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公開日2024年03月17日 18:16
更新日2024年03月17日 18:22
文字数
2080文字(約 6分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
愛人、正妻
視聴者役柄
極道の男
場所
組の邸宅
あらすじ
極道の男は妻に黙って愛人を作り、彼女に浮気していた。その日も誘われるがまま、彼女を抱こうとしたところ、出かけたはずの妻が帰ってきて、戦争状態に…⁉︎
本編
A.愛人(クノイチ)
B.妻(極道)
(Aが窓から入ってくる)
A.ご機嫌よう、貴方様…お久しぶりにございます。本日、奥様はおられませんか?
A.ふふ、よかった…いくら剛毅な貴方様といえど、奥様に浮気現場は見せられませんものね?では早速、わたくしの新しく会得した真・房中術を…
(Bが帰ってくる)
B.…ちょいと待ちな。全部聞こえてんだよ、盗人女。アンタか、うちの旦那を誑かしてたのは…
A.あら、これはこれは…今日は所用で出かける日のはずでは?
B.少しばかり嫌な予感がしてねぇ…急遽、用事をキャンセルして、帰ってきたのさ。そしたら案の定…といったところだね。まぁ、前々から旦那に女の影があること自体は気づいていたけど。お前さん、このことは後でみっっっちり、説明してもらうからね?
A.ふふふ…バレては仕方ありません。ここは潔く身を引きますので、見逃しては…
B.見逃すわけないだろ?あたいの旦那を誑かした罪、その命で償ってもらおうか…覚悟しな?
A.あはは…これだから、極道の女は。喧嘩っ早くて、野蛮で、ホント敵いませんわ…これは正当防衛ですので、仮に死んでも文句は言わないでくださいね?
(お互いが得物を構え、狭い室内でガチバトル)
B.(舌打ち) こっ、の…!ちょこまかと鬱陶しい…!これだから尻軽女は…!そんな露出の高い格好で、よくもうちの旦那を…!
A.ふふっ♪ 旦那様は、世の中にごまんと存在する女の中でたった一人、わたくしを愛人に選んでくれたのですよ?そのことを外野である奥様にとやかく言われる筋合いはありませんね?
B.あるさ…この人はあたいにとって唯一無二の男なんだ。何処の馬の骨ともしれぬ女に渡すつもりはないよ。だからとっととその首、置いてきなっ!
(Bが薙刀を振り下ろすが、Aは軽い身のこなしで躱す)
A.怖い怖い♪ 一撃でももらったら致命傷になりそうですわね…でしたら、わたくしとっておきの忍術をお見せしましょう…暗殺に特化した最高の忍術を、ね?
(Aが無音で神速の刃を繰り出すが、Bはそれをギリギリのところで防ぐ)
B.ぐ、うっ…!ずいぶん軽い刃だねぇ…!その程度であたいを殺せると思ったら大間違いだよっ!
(BがAの刃を押し返す)
A.…ッ!どうやら、一筋縄ではいかぬようですわね…まさか初見で見切られるとは思いもしませんでした…
B.極道の女を舐めんじゃないよ、露出狂。あたいだって半端な覚悟で、コイツの嫁になったわけじゃないんだ。アンタみたいな不届者から旦那を守れるように、常日頃から修行はしてんのさ。忍術だかなんだか知らないが、くだらない小細工であたいをどうにかできるとは思わないことだね。
A.へぇ…でしたら、こういう時はどうなさいます?
(Aが男の背後に回り、刃を突きつける)
B.…ッ!よくも…!人の旦那に刃物突きつけんじゃないよ!さっさとその汚い手を離しな!
A.あら?離せと言われて離すバカがどこにいます?貴方様もあまり動かぬ方がよろしいですわよ?うっかり首元に刃を突き立ててしまうやもしれません。
B.きっ、さまぁ…!結局、我が身が危なくなったら、誘った男すら人質を取るってか⁉︎ 女の風上にもおけないねぇ!この下郎が!
