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公開日2024年04月12日 22:55
更新日2024年04月12日 22:55
文字数
1579文字(約 5分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
竜騎士の女
視聴者役柄
人間の男
場所
某所
あらすじ
男は上司にあたる竜騎士の女に追われ、彼女の放つ炎の斬撃によって大火傷を負ってしまう。男は彼女の騎士としての強さと、自身への思いの強さに思わず戦慄してしまって…?
本編
貴様…ようやっと見つけたぞ。ずいぶん手間取らせてくれたな?わたしに面倒をかけた分は高くつくぞ?
(男が逃げ出す)
…ッ、待て!今日という今日は逃がさん!はぁぁっ!
(彼に追いつき、剣による一撃を食らわせようとするも、躱される)
ちぃっ…!人間のくせに、すばしっこい…!我が一振りを避けるか。なら…!
(剣に炎を纏わせ、炎の斬撃を繰り出し、あたり一帯を火の海にする)
…無駄だ。もう逃げられんぞ。この炎の山を超える術は、貴様にはあるまい。
当然だ。わたしは炎の竜騎士。剣を振るって、あたりを火の海にするなど造作もないこと。それは貴様が一番よく知っているはずだ。
なんだと?今さらわたしにそのような問いを投げかけるとは…わたしのお前への愛は伝わっていなかったと見える。
いいだろう…改めて答えてやる。わたしは貴様に惚れた。だから結婚せよと何度も申しておるのだ。
だというのに、貴様はわたしから逃げるような真似ばかり…女からの求愛を受け取らんとは、男の風上にも置けん。その腐りきった性根、わたしが叩き直してくれようぞ。
は?惚れた理由?貴様はそんなことも分からぬのか。愚鈍にもほどがあるぞ。
…貴様が言ったのであろう?水の竜騎士に敗北し、自信を喪失していたわたしに向かって、「誰よりも武を重んじる貴女を、部下として誇りに思う」とな…これすなわち、愛の告白ではないか?わたしは愚鈍な貴様と違って、言葉の意味を取り違えたりはせぬ。
なんだと?間違っているのは、わたしの方だと申すか?あのような場面で、わたしを励ますような言葉をかけるのは、愛の告白以外の何ものでもなかろう。少なくとも、わたしは貴様のあの言葉で立ち直り、水の竜騎士にもリベンジを果たしたからな。騎士としての誇りを取り戻せたのは、貴様がわたしのそばに居てくれたからだ。その事実をなかったことになどさせぬ。
そうだ。今さら怖気づいてわたしから逃げようなどとは、断じて許さぬ。貴様は未来永劫、わたしのそばにいるべきなのだ。これはお願いではなく、命令だ。逆らうことなど許されんぞ。
そう、か…貴様はあくまで、わたしより自身の都合を優先させるというのだな…
もういい、わかった……これ以上の言葉は不要。貴様がいかに我が夫としてふさわしいか、わたしがいかに貴様に依存してしまっているか、直接身体でわからせてやる…覚悟せよ。
(炎を纏わせた剣で、大火傷を負わせる)
…ここまでだ。もはや貴様に抗う術はない。諦めてわたしに投降せよ。
…ふん。この程度の火傷で、まともに口もきけなくなったか。やはり人間とは脆い生き物よな…
(彼を抱き起こす)
なぁ…わたしも酔狂で告白しているのではない。貴様に日々支えられ、命よりも大事な騎士としてのプライドを取り戻してくれたからこそ、こうしてしつこく迫っているのだ…もはや貴様無しで、騎士をやっていけそうにもない…
貴様はどうすればわたしを受け入れてくれる?どうすればわたしを女として見てくれる?……どうすればわたしと結婚することを了承してくれる?
ふふっ…あぁ、これはいかんな。命の灯が消えかかっている。わたしが蘇らせてやらねば…わたしの眷属として。
(ベロキス)
わたし自身、粗暴で融通の利かない性格であることは重々承知している…だがそれでも、貴様に受け入れてもらいたいと願っている。こんなわがままな女は嫌いか?
ふっ…まぁ、嫌われても問題はないがな。毎日根気強く愛を伝え続けていけば、きっと貴様の心にもわたしへの愛の炎が音を立てて燃え始めるであろう…あぁ、何も問題ないな、うん。
身体の傷が癒えてきたか…わたしの眷属化が進行した証だな。これで貴様は完全にわたしの手中に落ちた。もう逃げることなど考えられんな?
