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プロデューサーを辞めようとしたら、実は吸血鬼だった超イケメンな担当アイドルに眷属にされた
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • アイドル
  • 俺様
  • 吸血鬼
  • 束縛
公開日2022年01月21日 01:07 更新日2022年01月21日 01:07
文字数
723文字(約 2分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アイドル/吸血鬼
視聴者役柄
プロデューサー/人間
場所
某所
本編
お、プロデューサー。

悪りぃな、わざわざ来てもらって。

あぁ…ちょっとな。

プロデューサーに伝えたいことがあんだけどさ…

今までサンキューな。

俺がアイドルとしてやってこれたのは、プロデューサーのおかげだし。

ここまで上り詰めてこられたのも、プロデューサーのおかげ。

スッゲーたくさん支えてもらった。

マジ、感謝してもしきれねぇし…

ははっ、最後だからな。これくらいは言わせてくれ。

それで、えっと…だから、その、だな…

プ、プロデューサー…

俺さ…プロデューサーのことが好きだ。

ガチだよ。ガチでプロデューサーが好き。

プロデューサーが辞める前にこれだけは言いたかった。

え?……いや、そんなことねぇよ!

俺だけの力じゃ、絶対できなかった!

俺がアイドルとしてどんなに上手くいかなくても、プロデューサーだけは見捨てなかったし…!

ったく…プロデューサーって謙虚だよな…

そーいうところも俺的にはありだけどな。

あ、そろそろ時間か…

おう…向こうでも元気でな。いってらっしゃい。

…そうだ。最後のわがまま、聞いてもらっていいか?

あぁ…プロデューサーの血、もらうぜ。

(噛み付いて吸血)

ンッ…ハァッ…

好きだぞ、プロデューサー…うんめぇ…

ふふふっ…はははっ!

プロデューサーの血、飲んじまった!ははは!

もうこれで俺たち、別れられねぇな。

あ?何のつもりだって…決まってんだろ。

プロデューサーを俺の眷属にするためだ。

そう、眷属。俺、吸血鬼だから。

なぁ…この姿見ても信じられねぇか?

ははっ…ビビり顔のプロデューサーも可愛いじゃん。

あ、そうだ。言い忘れてたわ。

俺も今度向こうに行くからよろしく。

はははっ!仕事?

大丈夫だって。アイドルは辞めねぇから。

ただ、プロデューサーの行き先と、俺の移転先の事務所の場所が近いだけ。

プロデューサー…俺から逃げられると思うなよ?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
プロデューサーを辞めようとしたら、実は吸血鬼だった超イケメンな担当アイドルに眷属にされた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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