黒服(ボーイ)の貴方は、キャバクラでの仕事を終え、帰路についていた。途中でお客さんとのアフターを終えたらしいキャバ嬢と偶然出会い、彼女を家まで送ることにして…？

おっ？黒服(ボーイ)君じゃ〜ん。お疲れ〜。


アタシ〜？アタシは飲み帰り〜。お客さんとアフターでいい感じのバーで飲んでたんだ〜。だから今はちょっとほろ酔いって感じ〜？


ん〜？このまま酔い覚ましに歩いて帰るつもりだったけど、それが？


お、マジ〜？ボーイ君が送ってくれんの〜？サンキュー♪ ボーイ君、マジ男前〜♪ ヒュ〜♪


(彼女と並んで歩き出す)


つーかさぁ…ボーイ君って、最近入ってきたんだっけ？要するに新人くんって認識でオッケー？


あはは、そっかそっか〜♪ どうりでこんな可愛いわけだ♪ なんかまだ夜の世界に馴染みきってない男の子って感じ♪


へー、そうなの？前は普通に昼職してたんだ。じゃあ何で今はボーイ？


あ〜…そりゃドンマイ。ブラック企業に勤めたら、そりゃねぇ…


うんうん…知り合いの伝手で、今の職に就いたわけだ。なるほどねっ。


じゃあさ…もうちょっと小慣れた感じになっとこうか？お姉さんも手伝ってあげる。ギュー♪


(腕にしがみつく)


いしし〜♪ この程度で照れてちゃ、ボーイは務まらないよ〜？ほらっ、女の子をエスコートする練習練習♪


(彼の腕にしがみついたまま、歩き出す)


そーそー、その調子♪ ボーイやるなら、こーいうのにも慣れとかないとねっ♪


ん〜？関係あるって〜。ほら、ボーイってアタシらキャバ嬢をサポートするのが仕事じゃん？もし、その子とそういう関係にならなかったとしても、女の子慣れしとく必要はあるわけじゃん？てことは、今のうちにアタシで練習しといた方がいい。ほら、完璧な理論♪


あはは〜♪ そうかな〜？そこまで変なこと言ってないつもりだけどな〜？ほらっ、もっとこっち寄って♪ どーせ誰も見てないから♪


…ボーイ君さー、ちょっと今の仕事に疲れてる？まだ慣れないから、疲労残っちゃってんだ？身体、強張ってんよ？


んふふ…じゃあ今回は特別♡ お姉さんのおっぱい、いっぱい堪能していーよ♡


いいのいいの♪ 若くて可愛いボーイ君への特別サービスだから♪ これで少しでも癒されてなー？


んー？お客さんに？しないよ？特別サービスっつったじゃん。アタシの身体はそんな安くないぞー？


そーそー。ボーイ君は可愛い弟的な立ち位置だから。間違っても、異性として好きになっちゃダメだぞ～？


ぷっ…！あはは！それ、まじナイスアイディア！お姉ちゃんってめっちゃ良い響き♡ アタシ、弟いないからさー、そーいうのめっちゃ憧れてたんよねー！ボーイ君、二人きりの時はアタシの弟にしたげる！うん、これからそーしよ！


(耳元で囁く)


アタシの可愛い可愛い弟くん…♡ お姉ちゃん、弟くんの成長に期待してっからさ…♡ これからもウチのサポート、よろしく頼むね♡


(囁き終わり)


ん、そろそろこの辺でだいじょーぶ！送ってくれて、ありがとね！


うん、もうここ、アタシのマンション。だから、ここまでで大丈夫だよ。


うん、お疲れー！ボーイ君も気を付けて帰ってねー！バイバーイ！

・台本（ゆるボイ！）
【ほろ酔い】陽キャなキャバ嬢お姉さんとの役得すぎるひと時
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