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【ほのぼの】クーデレユニコーンとの優雅な日常
written by 松平蒼太郎
  • 微ツンデレ
  • クーデレ
  • 人外 / モンスター
  • ユニコーン
  • ほのぼの
  • 昼寝
  • 膝枕
  • 異世界
  • ファンタジー
公開日2024年01月05日 12:00 更新日2024年01月05日 12:00
文字数
973文字(約 3分15秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ユニコーン
視聴者役柄
村の青年
場所
湖のほとり
あらすじ
村の近くの湖のほとりで、貴方は昼寝をしていた。そこへ、貴方を起こす何者かが現れる。しぶしぶ目を覚ますと、目の前には人間態となったユニコーンがいて…?
本編
ねぇ…起きて。そこ、わたしの昼寝場所なんだけど。起きてってば…


(体を揺する)


ん、おはよう。そこ、わたしが昼寝する場所だから、どいて?


どかない?じゃあ無理やりどかす…えいっ。


(押しのける)


ふぅ…それじゃあおやすみ。邪魔しないでね。


(座って寝ようとしたところ、膝に頭を乗っけられる)


…何してるの?勝手に人の膝に頭乗せないで。


ないよ…貴方を膝枕する義務なんてない。いいからどいてってば。


(ため息)


強情な人…何?わたしの膝がそんなに気に入ったの?


そっか…変なの。ただの固い膝なのに…普通に枕持参した方がいいと思うけど。


…ん?あぁ、あのこと?別にいい。わたしが好きでやったことだから。


うん…わたしは女の子の味方だから。結婚間近の花嫁を悪い奴から助けるのは当然。


でも…貴方に人間態になるのを見られるのは予想外だった。不覚…


だって…今まで、人とほとんど関わりを持たずに生きてきたし…まさか貴方に付き纏われることになるとは思わなかった。


正直、貴方のことはあんまり好きじゃないけど…不思議と嫌な気はしない。変なの…


ううん、違うと思う…わたしは人間の女の子の方が好きだから。


それに貴方、ちょっと気持ち悪いし…普通に膝枕要求してくるとことか。


ただの事実でしょ…でもわたしと対等に話してくれるところは少しだけ、ほんの少しだけ、気に入ってなくもない…かも。


違うから…なんでわたしが貴方を好きにならないといけないの?貴方が今すぐ美少女になるなら、考えてあげなくもないけど。


(ため息)


図太いんだね、貴方って…いい性格してる。


褒めてないよ。そうやって、すぐ自分にとって都合の良い解釈する…絶対モテないタイプでしょ、貴方。


し、仕方ないから、モテない貴方を慰めてあげる…よし、よし…


(頭を撫でる)


こ、今回だけ特別…一応、慈悲深いユニコーンで通ってるから…


単純な人…顔もだらしないし、やっぱモテる要素ゼロだ。


…ありがとう。わたしと、ふもとの村人との架け橋になってくれて…


い、一応お礼は言っとかないとと思って…貴方が居てくれなかったら、わたしはずっと怖がられたままだと思うから…


あ、そう…ホント変な人だよね、貴方って…


ふふ…まぁ、今後ともよろしく。でも、勝手に人の昼寝場所は取らないで?ここ、わたしの特等席だから。


うん…綺麗な場所だしね。湖を眺めながら、のんびりするのが、わたしの日課だから。


許可?それはわたしの気分次第。気分が良かったら、一瞬だけ譲ってあげる。一瞬だけ、ね?ふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ほのぼの】クーデレユニコーンとの優雅な日常
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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