A.なんとでもおっしゃってください。この勝負、最後は彼をモノにした方が勝ちですので。どうします?指を咥えて見ているというなら、このまま彼のことはいただいていきますが。
B.そんなこと許すわけないだろう…!お前さん、ちょっとそこを動くなよ…!
A.ふふ…そうこなくては♪ では、いざ尋常に……って、あらら?
(大声で謝る男に両名困惑)
B.な、なんだい…?お前さん、急に大声出して…
A.え、えぇ…?わたしたち両方から罰を…?それは一体どういう…?
B.はぁ〜…泣いて謝るくらいなら最初から愛人なんて作るんじゃないよ。情けないったら、ありゃしない。お前さんはお前さんで、どうしようもない男だねぇ……ほらっ、女の前でいつまでもメソメソしてんじゃないよ!責任取るつもりなら、とっとと腹括りな!
A.そうですね…よくよく考えれば、最初にアプローチをかけてきたのは貴方様の方からですし…えぇ、ここは責任を取って、わたくしたちに身体を差し出すのが道理かと♪
B.言っとくけど、アンタのことは許したわけじゃないからね?アンタが旦那を誘惑したのは紛れもない事実なわけだし…旦那の後は、アンタの番だよ?
A.そうですね〜…わたくしも命は惜しいですし、むざむざと殺されるわけには参りません。奥様もせいぜい不届者に寝首をかかれぬよう、お気をつけくださいね?
B.言われるまでもない。そっちこそ、寝首をかきにきたはいいが、逆に山に埋められるなんてマヌケなことにならないようにね。これが最終警告だってことを忘れんじゃないよ。
(言葉を交わしつつ、両サイドから男にくっつく)
A.さ、貴方様…責任を取ると言った以上は、最終的にはどちらかを選んでいただきますので。わたくしの真・房中術で貴方様をメロメロにしてご覧にいれます。どうかご期待くださいね?
B.お前さん、分かってんだろうね?あたいはお前さんに永遠の愛を誓ってんだ。アンタのためなら、指も詰めるし、腹だって切る。それを今からじっくりわからせてやるから、覚悟しな?
A.どうかわたくしを選んでくださいね?貴方様♡
B.絶対、あたいを選んでもらうからな?お前さん?
B.妻(極道)
(Aが窓から入ってくる)
A.ご機嫌よう、貴方様…お久しぶりにございます。本日、奥様はおられませんか?
A.ふふ、よかった…いくら剛毅な貴方様といえど、奥様に浮気現場は見せられませんものね?では早速、わたくしの新しく会得した真・房中術を…
(Bが帰ってくる)
B.…ちょいと待ちな。全部聞こえてんだよ、盗人女。アンタか、うちの旦那を誑かしてたのは…
A.あら、これはこれは…今日は所用で出かける日のはずでは?
B.少しばかり嫌な予感がしてねぇ…急遽、用事をキャンセルして、帰ってきたのさ。そしたら案の定…といったところだね。まぁ、前々から旦那に女の影があること自体は気づいていたけど。お前さん、このことは後でみっっっちり、説明してもらうからね?
A.ふふふ…バレては仕方ありません。ここは潔く身を引きますので、見逃しては…
B.見逃すわけないだろ?あたいの旦那を誑かした罪、その命で償ってもらおうか…覚悟しな?
A.あはは…これだから、極道の女は。喧嘩っ早くて、野蛮で、ホント敵いませんわ…これは正当防衛ですので、仮に死んでも文句は言わないでくださいね?
(お互いが得物を構え、狭い室内でガチバトル)
B.(舌打ち) こっ、の…!ちょこまかと鬱陶しい…!これだから尻軽女は…!そんな露出の高い格好で、よくもうちの旦那を…!
A.ふふっ♪ 旦那様は、世の中にごまんと存在する女の中でたった一人、わたくしを愛人に選んでくれたのですよ?そのことを外野である奥様にとやかく言われる筋合いはありませんね?
