休みの日に彼女とダラダラゴロゴロイチャイチャするだけのお話。貴方が彼女と付き合う前の話をすると、彼女はいつも恥ずかしがってくれて…？

ちょっと〜…昼間っから、何ゴロゴロしてんのさー。アタシとのデートすっぽかしてくれちゃって〜。


あ、嘘嘘。冗談。デートの約束とかしてないから、安心して？


うん。テキトーに言っただけ。てことで隣、お邪魔すんねー。


(横に寝転がる)


ふ〜…いいね、こういうの…休日はダラダラするに限るよねー。


あ〜、わかるわかる。休日に観光地とか、人の混むとこ行く人の気が知れないね〜。あんなの、疲れるだけじゃん。ねー？


ふふ…ホント気が合うね、そーいうとこ。二人とも超インドア派だし、昼間から家でゴロゴロしてても、全然気が咎めないしねー。


それよりさー…抱き枕、ちょうだい？抱くもの無いと、リラックスできな〜い。ギュー…


(抱きつく)


は〜…あったかくて、落ち着く〜…専用抱き枕は、やっぱ手元にないとね〜…


ふふ…なーに？アタシと同棲する気になった？


あはは〜…まーたそうやって照れ隠しする。そーいうとこが可愛いって自覚ある〜？


可愛いって〜。ちょーっと素直になれない君が、愛おしくて仕方ないんだよね〜…このままずっと、ギューってしたくなる…


…そう？君も？そっか〜、じゃあ相思相愛だね、アタシら。まぁ、付き合ってる時点でそうなんだけど。


え？あ、あ〜…そんなこともあったっけ〜？あはは…


あ、や、ちょ、その話は恥ずかしいから勘弁して…ね？


あー！ダメダメ！黒歴史掘り起こさないでって！お願い〜！


(彼の口を塞ごうとするが、彼に手で止められる)


む、むー！意地悪〜…！あの頃はその、あれじゃん？若気の至りっていうか？まだちょっと人間不信が残ってた的な？だから、ちょっとツンツンしてたのも仕方ないってゆーか…！


……君、いい加減うるさい。ンッ…


(キス)


何でって…うるさかったんだもん。人の恥ずかしい思い出を嬉々として語り出してくるし…


それに…あんまり思い出したくないもん。あの頃のアタシ、君に結構酷いこと言ってたし…まだ付き合う前とはいえさ…


うぅ〜…！だって昔のアタシってホント可愛げなかったもん…！君が視界に入るだけで目障りとか言ってた時代だよ？なんであの頃のアタシが可愛いとか言えんの？


…ッ！素直になれなかったのはその通りだけど…！君に酷いこと言ったのは事実なわけで…！


…バカ。バカバカ…！君はすぐそーやって人を甘やかす…！まさか他の女の子にもそーいうこと、言ってないよね…？


あ、そ…まぁ、たしかに君がアタシ以外の女の子と仲良くしてるのは見たことないけど……ッ！


(キスされる)


…ん、そーだね。君に唇許す相手なんてアタシくらいしかいないし…大丈夫だよね。万年非モテ男くん？


あはは…さっきまで人をおちょくってくれたお返し。てゆーか、モテなくてよくない？アタシ以外の女の子からなんて…


うん…それでいい。アタシだって、君以外の男の子から言い寄られても、絶対断るし。君以外、興味ないもん…


(あくび)


ね〜…このまま夕方までお昼寝しよーよ…休みの日はゴロゴロするに限るからさ…


ん…おやすみ。夢でもイチャイチャしよーね…なーんて、へへ…

・台本（ゆるボイ！）
【甘々】ダウナー系彼女とゴロゴロしたいだけの休日
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