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痴漢冤罪をふっかけてきた小悪魔女を許して、助けて、軽くわかせてやった話
written by 遅桜ノンネ
  • わからせ
  • メスガキ
  • 痴漢
  • 罵倒
  • 電車
  • シリアス
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  • 片思い
公開日2022年05月04日 10:55 更新日2022年06月25日 10:18
文字数
2444文字(約 8分9秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高校生
視聴者役柄
成人男性
場所
電車→駅ホーム
あらすじ
※フィクションです。『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではございません』
本編
きゃー!この人痴漢ですー!

はい、そうです!この人です!このお兄さんが私のお尻をっ!

うう~、怖かったですぅ♡、助けてくれてありがと♡おじさん♡

みなさーん!ちゅうもーく!このお兄さんが私のお尻を触ってきた痴漢さんでーす!

はい、この人です!、駅員さんを呼んでください!


お兄さん、どうしてこんなことをしたんですか?

JKのお尻を触るのはダメなことなんですよ、犯罪ですよ?

え?、俺は触ってない?

…だめですよ、お兄さん。嘘をついたら。

ほんとに触ってない?

…お兄さん妙に冷静ですね。

え?、ほ、ほんとに触られました!

お、おじさんは信じてくれるよね?

そうですよ。加齢臭漂うおっさんは大人しくJKの言う事を聞いていればいいんです。

え、なんでもないですよー♡


それにしても、動揺一つ見せないなんて、なんか怖いかも。

お兄さんが冷静すぎるせいで逆に私に疑いの目が集まってる気もするし…。

ま、お兄さんが虚勢を張ってるだけだよね。

駅員さんが来れば、ビビッてあることないこと話して、勝手に自滅してくれるでしょ。

あっ、駅員さん♡

そうです、この人です♡

怖かったですー♡

お兄さんがさっきから自分は触ってないって嘘つくんですよー♡

どうにかして♡、駅員さん♡

あはっ…駅員もちょっろ♡

え?なんでもないですよー♡

とりあえず駅員室にお兄さんを連れていきましょーよ♡

あはっ、お兄さん、どうしたの?、なんかが顔怖いよ?

逆ギレ?、ダメだよ?

罪はちゃんと償わないと♡

あはっ、抵抗してる、抵抗してる。

でもさすがに駅員三人に囲まれたら抜け出せないよね。

!?

え、う、うそ…駅員を全員組み伏せちゃった…。

つ、強いんですね、お兄さん…。

ひっ…わ、私に乱暴するつもりですか!

とうとう本性を表しましたね!この痴漢!

え、どこ行くんですか!?

この後、人に会う予定がある?

え…い、いやいや!、なに逃げようとしてるんですか!

お兄さん、自分の立場わかってますか!?

冤罪にかけられた可哀想な男?

ふーん、そうですか、まだ、そうやって嘘をつく気なんですね。

なら、こっちにだって考えがあります!

お兄さんの顔写真をさっき隠し撮りしたので、それをSNSにアップします!

この人が痴漢野郎です、ってね。

どうします?、それは困りますよね?

そんなことされたら、もうお兄さんはまともな人生歩めなくなりますよ?

え、盗撮?

なんの罪も犯していない人の顔写真を無断アップするのは法律違反?

…法律違反じゃありません!、お兄さんはJKのお尻を触った立派な犯罪者です!

え、この会話は全て録音している?

俺の無実が証明したら、これを証拠として、お前を逆に訴える?

と、盗聴なんて、そっちこそ犯罪じゃないですか!

え、証拠として使うだけなら問題はない?

ふーん、そうですか、ま、まあ、それくらい私も知ってましたけど!

や、やば…このお兄さん、まじでやばい…どうしよ…。

え?指紋?服の繊維?DNA検査?

必ず私を訴える?

う、うそ…。

罰金か最悪の場合は捕まる?

う、うそ…。

うっ、ぜ、全然焦ってないけど!



…くっ、

あ、あの…ごめんなさいっ。

嘘をつきましたっ。

お、お兄さんは何もしていませんっ。

ゆ、許してくださいっ。

どうしてもお金が必要だったんですっ。

土下座しますっ。この通りですっ。

な、なんでもしますからっ、お願いしますっ、警察にだけは言わないでくださいっ、お願いしますっ。

はい、私の家、貧乏で…どうしてもお母さんに楽させてあげたくて、痴漢の慰謝料的なものを狙ってやりました…。

え?、えっと、今回が初めてです。

妙に手馴れていた?

ほ、ほんとです!、信じてください!

あ…ご、ごめんなさいっ。

そ、そうですよね…お兄さんにとってはそんなこと関係ないですよね…。

危うく私に人生を終了させられそうになったんですもんね。

え、駅員さん…?、警察を呼ぶ?

ま、待ってください!

もう絶対にこんなことはしませんから!

許してください!お願いします!

学校や親にも今から電話を?

学生証を出せ?、い、嫌です!

な、なんですか!、大人三人がか弱きJKを囲って、無理矢理奪うつもりですか!

ち、痴漢です!この駅員さんたちが痴漢です!

え?お兄さん?

なんで私を庇ってくれるの?

あいたっ!?

なんでチョップ??

俺だ?

??…え、おにーさん?

うそ…お兄さんってあのおにーさん!?

久しぶりだね…。

あ…。

会いたかったよー!!!

ぎゅううううう♡

むふふっ、おにーさんだぁ♡

数年ぶりのおにーさん成分ほきゅう♡

ねぇ!ねぇ!いつこっちに帰ってきてたの?

昨日帰ってきたの?、へぇ、そうなんだ!

おにーさん、めっちゃかっこよくなってるから全然気づかなかったよぉ♡

あ、そうでーす♡

このおにーさんは私の好きピです♡

あいたっ!?、またチョップ!?

むぅ…ただの親戚の子ってひどいよぉ、おにーさん…。

本当に酷いのはどっちだ?

うっ…ほ、本当にごめんなさい…。

反省してます。絶対にもうしません。

おにーさん?

話をつけてくる?、少し待っていろ?

う、うん、わかった…。




おにーさん、迷惑かけて本当にごめんなさい。

うっ、はい、もう絶対しません…。

俺以外の男だったら逆上して襲われていた可能性もあった?



心配してくれるんだね。おにーさんは本当に優しいね。

うん。お母さんの医療費が高くて、お父さんがお外で別の女作っちゃって、出ていっちゃった。

今までなんとか工夫して生計を立ててきたんけど、それも最近はきつくなってきちゃって…。

それで、バイトの掛け持ちも追いつかなくなって、今回のようなこと、しちゃった…。

え、お金に困った時はまず俺に相談しろ?

でも、おにーさんは家族じゃないじゃん。

それこそ、ただの遠い親戚じゃん。

私たちを助ける理由がないよ。

昔から私のことは大切な妹のように思っていた?



むぅ、そこは彼女にしたい魅力的な女の子にしてよ!

じょ、冗談だって、半分くらい。

だからそんな冷たい目で見ないでよ。

でも、そっか。

私、おにーさんに大切に思われてたんだ。

一人じゃなかったんだ。

誰かに相談なんて考えたこともなかったな。

ずっと自分一人でなんとかしなきゃって思ってたから。

今日は本当にありがとね、おにーさん。

大好き。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
痴漢冤罪をふっかけてきた小悪魔女を許して、助けて、軽くわかせてやった話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
遅桜ノンネ
ライター情報
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