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わたしの推しに嫉妬した彼氏が耳元で囁いてきた
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • 甘々
  • ラブラブ
  • カップル
  • 恋人同士
  • 癒し
  • 囁き
公開日2022年07月22日 20:01 更新日2022年07月22日 20:01
文字数
936文字(約 3分8秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
自宅
あらすじ
ある日貴女は彼氏に突然、推しの動画を突きつけられて、動揺してしまう。どうやら彼は画面の中にいる貴女の推しに嫉妬していたようで…?
本編
なー、ちょっといい?聴いてほしいもんがあるんだけど…

そ、これ………めっちゃイケボだよな?たぶん、リアルだったら、女の子たちの黄色い歓声が上がるレベル。

…な?正直に言えよ…これ、お前の推しだろ?

お前が熱心にこの配信者の動画漁ってるとこ、見ちゃったからさぁ…

たしかに俺よりイケボだけど…なんかムカつく。

俺の彼女って、こういうイケボが好みだったんだなーって…



〜以下、耳元で囁く〜

なぁ…こうしてずっと耳元で囁いてやろうか?俺が…

お前にミーハーなとこがあんのは知ってたけどさぁ…実際目の当たりにすると、やっぱムカついて…

俺っていう彼氏がいんのに、他の男の声聞いて喜んでんだなって…

俺、ずっと我慢しなくちゃいけないわけ?お前が俺以外の男の声で癒されてんの…

じゃあさ、逆にお前が俺の立場だったらどう?

俺がもし、お前より可愛い声の女の子の動画開いててデレデレしてたら…

だろ?ムカつくよな。ふつうに嫉妬するだろ?

謝罪がほしいわけじゃねえよ。ただ分かって欲しかっただけ。




〜以下、普通の声量に戻す〜

まぁ画面の中の男に嫉妬する俺もたいがい、心狭いような気もするけどさ、仕方ないだろ?あんま我慢してると、嫉妬で頭おかしくなりそうだったから…

あ、でもお前の推しが絶対にお前にできないこと、一つあるんだけど。教えてやろうか?

それは…こういうこと。

(抱きしめてキス)

そ、肉体同士の触れ合い。いくらネットが発達しても、二次元と三次元の壁は越えられねえだろ。

いや、推し活は続けていいぞ。できれば、俺のいないとこでやって欲しいけど。

ただ、俺がこういう気持ちだったってことだけは、覚えといてほしい。

分かった?じゃ、もっとたくさん触れていい?てか、触れるけど。

(強く抱きしめてディープキス)

二次元での一番はそいつでいいけど…リアルでの一番は俺にしてくれ。頼むわ、マジで。

サンキュ。正直、素直に頷いてくれると思わなかったから、ちょっと驚いてる。

ん、その辺の棲み分けっつーか、区別ができてるんならいいや。これ以上は何も言わねえ。

え?……ははっ。なんだよ、それ。お前が声フェチってこと?

もしかしてさっきの囁き、効果抜群だった?

いいよ。ムラムラしてんだろ?俺がスッキリさせてやるよ。

いいって、別に。もう怒ってないから。

お前のこと、大事に扱ってやるから…リアル彼氏の俺が、な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
わたしの推しに嫉妬した彼氏が耳元で囁いてきた
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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