0
ヤンデレ図書委員長と一緒の休日
written by 霜月鷹
  • 告白
  • 学校/学園
  • 学生
  • 先輩
  • ヤンデレ
  • ストーカー
公開日2021年07月06日 16:36 更新日2021年07月06日 16:36
文字数
1183文字(約 3分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
図書委員長
視聴者役柄
委員長の後輩
場所
学校の図書室
あらすじ
「ごめんなさい……もし良ければ明日、図書室の蔵書点検を手伝ってくれないかしら?」

大好きな先輩からの電話は、いつも通り図書委員の仕事を手伝ってほしいという内容だった。
少し残念な、けれども何処か嬉しいような気持ちのまま学校へ向かう。
そこに居たのはいつも通りの、けれどもいつもとは少し雰囲気が違う……貴方の大好きな先輩だった。
本編
あ、後輩くん……おはよう、今日も元気そうね。
今日は学校も休みなのに、手伝いに来てくれてありがとう……とっても助かるわ。
私?私はいつも通りよ。時間は掛かるけど、図書室の蔵書点検、一緒に頑張りましょうね。
ど、どうしたの……そんなに私の事を見つめて。私の顔、なにか付いてる……?
夜更かし?読みかけの本があったから、昨日は少し遅くまで起きてたけど……それがどうかしたのかしら?
「しっかり休まないとダメですよ」って……うふふ、相変わらず後輩くんは優しいのね。
私なんかを心配してくれて……嬉しい……
い……いえ、なんでもないわ。それより、そろそろ図書室に行きましょう?
頑張れば今日中に終わらせる事も出来るかもしれないし、それにいつまでも立ち話をしている訳にはいかないでしょう?

ふぅ……お疲れ様、少し休憩しましょう。
はい、これは私からのちょっとしたご褒美。君、紅茶が好きでしょ?私が家で淹れてきたの……良かったら飲んでみて。
美味しい?なら良かったわ……レモンバームとパッションフラワーを使ってみたの、後輩くんがリラックスできるようにって。
せっかくだから、膝枕でもどう?今日は私達しか居ないんだし、誰かに見られる心配もないと思うんだけど。
うふふ……はい、それじゃあこっちにおいで。
私達の学校、図書室の中に和室があるって……なんだか不思議よね。でも、そのおかげで図書室を使ってくれる人も多いし、私達もこうやってのんびり寛ぐことが出来るのよね。
ねぇ、どうして今日は私と君しか作業に来てないと思う?
図書委員は私たちの他にもいっぱい居るのに……やっぱり、気になっちゃうかな?
実はね、君以外の人たちには「来なくていい」って連絡してあったの。
そうすれば時間は掛かっちゃうけど、その分君と二人っきりになれる時間が増えるんですもの。
君も、気付いてないって訳じゃないんでしょう?
私が君の事が大大大好きだって……自分でも、ちょっと怖いなって思っちゃうくらいに君が好きだっていうこと。
でしょ?だって君、私に紅茶が好きだって教えてくれた事ないもんね。
でも私、紅茶の事以外にも君のいろんな事……知ってるんだからね?
お風呂に入る時は最初に髪を洗うとか、ちょっと可愛いパジャマを着てる事とか……こっそり撮った私の写真を、大切にしてる事とかもね。
嬉しかったなぁ……君も私を想ってくれてたなんて……私、とっても嬉しかったよ。
嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて──それを知った日は、興奮し過ぎて眠れなかったのよ?
だからね……私達、このままずっと一緒に居ましょう?
この作業が終わってもずっとずっとずっと……だって私達、両想いなんだもん。
君にその気がなかったとしても、私は君の事を絶対に離さないからね?
こうやって上から君を包み込むようにして……こうしたら、もう逃げられないよ♪
こうしてるとだんだん眠くなってくるよね……良いよ、私に包まれて心ゆくまで休んでね。
おやすみなさい、目が覚めたら告白の返事……ちゃんと教えてね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ図書委員長と一緒の休日
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
利用実績(最大10件)
霜月鷹 の投稿台本(最大10件)