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幼少期の告白を真に受けているヤンデレメイドは、ある晩に貴方を略奪する。
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  • 告白
  • 敬語
  • メイド
  • 逆NTR
公開日2022年06月20日 19:39 更新日2022年06月20日 19:39
文字数
2079文字(約 6分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
メイド長
視聴者役柄
男性
場所
お嬢様の屋敷
あらすじ
お嬢様に見初められ、彼氏になったあなた。
付き合う期間も長くなり、屋敷にご挨拶しに行くことになった。

屋敷で出会ったメイド長は、あなたのことを知っているようで…?
本編
//SE:ノック
失礼いたします。
夜分にすみません。
少しお話いたしませんか?

ありがとうございます。

改めまして。
この屋敷のメイド長を務めております
サキ(任意の名前)と申します。

朝の時点ではご挨拶だけでしたので、
お邪魔させていただきました。

この度はお嬢様との婚約おめでとうございます。
いえ、正しくは婚約前提のお付き合いでしょうか。

お嬢様は貴方様に大変ご熱心なようですから…
婚姻は確実でしょう。

…貴方様が不貞を起こさなければ、ですが。

いえいえ。
貴方様がそういった行いをするとは
私も考えておりません。

ですが、殿方ですから。
そういった気の移りもあるかと存じまして。

ああ、えっと、すみません。
こんなことを言うために参ったわけでは
ありませんでしたね。

あまりこういった会話は慣れていなくて。
無礼でしたら申し訳ございません。

気の落ち着くお茶を淹れましょうか。
お付き合いいただけますか?

ありがとうございます。
少々お待ちを。

(間)

どうぞ。
安心なさってください。
変なもの"は"入っておりませんよ。

この茶葉はお嬢様が昔から好きな茶葉でして…。
もし機会がありましたら淹れてあげてください。

ふふ、おいしいですか?
それはよかった。

お嬢様…ですか?
ええ、いまは自室でぐっすり眠っておられます。

今日は「彼を屋敷のみんなに紹介するんだ~」って
意気込んでおられましたから。

お疲れなのでしょう。

さて、本題ですが。
実は私、貴方様とは初対面ではございません。

突然何を…という顔をされていますね。
無理もありません。

年も離れていますし、
なにより出会ったのは
まだ貴方様が子供の頃でしたからね。

この傷…見覚えはございませんか?

そうですか…。
なら、貴方様が幼少期に
事故に合ったことは覚えていますか?

ええ、そうです。
そのとき…貴方様に助けられたのが私でございます。
その際に出来た傷が、この顔の傷です。

思い出しましたか?
ええ、思い出してくれて私も嬉しいです。
お久しぶり、ですね。

でしたら…あの約束も当然覚えていますよね?

貴方様は私を助けてくれた。
助けてくれただけに留まらず、
この傷の責任を取ろうとしてくれた。

女の顔の傷は一生ものだから、と。
私との未来を約束してくださいました。

あのときの貴方様はとても格好良かったですよ。

そうです。
私は貴方様の婚約者です。

私は貴方様が
この年になるのを待ち遠しく思っておりました。

貴方様を街で見かけてから
ずっと貴方様を見ていました。

来る日も来る日も。

しかし貴方様はそのことを覚えていなかった。

やっと出会えたというのに、
すでに隣にはお嬢様がいらっしゃいました。

聞けばお嬢様に見初められたとか。

許せません。
貴方様は私と結婚してくれると言ってくれたのに、
他の女の人に身体を許すなんて。

約束を反故にする殿方はいけませんよ?
私と貴方様はすでに婚約関係を結んでいるのです。

この左手の指輪だって…。

あのとき貴方様が
なけなしのお小遣いでくれたものです。

ほら見てください。
幼少期から外していませんから、
指を切り落とさない限り、絶対に外せません。

ああ、そうですね。
私貴方様にひとつ嘘をついてしまいました。

そのお茶に変なもの"は"入っていない…と。

いえ、嘘ではありませんね。

新婚の妻が旦那様に嘘をつくというのは、
夫婦の信頼関係を損なう行為、ですから。

そうです、言い間違いです。

そのお茶には変なもの"しか"入っておりません。

ええ。
このままでは貴方様はお嬢様に盗られてしまいます。

何せお嬢様の婚約者としてこの屋敷に
ご挨拶に来られたのですからね。

これから貴方様は一層お嬢様の、
未来の旦那様としてのふるまいを求められることでしょう。

…何もなければ。

//聞き手:ふらふらする
ああ、お茶の効果が効いてきてるみたいですね。
目がぼーっとしていらっしゃる。
私の声もぼんやりとしか聞き取れていないでしょう?

いまにも眠ってしまいそう…。

大丈夫です。
私はその役目を旦那様から承っております。
今日夜訪れたのはそれも含まれているんです。

貴方様が他の女性に言い寄られても
大丈夫な人間かどうか…。

こうして大事な約束すらも忘れてしまう
意中の相手でもない女性に抱き着かれても。

薬を飲まされ、
無抵抗のままベッドの上で組み伏せられても。

お嬢様への好意が揺るがないかどうか試せ…と。

もちろん、旦那様には報告させていただきます。
貴方様の好意はそんなものであった、と。

逃がすつもりはありませんよ。

だって、貴方様はお嬢様ではなく
私と結婚しているのですから…。

この傷の責任を取ってくれるんですよね…?

私は貴方様のその言葉を信じて
いままで生きてきました。

それをいま叶えるときなんです。

安心してください。
私も大人ですから、すぐにとは言いません。

不本意ですが、
滞在するこの1週間だけはお嬢様に貸してあげます。
そして夜にこうして私が綺麗にして差し上げます。

そのあとで、フラれて汚れた貴方様の身体を
私で染めて…私しか見られないようにします。

それからたっぷり愛し合うんです。
いままで会えなかった時間を埋めるように。
じっくりと、愛を煮込むように…。

2人で幸せになりましょうね。
私の、私だけの旦那様…。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
幼少期の告白を真に受けているヤンデレメイドは、ある晩に貴方を略奪する。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者

ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。

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