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【イチャラブ】オレっ娘な嫁さんは世話焼きで心配性
written by 松平蒼太郎
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  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 純愛
  • オレっ娘
  • 世話焼き
  • クーデレ
公開日2024年01月24日 03:26 更新日2024年01月24日 03:32
文字数
1224文字(約 4分5秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
旦那
場所
自宅
あらすじ
夜遅く、雨に降られて家に帰ると、心配そうな顔をした嫁が出迎えてくれた。そんな彼女に、貴方は色々世話を焼かれることになってしまって…?
本編
おせーな…アイツ、どうしたんだろ…外も天気悪いってのに…


まさかなんかあったのか…?いっぺん、電話かけた方が…


(夫が帰ってくる)


あ…おかえり。遅かったじゃん、心配したぞ。


あぁ…ビショビショじゃねーか。タオル取ってくるから、ちょっと待ってろ。


(タオルを手に取って戻ってくる)


お待たせ。まずは頭と顔拭くから…それから、服も拭けるだけ拭いて、水気とってやる…じっとしてろ。


(タオルで全身拭く)


おし、じゃあ今から風呂場直行。服はカゴに放り込んどいて。着替えはこっちで用意しとくから。ほら、とっとと行ってこい。


(風呂場へと押し込まれた夫がしばらくして出てくる)


ん、上がった?ちゃんと髪、乾かしたか?


んだよ…まだ濡れてんじゃねーか。ドライヤーしてやるから、こっち来い。ここ、座って。


(ドライヤーで夫の髪を乾かす)


おし、こんなもんか。ドライヤーはこれで終わりな。


別に…いつものことだから気にしてねえよ。でも、折りたたみくらいは持ってけ。今日の夜は雨降るって、天気予報で言ってたろ?


うん、言ってた。聞いてなかったのか?


あっそ…まぁ、今後は気をつけろよ。てか、こんな土砂降りの日に傘も無しに、無理して帰ってくんな。オレに連絡の一本くらい寄越せ。すぐ迎えに行ってやるから。


当たり前だろ…こんな時間にもなって、連絡一本も寄越さねえから、心配したぞ。晩飯は外で食ってくるって、昼にメールくれたきりで…


そうだよ…心配したんだからな。どっかで転んで頭打ったとか、車に轢かれたとか、悪い想像ばっかしちまって…


いいよ…無事に帰ってきたんなら、それで。とりあえず、オレに心配かけた罰だ。こっち来て、ギューされろ。


(夫を抱き寄せる)


結婚前からそうだったけど…お前ってどっか抜けてるし、自分のことに無頓着だから、見てて心配なんだよ…オレの知らねえうちにどっかでくたばってそうで、不安で仕方ねぇ。


バカ…オレよりお前の方が心配だよ。オレはお前よりは自己管理できてるし。


う、うるせ…昔のことを持ち出すんじゃねえよ。やんちゃしてた頃はノーカンだ、ノーカン。今はだいぶ落ち着いてるし…


ふん…まぁ、お前のおかげではあるんだけどな。昔からお人好しのお前が、オレのことを気にかけてくれたから…


…友達になりたい。オレにそう言ってくれたのは、お前が初めてだからな。変な奴もいるもんだって思ったよ、あの時は…


お前、距離の詰め方は上手くなかったけど…変な裏表とかなかったし、まぁそれがオレ的には良かったんだろうけど…


…ッ、そ、そうだな…友達じゃ満足できなくなったのは、オレの方だったな…「二番目でもいいから愛してくれ」なんて、今考えてもダッセェ告白だよ…


ダセェよ…もっと普通に告白したかったっつーか、告る段階になると、なんか冷静じゃなくなって、結局あんなふうに…


(ため息)


お前なぁ…オレを甘やかすことばっか言うんじゃねえよ…本気で甘えたくなるじゃん……ッ⁉︎


(抱きしめ返される)


る、るせー…オレはお前の嫁だぞ?旦那を支えんのは嫁として当然だろうが。


お前は危なっかしいからな…オレがきちんと隣で見ててやるよ…これからも一生、な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【イチャラブ】オレっ娘な嫁さんは世話焼きで心配性
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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