歪む顔が見たかったのよね…
いつもいつもわたしに反抗してくれちゃって…たまに仕事はサボるし、メイドのスカートの中は覗くし…
あぁ、悪いけど、全員席を外して。これからはわたしと彼の時間だから。
分かってるわよ。愛人ポジなら、いくらでも用意するから。とにかく今は二人きりにしてちょうだい。
(メイドが全員退室)
はぁ…あの子達全員、扉の前で聞き耳を立ててるわね…
いいわよ、別に…メイド如きに聴かれて恥ずかしいものじゃないし。婚前交渉なんて誰でもやってることだし、問題ないわよ。
そんなことより…わたしの目、見て?
(男に魅了魔法をかける)
ふふっ…単純な男。こんな簡易な魅了魔法に引っかかるなんて…ホント、御しやすくて助かるわ。
(抱きしめる)
もう逃がさない…二度と手放したりしない…
君は深い絶望の淵にいたわたしを引っ張り上げてくれた…その優しい声色で囁いてくれた…
「大丈夫…お嬢様は一人じゃない。わたしや、他のメイドが貴女を支えるから」って…
強大な魔力持ちで、位階の高い貴族出身…おまけにこの高飛車な性格。誰もわたしを愛さなかった。寄ってくる男は、玉の輿を狙うだけの小物ばかり…
正直、自分の人生がうんざりだった…メイドたちと、君に出会うまでは。
あの四人は、わたしが自分で選んで雇ったメイドだから…手塩にかけて育てた自覚もあるし。
もちろん君も、わたしにとっては優秀な執事だった…少々、性格に難ありではあるけど。
でも、わたしに刃向かうなら容赦しない…可愛い使用人のまま愛してあげようと思ったのに、あろうことか、脱走するなんて…絶対に許せない。
もう二度と君を使用人として雇う気はないから…今度はちゃんと、夫としての責務を果たしてちょうだいね?わたしだけの、旦那くん?
誤解って何が?君がわたしの屋敷から逃げ出したのは紛れもない事実でしょう?こんな紙っぺら一枚残して…
認めるわけないでしょう、そんなこと。一方的に書き置きを残して、退職が受理されると思った?
(彼の目の前で、退職願の紙を破く)
はい、これで君の退職願はチリになりました。めでたしめでたし。
まぁ、でも?勝手にお屋敷を抜け出した罰は与えないといけないわよねぇ…?そうしないと、他の使用人に示しがつかないもの。
そうねぇ…とりあえず君のことはクビにするわ。脱走を企てる悪い使用人なんて要らないもの。
クビに決まってるでしょう?脱走なんて重罪よ、重罪。満場一致で解雇決定。退職だなんて生ぬるい措置はしないから。
さ、これからどうする?職を失って、あとは路頭に迷うだけの生活が待っているわけだけど。
あら、いいところに気がついたわね。たしかにクビにするだけなら、メイドを使ってまで、君を屋敷まで連れ戻す必要はないわ。
えぇ。君に執事は二度とやらせない。その代わり、これからはわたしの夫として、妻であるわたしに尽くしなさい。これは命令よ。
そうよ?執事をクビにすれば、君はただの一般人。使用人でない君にプロポーズするのは、わたしの勝手でしょ?
あぁ、それもそうね。執事でなくなった君が、赤の他人であるわたしの言うことを聞く必要はないものね。まぁ、無理やりにでも聞かせるんだけど。
指、借りるわね…指輪、嵌めさせるから。
…へぇ。抵抗するんだ?弱っちいくせに生意気。念のため束縛魔法、かけておきましょうか。
(彼を動けなくして、あっさり指輪をはめる)
はい、婚約完了。これで今日から君はわたしのモノ。
あぁ、言っとくけどそれ、わたしの許可がなきゃ外せないわよ?君のために作らせた特注の魔導指輪だから。
えぇ。わたしの魔力もふんだんに込められてるから。それを通して、君とわたしは中まで深く繋がりあったというわけ。
ふふ…やっといい顔になった。その屈辱に歪む顔が見たかったのよね…
いつもいつもわたしに反抗してくれちゃって…たまに仕事はサボるし、メイドのスカートの中は覗くし…
あぁ、悪いけど、全員席を外して。これからはわたしと彼の時間だから。
分かってるわよ。愛人ポジなら、いくらでも用意するから。とにかく今は二人きりにしてちょうだい。
(メイドが全員退室)
はぁ…あの子達全員、扉の前で聞き耳を立ててるわね…
いいわよ、別に…メイド如きに聴かれて恥ずかしいものじゃないし。婚前交渉なんて誰でもやってることだし、問題ないわよ。
そんなことより…わたしの目、見て?
(男に魅了魔法をかける)
ふふっ…単純な男。こんな簡易な魅了魔法に引っかかるなんて…ホント、御しやすくて助かるわ。
(抱きしめる)
もう逃がさない…二度と手放したりしない…
君は深い絶望の淵にいたわたしを引っ張り上げてくれた…その優しい声色で囁いてくれた…
「大丈夫…お嬢様は一人じゃない。わたしや、他のメイドが貴女を支えるから」って…
強大な魔力持ちで、位階の高い貴族出身…おまけにこの高飛車な性格。誰もわたしを愛さなかった。寄ってくる男は、玉の輿を狙うだけの小物ばかり…
正直、自分の人生がうんざりだった…メイドたちと、君に出会うまでは。
あの四人は、わたしが自分で選んで雇ったメイドだから…手塩にかけて育てた自覚もあるし。
もちろん君も、わたしにとっては優秀な執事だった…少々、性格に難ありではあるけど。
でも、わたしに刃向かうなら容赦しない…可愛い使用人のまま愛してあげようと思ったのに、あろうことか、脱走するなんて…絶対に許せない。
もう二度と君を使用人として雇う気はないから…今度はちゃんと、夫としての責務を果たしてちょうだいね?わたしだけの、旦那くん?
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)