案ずるな…貴様とは毎日、燃えるような熱い交尾がしたいと思っている。誓って、貴様を飽きさせなどせぬ。
今はまだ、妻としては不甲斐ないかもしれんが、これから精進していくつもりだ…改めてよろしく頼むぞ?わたしだけの旦那様♡
(男が逃げ出す)
…ッ、待て!今日という今日は逃がさん!はぁぁっ!
(彼に追いつき、剣による一撃を食らわせようとするも、躱される)
ちぃっ…!人間のくせに、すばしっこい…!我が一振りを避けるか。なら…!
(剣に炎を纏わせ、炎の斬撃を繰り出し、あたり一帯を火の海にする)
…無駄だ。もう逃げられんぞ。この炎の山を超える術は、貴様にはあるまい。
当然だ。わたしは炎の竜騎士。剣を振るって、あたりを火の海にするなど造作もないこと。それは貴様が一番よく知っているはずだ。
なんだと?今さらわたしにそのような問いを投げかけるとは…わたしのお前への愛は伝わっていなかったと見える。
いいだろう…改めて答えてやる。わたしは貴様に惚れた。だから結婚せよと何度も申しておるのだ。
だというのに、貴様はわたしから逃げるような真似ばかり…女からの求愛を受け取らんとは、男の風上にも置けん。その腐りきった性根、わたしが叩き直してくれようぞ。
は?惚れた理由?貴様はそんなことも分からぬのか。愚鈍にもほどがあるぞ。
…貴様が言ったのであろう?水の竜騎士に敗北し、自信を喪失していたわたしに向かって、「誰よりも武を重んじる貴女を、部下として誇りに思う」とな…これすなわち、愛の告白ではないか?わたしは愚鈍な貴様と違って、言葉の意味を取り違えたりはせぬ。
なんだと?間違っているのは、わたしの方だと申すか?あのような場面で、わたしを励ますような言葉をかけるのは、愛の告白以外の何ものでもなかろう。少なくとも、わたしは貴様のあの言葉で立ち直り、水の竜騎士にもリベンジを果たしたからな。騎士としての誇りを取り戻せたのは、貴様がわたしのそばに居てくれたからだ。その事実をなかったことになどさせぬ。
そうだ。今さら怖気づいてわたしから逃げようなどとは、断じて許さぬ。貴様は未来永劫、わたしのそばにいるべきなのだ。これはお願いではなく、命令だ。逆らうことなど許されんぞ。
そう、か…貴様はあくまで、わたしより自身の都合を優先させるというのだな…
もういい、わかった……これ以上の言葉は不要。貴様がいかに我が夫としてふさわしいか、わたしがいかに貴様に依存してしまっているか、直接身体でわからせてやる…覚悟せよ。
(炎を纏わせた剣で、大火傷を負わせる)
…ここまでだ。もはや貴様に抗う術はない。諦めてわたしに投降せよ。
…ふん。この程度の火傷で、まともに口もきけなくなったか。やはり人間とは脆い生き物よな…
(彼を抱き起こす)
なぁ…わたしも酔狂で告白しているのではない。貴様に日々支えられ、命よりも大事な騎士としてのプライドを取り戻してくれたからこそ、こうしてしつこく迫っているのだ…もはや貴様無しで、騎士をやっていけそうにもない…
貴様はどうすればわたしを受け入れてくれる?どうすればわたしを女として見てくれる?……どうすればわたしと結婚することを了承してくれる?
ふふっ…あぁ、これはいかんな。命の灯が消えかかっている。わたしが蘇らせてやらねば…わたしの眷属として。
(ベロキス)
わたし自身、粗暴で融通の利かない性格であることは重々承知している…だがそれでも、貴様に受け入れてもらいたいと願っている。こんなわがままな女は嫌いか?
ふっ…まぁ、嫌われても問題はないがな。毎日根気強く愛を伝え続けていけば、きっと貴様の心にもわたしへの愛の炎が音を立てて燃え始めるであろう…あぁ、何も問題ないな、うん。
身体の傷が癒えてきたか…わたしの眷属化が進行した証だな。これで貴様は完全にわたしの手中に落ちた。もう逃げることなど考えられんな?
案ずるな…貴様とは毎日、燃えるような熱い交尾がしたいと思っている。誓って、貴様を飽きさせなどせぬ。
今はまだ、妻としては不甲斐ないかもしれんが、これから精進していくつもりだ…改めてよろしく頼むぞ?わたしだけの旦那様♡
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