検索結果
検索条件 |
タグ:
|
---|
-
- フリー台本
- 女性演者向け
- 有償販売△
性同一性障害の女の子がいた。 彼女は自分の意識の上では男の子、しかし、身体は女の子そのもの。 その事実に苦しみ喘いでいた。 自分は男のはず、男なんだ……なのに、なんでこんなっ…… その悩みは誰にも理解されず、そして、それが分かっているからこそ彼女は打ち明けず……ただ悶々と苦しむ日々を送っていた。 スカートは履かない、ブラウスも、嫌だ。 女の子ではないから。 でも、避けることのできない下着が彼女自身の自意識を否定する。 下着は女の子のモノだった。 ブラジャーも、そしてパンツも…… 付けたくはないが仕方がなかった。 嫌な思いをしながら毎日履いていた……上から覆い隠して見てみぬふりをしていた。 中性的な姿、といえば聞こえはいいだろうが……それは単なる欺瞞に過ぎない。 彼女は、女である自分から逃げたいからその恰好をしていた。 逃げていた。 だから、その結果も必然で…… まるで女の子と見紛う男の子に恋をした。 可憐な少女のような姿に……嫉妬とともに守りたいとさえ思った。 この子を……私のお姫様にしたい、と。 妬ましかった。 自分はこんな身体なのに……可愛い女の子にしか見えないあの子が男の身体を持っていることが妬ましくて仕方がなかった。 だが、同時に惹かれた。 男である自分の心は確かにその子に恋をした。 男と女、見かけ上は問題のない正しい恋物語。 しかし、内に秘める葛藤のせいでそれらは可笑しな方向へと向かっていく。 彼女にとって彼は男の子ではない。 自分が生涯をかけて守り通したい……傍に居たいと思う、お姫様であった。 -
- フリー台本
- 女性演者向け
- 有償販売△
今日は待ちに待った初めてのおうちデートの日。彼女の家に呼ばれたアナタは道中、女の子に声を掛けられます。その子は彼女の弟を名乗り、アナタを迎えにきたと言います。実は男の娘だった彼に言われるがままに連れて行かれると、彼女は今は家にいないと言われ、帰りを待つことに。すると彼はとんでもないことを口にします。「ボクもお兄さんの恋人にして?」と……。