敵方の主君の暗殺にやってきた貴方は、そこのクノイチと交戦。彼女を追い詰める一歩手前のところで、彼女が仕込んだ毒によって倒れてしまう。次に目を覚ますと、そこは敵方の領内にある座敷牢で…？

これはこれは…どこのネズミが入ってきたと思ったら、貴方でしたか。本日はどのようなご用件で？


ふふっ…まぁ、分かって聞いたんですけどね。目的は御館様の暗殺でしょう？させませんけど…ねっ！


(斬りかかって、鍔迫り合いに持ち込む)


はぁ～…貴方のような手練れの暗殺者を相手にするのは骨が折れますけど…仕方ありませんね。御館様の懐刀であるこのわたくしがお相手を致しましょう。どうかお覚悟を。


(戦闘)


はぁっ、はぁっ…やはり一筋縄ではいきませんね。わたくしの術をことごとく見破るとは…かすり傷を付けるので精一杯でした…


えぇ…お見事、と言うほかありません。これは最早打つ手なしかもしれませんね……わたくしがただの人間の忍びであれば、ですけど。


(男が膝から崩れ落ちる)


あはは…ようやく毒が回ってきましたか？わたくし特製の、遅効性の毒が…


えぇ、そうですよ？先ほど貴方が受けたわたくしの刃…その先端に毒を塗っておいたんです。サソリの物の怪であるこのわたくしの毒を、ね？


はい。かすり傷ですら致命傷になってしまう毒…それを貴方はその身に打ち込まれてしまったというわけです。


残念でしたね？わたくしがただの人間のおなごであれば、暗殺も成功したんでしょうけど…わたくしを物の怪と見抜けなかったことが、貴方の敗因です。


さて、と…抵抗されても面倒ですし、念のため、とどめを刺しておきましょうか…おやすみなさい。


(男を気絶させ、主君に進言して、彼を座敷牢に閉じ込めさせる)


あら…ようやくお目覚めですか？ずいぶん長いこと眠っておられましたね。仮にも乙女を待たせるとは、大した度胸です。


ふふっ…ここがどこか知りたいですか？けど、薄々察しているのではないですか？


はい、大正解♪ ここは我が領内にある、罪人を収容するための座敷牢。貴方は我が主君のお命を狙った大罪人ですので、ここにぶち込まれるのは当然ですよね？


あぁ、あの場で殺さなかったのは…貴方にはまだ利用価値があると思いまして。


えぇ。貴方、御館様に仕える気はありません？貴方の暗殺の技量を、御館様は以前より高く買っておられました。御館様に忠誠を誓うというのであれば、命だけは助けるよう、わたくしから進言して差し上げますが？


ふふっ…やはり、そう答えますか。でしたら、仕方ありません…無理やり身体で服従を誓ってもらうとしましょう。えいっ♪


(自身のサソリの尾を男に突き刺す)


いかがです？わたくし自慢の麻痺毒は？指一本まともに動かせないでしょう？


ふふふ…大人しくこちらの言うことに従っていれば良かったものを。囚われの身にも関わらず、わたくしに逆らうから…自業自得です。


さて、と…さっさと貴方を服従させて、御館様の忠実なしもべになってもらうとしましょう。殿方を手っ取り早く服従させるには、やはり房中術が最適でしょうか…


ま、何はともあれ…お身体、失礼します。まずはその身に纏う衣から脱ぎ脱ぎしましょうか…♡


(男の衣服を無理やり剥ぎ取る)


ふふっ…♡ 思ったより筋肉質なお身体をしていらっしゃいますね♡ まぁ、暗殺を生業としている以上、当たり前かもしれませんが。


それではわたくしも、脱いでしまいましょうか…貴方には、わたくしの色香に堕ちていただかなくてはなりませんから。


(自身の衣服を脱ぐ)


これですべての準備は整いました。あとは貴方を屈服させるだけ…♡


あらあら…この期に及んで、まだそのような強がりを。わたくしの脚を喜んで舐める貴方の御姿が、今から楽しみです♡


ふーん…威勢がいいのはよろしいですが、あまりわたくしを舐めない方がよろしくてよ？これでも殿方の弱いところは熟知しておりますので。


ふふふっ…さぁ、貴方が真に弱いのは、どの部位でしょうか？じっくりたっぷり、研究させてもらいますね♡

・台本（ゆるボイ！）
【女性優位】ドSな蠍クノイチが隠し持つ女の猛毒
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・台本制作者
松平蒼太郎