0
助けてあげた亀はヤンデレでした……
written by らくがき
  • 監禁
  • 拘束
  • 少女
  • お姉さん
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
公開日2024年04月29日 14:39 更新日2024年04月29日 14:39
文字数
1219文字(約 4分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレの亀
視聴者役柄
浦島太郎
場所
海底のとある場所
あらすじ
浦島太郎のあなたは、子供たちに虐められていた亀を助けてあげます。
そのお礼に、亀はあなたを海底へ案内してくれるというので、あなたは喜んで背中に乗ります。
しかし、辿り着いたのは竜宮城ではなく、誰も知らない監禁場所でそのまま……
本編
 (子供に虐められている亀を助けてあげた浦島太郎。亀はお礼を言います)

助けてくれてありがとうございます!
お陰で海へ帰ることができます……!

あの子供たちを追い払ってくれなかったら、私……きっと力尽きていました。

心優しいあなたのお陰です。
あの、お名前は何とおっしゃるのでしょう?

ウラシマさん……ですか。
ふふっ、素敵な名前♡

さあ、それではウラシマさん。
私の背中に乗ってください。
助けていただいたお礼に、私があなたを海底へ案内します♪

さ、はやくはやくっ♪

 (ごぽぽ……と海の中へ潜る)

海の中で呼吸ができる感覚はどうです?
ふふ……変な感じでしょう?

私の背中に載っていると、水中でも呼吸ができるんです。
どうです? 凄いでしょう?

ほら、海の中から海面を見ると、お日様の光でキラキラしていて綺麗ですよ♪

あと少ししたら到着しますから、ウラシマさんはこのまま海中散歩を楽しんでいてくださいねぇ~
うふふ……

***
 (目的地へ到着)

さあ、着きましたよ?
どうぞお入りください。

え、ここはどこなのか……ですか?
ふふっ、ここはですね、私のお家です!

竜宮城じゃないのかって?
……どうしてそう思ったのかは分かりませんが……ここは私のお家ですよ?

というか、私、竜宮城に連れて行ってあげるなんて……一言も言っていませんよね?

ここはね、私の秘密の隠れ家。
私以外には誰も知らない、私だけの場所。

そんな隠れ家に、あなたを連れてきてあげたの。

嬉しいですよね?
私とあなただけの、秘密……ですよ♡

おやぁ……なんだかまだ状況を理解していないようですね……

これから私とあなたは……ここで一緒に暮らすんですよ?
私とあなたの二人だけ。
誰にも邪魔されない世界で二人だけ。
何年も、何百年もず~~っと、ここで二人の愛を確かめ合うの……

どうしてそんなに狼狽えているんですか?
さっきは私を助けてくれた上に、あんなに優しく接してくれたじゃないですか。

嬉しかったです……私を庇って助けてくれた時の、あの勇ましい姿……。
それで私……思ったんです。

こんな素敵な殿方と、一緒に過ごしたいな、って。

ふふっ、だから私、あなたをこんなところまで連れてきちゃいました☆

 (※語気を強めて)
どこへ行くつもりですか?
まさか、一人で外に出るつもりじゃありませんよね?

ここは海の底ですよ?
逃げることはできません。
人間のあなたが外に出たら、たちまち水圧で潰れちゃいますねw

そんなお馬鹿さんじゃ……ありませんよね?

ここは誰も知らない秘密の場所。
あなたの知り合いはもちろん、竜宮城の奴らだって知らないの。

だーかーらー、あなたはもう、私のもの♡

 (※ぶつぶつ独り言を呟くように)
こうでもしなきゃ、竜宮城に連れていかれてあの姫にいいようにされちゃうし……
散々遊ばれた末に若さを奪われちゃうんだから……

私が……私があなたを守るね……

あなたと私の幸せは、誰にも邪魔させない……。
これからず~~っと二人だけで暮らしていくの。
大丈夫……ここは時間の流れがゆっくりだから、何百年だって暮らせるよ♡

いつまでもいつまでも、私がそばにいるからね。
浦島太郎さん?♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
助けてあげた亀はヤンデレでした……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
らくがき
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。

まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
らくがき の投稿台本(最大10件)