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不思議な能力を持ったヤンデレに愛されて脅迫される
written by 霜月鷹
  • ヤンデレ
  • ホラー
  • サイコパス
  • 特殊能力
公開日2022年06月04日 00:10 更新日2022年06月04日 00:10
文字数
1071文字(約 3分35秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
正体不明の女性(人間……?)
視聴者役柄
謎の女性に悩まされている男
場所
寝室
本編
こんばんは~なんだか今日も寝付けないみたいだね、大丈夫?
もし本当に眠れなくて困ってるなら、私がもっといい夢を見せてあげるけど……
え、何処から入ったのかって聞かれても……私にかかれば壁なんてあってないような物だし……まぁ、そんな細かいことなんてどうでも良いでしょ。
それよりさ、なんで君は夢を見てもすぐに起きちゃうんだい?
せっかく私が「素敵な夢」を見せてあげてるのに……君に限ってそんな事はないと思うけど、私が夢に出てくるのが不満……とかは、流石にないよね?
その顔は……言わなくても分かるから大丈夫、不満なんだね。
傷付くなぁ……私、君の夢の中へ遊びに行くのが最近の数少ない楽しみなのに……もしかして、今の姿じゃ不満なのかな?
それじゃあ──よしっ、こんな感じかな。

うふふ、どうかな……これ、私の特技なんだ♪
こうやって姿形を変化させることが出来るんだけど……って、なんか顔が青ざめてるよ?
あー……私の変身、君にはちょっとだけ刺激が強過ぎたかな。
そういえば普通の人間の前で披露した時って、なんか皆こんな感じのリアクションをしてたような……
ほらほら、どうせ私の事を見るならそんな恐怖たっぷりの視線じゃなくて、愛情たっぷりの優しい視線にしてくれない?
そういう反応は流石に、私もちょっと傷付くなぁ……
せっかく本棚の奥に隠してあった本に載ってた通りの姿──君の性的趣向って言えば良いのかな?それをいっぱい取り入れた姿になってあげたのに。
まぁ良いや、ひとまず逃げる気はなさそうだから……君の隣、座らせてもらうね。
今日はいつもみたいに夢の中でお話したりは出来ないみたいだから、ちょっとだけ現実でのお話をしてあげる。

君の周りってさぁ、いつも女の子がいっぱい居るよね──アレ、やめてくれない?

君は私の恋愛対象なのに、他の女が周りにいられるとものすっごい邪魔なの……君に恋愛感情がないのは分かってるけど、それでも見てるだけでイライラしてくるの。
それでね~いっつも君の周りにいる女の一人に、さっき会って来たんだ。
それでね、いっしょに写真も撮ったんだけど……これ、綺麗に撮れてるでしょ……って、あれ?
君、余計に顔色が悪くなっちゃったね。
うん、でも今回はそれで良いかも……他の女をこうしたくなかったり、何より君自身がこんな事になりたくなかったら、明日からは異性との距離感を考えるようにしてよね♪
それに何より……私から逃げたりしちゃ、ダメ……だよ?

うふふ、それじゃあ今日はこの辺りで失礼しようかな……明日も早いんでしょ?
だったらせいぜい、しっかり休んでおいてよね♪




(アラームの音)



あ……ようやく起きた、早くしないと遅れちゃうよ?



うふふ……おはよう、とっても素敵な朝だね♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
不思議な能力を持ったヤンデレに愛されて脅迫される
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
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