0
【微ヤンデレ/妖狐】愛の重い妖狐に囚われたアナタは彼女に養われて一生愛され続ける
written by 霜月鷹
  • 微ヤンデレ
  • 妖狐
  • 誘拐
  • 監禁
  • 結婚
  • 夫婦
公開日2024年03月06日 08:58 更新日2024年03月06日 08:58
文字数
1435文字(約 4分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妖狐
視聴者役柄
妖狐に攫われた人間
場所
妖狐の屋敷
本編
貴方様~ただいま帰りましたわ~うふふ♪
その様子ですと、どうやら言いつけを守って、良い子で私の帰りを待っていてくださったのでございますわね。
私、と~っても嬉しいですわ♪
貴方様ったら最近は何かと反抗的で、正直なところ手を焼いていたのでございます。
「嫌よ嫌よも好きのうち」とは言いますが、いつまで経っても嫌がられていては此方の心にも傷がつくというもの。
貴方様を人里から攫って屋敷に閉じ込めた私に非があるのは分かっていますが、それでも想い人に受け入れてほしいと思うのは道理でしょう?
ですからこうやって、大人しく私を出迎えてくださる貴方様を見られて私、感動のあまり涙が……!
さぁさぁ、このまま玄関で立ち話をしているのも疲れるでしょう?
積もる話もございますし、ささ、早く上がりましょう♪


ふぅ、ごちそうさまでした。
このようにゆっくりと食事を摂れるのは、なんだか久しぶりな気がしますわ。
それにしても今宵の食事、なにやら私の好物が多かったような……偶然、でございますかね?
(しばらく沈黙)
もしやこれ、貴方様の仕業だったり致します?
偶然という線も捨てきれないのですが──なんと!?
忙しくしていた私の為に、料理人に頼んでくれたと……まぁまぁ、なんという事でしょう!
私の為にそこまで気を回してくれるだなんて、流石は私の旦那様……感謝してもしきれませんわ♪
うふふ、最愛の御方からの愛情を感じながら、美味しい料理に舌鼓を打つ。
こんな素敵なひと時を過ごせるだなんて、お勤めを頑張った甲斐がありましたわ。
それでは貴方様、もう少し休んだら、久しぶりに二人きりで湯浴みと参りましょうか♪


さてさて……湯浴みも終わって、あとはもう眠るだけですわね。
そういえば今日のお風呂、何やら桜の良い香りが致しましたが……あれも貴方様が?
うふふ、私の好みをそこまで把握してくれていたなんて、私は本当に、素晴らしい旦那様に巡り合えましたわ♪
初めて出会ったあの日から、貴方様には特別な何かを感じていたのですが……やはり、あれは間違いではなかったようですわね。
貴方様が私に心を開いてくれて、それを身に染みて実感致しました♪
あぁ……私、胸の高鳴りが止まりません!
大好きな貴方様が、私の為に尽くしてくださった……!
それがとても嬉しくて、私思わず──

思わず、貴方様の事を襲ってしまいますわ♪

うふふ、なす術なく私に押し倒される貴方様、とても可愛らしいですわ♪
人間である貴方様が妖狐である私に勝てないのは当然でございますが……それにしたって貴方様、前とは違って少しも抵抗しないのですわね♪
無理やり私に抱かれる貴方様も魅力的でございましたが、こうして私に身を預けてくださる貴方様はも~っと魅力的ですわ♪

しかし、貴方様の態度の変わりよう、突然過ぎて少しばかり気になりますわね……
この屋敷から出ることが叶わないと知って全てを諦めたのか、それとも私の愛が貴方様に通じたのか……
まぁ何方にせよ、私と親密な関係になっていただけるのであればそれで良いですわ♪
だって──

どんな手を用いたとて、貴方様はここから……私の元からは永遠に逃げられないのですから。

貴方様は私の大切なお相手……ですからこうして、私の屋敷で大事に大事にしまっておかなければいけませんの。
大切な物が何処かへ消えてしまわぬよう、大事に……大事に……あら?
うふふ、眠くなってきたのでしたら、私の事など気にせず、ゆっくりとお休みくださいませ。
私、明日はお休みを頂いておりますから。
二人の時間を堪能するのは、明日で構いませんわ。

おやすみなさいませ、私だけの貴方様。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【微ヤンデレ/妖狐】愛の重い妖狐に囚われたアナタは彼女に養われて一生愛され続ける
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
利用実績(最大10件)
霜月鷹 の投稿台本(最大10件)