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公開日2024年04月29日 15:07
更新日2024年04月29日 15:07
文字数
2001文字(約 6分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレの彼女
視聴者役柄
試験に挑む僕
場所
自宅
あらすじ
明日は大事な試験を迎えるあなた。
しかし、前日になって彼女に浮気を疑われてしまいます。
当日、満を持して試験に挑みますが、突然、酷い腹痛に襲われて試験を失格になってしまいます。
悔しい気持ちで病院に行きますが、そこであなたは衝撃の事実を知ります……。
しかし、前日になって彼女に浮気を疑われてしまいます。
当日、満を持して試験に挑みますが、突然、酷い腹痛に襲われて試験を失格になってしまいます。
悔しい気持ちで病院に行きますが、そこであなたは衝撃の事実を知ります……。
本編
今日も勉強お疲れ様~。
とうとう明日が試験本番だね!
ホント凄いなぁ、国家試験だもんね。
合格率はそんなに高くないらしいけどさ、
どぉ? 上手くいきそう?
(数秒の間)
うん、きっと大丈夫!
君がたくさん努力してたのは知ってるし、必ず上手くいくに決まってる。
今まで通り、自分の力を信じて頑張れば、きっと成功するよ!
私、ずっと応援してるから。
苦しくなったら私のことを思い出して、リラックスしてね?
きっとうまくいくから。
最後まで気を抜かず、諦めずに頑張れ!
私だけはいつも、君の味方だから!
(数秒の間)
(※テンションがガラリと変わって冷徹な雰囲気で)
はぁ……ま、それはそれとしてさ。
ちょっと聞きたいことがあるんだけど、昨日の女って……誰?
あの女だよ。
ほら、昨日、勉強するとか言って喫茶店に出かけたでしょ?
てっきり一人で勉強するのかと思ってたけど、いざ着いてみれば、あの女と向かい合わせに座って話してたじゃん?
ねぇ、あれ……誰なの?
たまたま出会った友達?
偶然席が近くだったから、少し話をしただけ?
……はぁ、そんな言い訳が通用すると思ってるの?
正直に話した方がいいよ?
ねぇ、浮気してたんでしょ。
私みたいな可愛い彼女がいるのに、どうしてわざわざ試験前日に浮気しちゃうのかなぁ……。
どうして喫茶店での出来事を知ってるのかって?
(※近づいて)
今、そんなこと、どうでもいいんだけど。
私が君の行動を細かく把握してることくらい、彼女として当然じゃん。
そんな些細な事、今はどうでもいいの。
ねぇ、早く答えてよ。
正直に答えて。
浮気してるんでしょ?
ねぇ。
ねぇねぇねぇ。
…………。
…………。
…………はぁ。
答える気はないんだね。
私、悲しいよ。
君の彼女として、どんなこともやってきたのに、こんな形で裏切られるなんて。
浮気なんてしてない?
……ふうん、君はそう主張するんだね。
わかった。いまは信じてあげるよ。
明日は大事な大事な試験だもんね。
君の努力が報われる、特別な日だからね。
私、君のこと信じてるから。
ずっと……応援してるから。
******
(※明るく陽気な様子で)
おかえりなさい!
お疲れ様~、試験疲れたでしょ。
帰ってくるの、意外と遅かったね。
私、ず~っと君のことを想いながら祈ってたんだよ?
上手くいきますように、点数が取れますようにって。
私の祈り……通じた?
試験中、ちょっとでも力になってたら嬉しいな。
あ、そうだ。
試験の結果はいつ発表されるの?
数日、時間が空くのかな?
私、こういう試験って受けたことないから、よく知らなくて……
……え、試験は失格?
ど、どうして??
試験中に突然、酷い腹痛に襲われて退席した??
それじゃあ、試験は?
空白の数から考えて、ほぼ確実に不合格……。
帰りが遅くなったのは、病院に寄ってたからなんだ。
体調は大丈夫?
もうお腹は痛くないの?
薬を貰ったからよくなった?