B.あるさ…この人はあたいにとって唯一無二の男なんだ。何処の馬の骨ともしれぬ女に渡すつもりはないよ。だからとっととその首、置いてきなっ!
(Bが薙刀を振り下ろすが、Aは軽い身のこなしで躱す)
A.怖い怖い♪ 一撃でももらったら致命傷になりそうですわね…でしたら、わたくしとっておきの忍術をお見せしましょう…暗殺に特化した最高の忍術を、ね?
(Aが無音で神速の刃を繰り出すが、Bはそれをギリギリのところで防ぐ)
B.ぐ、うっ…!ずいぶん軽い刃だねぇ…!その程度であたいを殺せると思ったら大間違いだよっ!
(BがAの刃を押し返す)
A.…ッ!どうやら、一筋縄ではいかぬようですわね…まさか初見で見切られるとは思いもしませんでした…
B.極道の女を舐めんじゃないよ、露出狂。あたいだって半端な覚悟で、コイツの嫁になったわけじゃないんだ。アンタみたいな不届者から旦那を守れるように、常日頃から修行はしてんのさ。忍術だかなんだか知らないが、くだらない小細工であたいをどうにかできるとは思わないことだね。
A.へぇ…でしたら、こういう時はどうなさいます?
(Aが男の背後に回り、刃を突きつける)
B.…ッ!よくも…!人の旦那に刃物突きつけんじゃないよ!さっさとその汚い手を離しな!
A.あら?離せと言われて離すバカがどこにいます?貴方様もあまり動かぬ方がよろしいですわよ?うっかり首元に刃を突き立ててしまうやもしれません。
B.きっ、さまぁ…!結局、我が身が危なくなったら、誘った男すら人質を取るってか⁉︎ 女の風上にもおけないねぇ!この下郎が!
A.なんとでもおっしゃってください。この勝負、最後は彼をモノにした方が勝ちですので。どうします?指を咥えて見ているというなら、このまま彼のことはいただいていきますが。
B.そんなこと許すわけないだろう…!お前さん、ちょっとそこを動くなよ…!
A.ふふ…そうこなくては♪ では、いざ尋常に……って、あらら?
(大声で謝る男に両名困惑)
B.な、なんだい…?お前さん、急に大声出して…
A.え、えぇ…?わたしたち両方から罰を…?それは一体どういう…?
B.はぁ〜…泣いて謝るくらいなら最初から愛人なんて作るんじゃないよ。情けないったら、ありゃしない。お前さんはお前さんで、どうしようもない男だねぇ……ほらっ、女の前でいつまでもメソメソしてんじゃないよ!責任取るつもりなら、とっとと腹括りな!
A.そうですね…よくよく考えれば、最初にアプローチをかけてきたのは貴方様の方からですし…えぇ、ここは責任を取って、わたくしたちに身体を差し出すのが道理かと♪
B.言っとくけど、アンタのことは許したわけじゃないからね?アンタが旦那を誘惑したのは紛れもない事実なわけだし…旦那の後は、アンタの番だよ?
A.そうですね〜…わたくしも命は惜しいですし、むざむざと殺されるわけには参りません。奥様もせいぜい不届者に寝首をかかれぬよう、お気をつけくださいね?
B.言われるまでもない。そっちこそ、寝首をかきにきたはいいが、逆に山に埋められるなんてマヌケなことにならないようにね。これが最終警告だってことを忘れんじゃないよ。
(言葉を交わしつつ、両サイドから男にくっつく)
A.さ、貴方様…責任を取ると言った以上は、最終的にはどちらかを選んでいただきますので。わたくしの真・房中術で貴方様をメロメロにしてご覧にいれます。どうかご期待くださいね?
B.お前さん、分かってんだろうね?あたいはお前さんに永遠の愛を誓ってんだ。アンタのためなら、指も詰めるし、腹だって切る。それを今からじっくりわからせてやるから、覚悟しな?
A.どうかわたくしを選んでくださいね?貴方様♡
B.絶対、あたいを選んでもらうからな?お前さん?
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