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ヤンデレアンデッド男の監禁
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 監禁
  • 拘束
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 俺様
  • アンデッド
  • 不死身
  • グロ
公開日2022年05月05日 08:26 更新日2022年05月05日 08:26
文字数
974文字(約 3分15秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アンデッド男
視聴者役柄
人間の女
場所
自宅
あらすじ
自分を監禁していた男を滅多刺しにして殺した…はずなのに、なぜか彼は生きていて…?
本編
ってぇ…ひでえな、刃物で滅多刺しにするなんてよ。

服も血で汚れちまったじゃねえか。

あ?なんだ、その顔?

殺したはずの俺が生きていることがそんなに不思議か?

ははっ!そういや、お前は知らなかったっけか?

俺、実は死にたくても死ねない身体なんだよなぁ。

そう、刃物で刺されても、首を絞められても、火で焼かれても、水で溺れさせられても、頭を殴られても、毒を飲まされても、死なない。

信じられないなら、どんな方法でも試してもらって構わねえよ。いくらでも付き合ってやる。

まぁ無駄だと思うけどな。自分でも一通り試したし。

化け物、ねぇ…

まぁそうだな。俗に言うアンデッドモンスターってやつだからな、俺。

便利な身体だけど死ねないっていうのもなんだかねぇ…

一応これでも元人間だし。

ま、いいか。こうして生き返って、お前とまた出会えたことだし、俺は十分満足してる。

おいおい、腰抜かさなくても……

あ、この血で濡れた格好が悪いのか。はたから見たらホラーだしな。

(血を拭う)

うし、お掃除完了。まぁ少し血は残ってるけど、勘弁な。

あ、おい。慌てて走んなって。

ほら、言わんこっちゃねぇ。

血でぬるぬるして足元滑るだろ?

ったく、世話が焼ける…

(お姫様抱っこ)

よいしょっと…お前、体重軽いな。大丈夫か?ちゃんと飯食ってる?

あ?ちょっとよく聞こえなかったわ。もっかい言ってくれ。

ははっ…そっか、そうだよな。

俺を殺してまで、監禁部屋から逃げ出そうとしたのに、その俺が生きてんだもんな。

そりゃそんな顔にもなるわな。

お前のその絶望した顔、結構いいじゃねえか…俺好みの顔で。

けどよかったな。犯罪者にならなくて。

殺人が成功してたら、牢屋の臭い飯を食うことになってたぞ?

まぁそういうこった。お前の居場所は結局ここしかねぇ。

お前の家族、友人、その他関係者には俺の正体をバラしてあるからな。

あ?んなの、ちょっと考えりゃわかんだろ?

俺みたいな化け物と一緒にいるお前となんざ、誰も関わり合いたくねーんだよ。

お前を助けるとか余計なことはしないように、しっかり口止めもしておいたしな。

つまりここから逃げ出しても、お前の帰る場所なんてどこにもねーの。わかった?

そうそう。俺、物分かりのいい女の子は好きだぞ。

さ、今日は何して過ごす?ゲーム?読書?散歩?お昼寝?

それとも…まだ昼だけどヤるか?俺はなんでもいいぞ。

お前のやりたいこと、好きなように決めていいからな…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレアンデッド男の監禁
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
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