へぇー、そっか。
それじゃあ、安心だね。
お医者さんによると、食中毒の可能性が高いって?
そう……それじゃあ、外で食べたお昼ご飯に何か悪いものが入ってたのかな?
最悪だね、君にそんなものを食べさせるなんて、酷い店だよ!
……え? お昼ご飯は食べていないの?
緊張で食欲がなかったから、今日食べたものは私が作った朝食だけ……か。
……へぇ、私を疑ってるんだぁ~。
酷いなぁ……まず真っ先に彼女の作った料理を疑うなんて。
でもね、正解。
私が君の食べ物に毒を盛ったの。
ちゃんと遅効性のものを用意して、試験中に効果が現れるように調整してねw
あはははっ、びっくりした?
そこまでするなんて信じられない~って顔してるよ。
(数秒の間)
(※以下、ヤンデレモードへと移行)
君が悪いんだよ。
君がっ、君が私以外の女と話してるから!
君は私のものなの! 君は私しか見ちゃダメなの!
もっと私の気持ちを理解しなくちゃだめだよぉ……、私……君が想像している以上に君のことが大好きだから。
……好きなら、毒なんて盛るはずないって?
うふっ、うふふふふふふ!
好きだからこそ、だよ。
私はね、どんな君も好きなの。
喜んでいるところも、悲しんでいるところも、怒っているところも好き。
そして、絶望している表情だって、大好きなんだよ?
あは、あはははははは!
今の君の顔、とっても酷い表情してる!
今まで見たこともない顔だよ……。
でも……君のそんな君の姿が見れて、嬉しいなぁ……。
ねぇ、どうしてそんなに歪んだ表情をしているの?
試験に落ちて悲しいから?
それとも……私に毒を盛られたのがショックなのかな?
ほら、こっちに来て……。
私が慰めてあげる。
試験落ちちゃって残念でしたねー。
よしよし、辛かったね~、悔しいねぇ~。
どれだけ失敗してもいいんだよ?
君がどれだけ自尊心を失っても、私がそばで支えてあげるから。
どれだけ傷を負っても、私が癒やしてあげるから。
ほら、目を瞑って。
高まる気持ちを抑えて、感情の波を落ち着けてー……。
今日はもう眠っちゃいましょうね~。
難しいことはぜーんぶ忘れて、頭空っぽにしちゃいましょうね~。
ほら、段々眠くなってきた……
ゆーっくりおやすみ。私の大事な彼氏くん?
とうとう明日が試験本番だね!
ホント凄いなぁ、国家試験だもんね。
合格率はそんなに高くないらしいけどさ、
どぉ? 上手くいきそう?
(数秒の間)
うん、きっと大丈夫!
君がたくさん努力してたのは知ってるし、必ず上手くいくに決まってる。
今まで通り、自分の力を信じて頑張れば、きっと成功するよ!
私、ずっと応援してるから。
苦しくなったら私のことを思い出して、リラックスしてね?
きっとうまくいくから。
最後まで気を抜かず、諦めずに頑張れ!
私だけはいつも、君の味方だから!
(数秒の間)
(※テンションがガラリと変わって冷徹な雰囲気で)
はぁ……ま、それはそれとしてさ。
ちょっと聞きたいことがあるんだけど、昨日の女って……誰?
あの女だよ。
ほら、昨日、勉強するとか言って喫茶店に出かけたでしょ?
てっきり一人で勉強するのかと思ってたけど、いざ着いてみれば、あの女と向かい合わせに座って話してたじゃん?
ねぇ、あれ……誰なの?
たまたま出会った友達?
偶然席が近くだったから、少し話をしただけ?
……はぁ、そんな言い訳が通用すると思ってるの?
正直に話した方がいいよ?
ねぇ、浮気してたんでしょ。
私みたいな可愛い彼女がいるのに、どうしてわざわざ試験前日に浮気しちゃうのかなぁ……。
どうして喫茶店での出来事を知ってるのかって?
(※近づいて)
今、そんなこと、どうでもいいんだけど。
私が君の行動を細かく把握してることくらい、彼女として当然じゃん。
そんな些細な事、今はどうでもいいの。
ねぇ、早く答えてよ。
正直に答えて。
浮気してるんでしょ?
ねぇ。
ねぇねぇねぇ。
…………。
…………。
…………はぁ。
答える気はないんだね。
私、悲しいよ。
君の彼女として、どんなこともやってきたのに、こんな形で裏切られるなんて。
浮気なんてしてない?
……ふうん、君はそう主張するんだね。
わかった。いまは信じてあげるよ。
明日は大事な大事な試験だもんね。
君の努力が報われる、特別な日だからね。
私、君のこと信じてるから。
ずっと……応援してるから。
******
(※明るく陽気な様子で)
おかえりなさい!
お疲れ様~、試験疲れたでしょ。
帰ってくるの、意外と遅かったね。
私、ず~っと君のことを想いながら祈ってたんだよ?
上手くいきますように、点数が取れますようにって。
私の祈り……通じた?
試験中、ちょっとでも力になってたら嬉しいな。
あ、そうだ。
試験の結果はいつ発表されるの?
数日、時間が空くのかな?
私、こういう試験って受けたことないから、よく知らなくて……
……え、試験は失格?
ど、どうして??
試験中に突然、酷い腹痛に襲われて退席した??
それじゃあ、試験は?
空白の数から考えて、ほぼ確実に不合格……。
帰りが遅くなったのは、病院に寄ってたからなんだ。
体調は大丈夫?
もうお腹は痛くないの?
薬を貰ったからよくなった?
へぇー、そっか。
それじゃあ、安心だね。
お医者さんによると、食中毒の可能性が高いって?
そう……それじゃあ、外で食べたお昼ご飯に何か悪いものが入ってたのかな?
最悪だね、君にそんなものを食べさせるなんて、酷い店だよ!
……え? お昼ご飯は食べていないの?
緊張で食欲がなかったから、今日食べたものは私が作った朝食だけ……か。
……へぇ、私を疑ってるんだぁ~。
酷いなぁ……まず真っ先に彼女の作った料理を疑うなんて。
でもね、正解。
私が君の食べ物に毒を盛ったの。
ちゃんと遅効性のものを用意して、試験中に効果が現れるように調整してねw
あはははっ、びっくりした?
そこまでするなんて信じられない~って顔してるよ。
(数秒の間)
(※以下、ヤンデレモードへと移行)
君が悪いんだよ。
君がっ、君が私以外の女と話してるから!
君は私のものなの! 君は私しか見ちゃダメなの!
もっと私の気持ちを理解しなくちゃだめだよぉ……、私……君が想像している以上に君のことが大好きだから。
……好きなら、毒なんて盛るはずないって?
うふっ、うふふふふふふ!
好きだからこそ、だよ。
私はね、どんな君も好きなの。
喜んでいるところも、悲しんでいるところも、怒っているところも好き。
そして、絶望している表情だって、大好きなんだよ?
あは、あはははははは!
今の君の顔、とっても酷い表情してる!
今まで見たこともない顔だよ……。
でも……君のそんな君の姿が見れて、嬉しいなぁ……。
ねぇ、どうしてそんなに歪んだ表情をしているの?
試験に落ちて悲しいから?
それとも……私に毒を盛られたのがショックなのかな?
ほら、こっちに来て……。
私が慰めてあげる。
試験落ちちゃって残念でしたねー。
よしよし、辛かったね~、悔しいねぇ~。
どれだけ失敗してもいいんだよ?
君がどれだけ自尊心を失っても、私がそばで支えてあげるから。
どれだけ傷を負っても、私が癒やしてあげるから。
ほら、目を瞑って。
高まる気持ちを抑えて、感情の波を落ち着けてー……。
今日はもう眠っちゃいましょうね~。
難しいことはぜーんぶ忘れて、頭空っぽにしちゃいましょうね~。
ほら、段々眠くなってきた……
ゆーっくりおやすみ。私の大事な彼氏くん?
クレジット
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。
まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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