付き合って早々に同棲を提案してきたギャルちゃん。
ゆったりとした休日に、お昼頃降りてきたギャルちゃんはぎゅうっと彼を抱きしめる。
ふと耳の中を覗くと耳垢が見えて…。

重いけれど確かな愛を感じながら
お昼～夕暮れまで耳かきされちゃうシナリオです！

【リビング】


あ！おはよ～！
いや、この時間だしおそよ～かなぁ？


あれから何だかんだ二度寝しちゃった。
ご飯は？もう食べた？


そっか…。
なら、ぎゅぅう～


ふへへ、あーしもあんまりお腹空いてないし、
夕方までこうしてよっかな～。


ちゅ？
ちゅちゅちゅちゅ～…！


あ、お耳…。
ん、じっとしてて？


さてはお耳掃除最近してないな～？


うぅ～！
こんなにあったら、
あーしの声聞こえないじゃんかぁ！


決ーめた！
今日はハグの日じゃなくて耳かきの日にへんこーだ！


ちょっと待ってて。
あーし耳かきとってくる…！


//間


お待たせっ！
大人しく待ててめっちゃえらだね！


んしょ…
少しだけ窓とカーテン開けよっか。


そしたら横に座って…と…よーし完璧！
そのままあーしの膝の上に頭乗せてくれる…？


へへ、ここからだと空の様子見れていいよね。
内見の時、この景色でここにしたみたいなとこあるし。


夕方近いしさ、時間的にも変化見えやすいかもって思ったんだよね。


あーしってば天才？


ふふ、割と家賃安めで日当たりがいいって最高だよね～。


さて、お耳はいかがかな～♪
あーしが隅々までキミを綺麗にしていくからね～？


どれどれ～？


え？なに？
髪の毛が当たってくすぐったい…？


んもうわがままさんだなあ…。
//髪の毛を縛る音


はーい髪の毛結んだからこれで大丈夫かな？


まずはゆっくり外側の方から…


//右耳かき開始


かりかり、かりかりっと…


かゆいとこないー？
あったらあーしにすぐ言ってね～？


かりかり…
どうあーしに耳かきされるの気持ちいい？


そっか、気持ちいいならよかった。
んー？だけど…？


"つまんなくない？"


いやいやいや、別にあーしはつまんなくなんかないよ？


言ったでしょ～？
君となら何してても楽しいし、静かな時間だってゆーいぎな時間なんだよ？


何より君を綺麗に出来てるのがね？
あーしで嬉しい。


こう、彼女というか
隣にいる人ならでは感というかさ…？


これって2人だけの特別な時間じゃない？
って思えるから好きだよ？


だーかーら、そんな申し訳なさそうな顔しなくたっていいよ。
あーしは楽しいし、嬉しいから。


その代わりといっちゃなんだけど、たっくさん癒されてほしいな。


あーし、君が最近忙しくしてたのも知ってるし。
少しでも君の力？癒し？になれたらいいと思ってるんだ。


そーだよー？
たまに嫉妬でわ～ってなっちゃうこともあるけど。


これでも他の人よりはいい奥さんになれる自信はあるんだから。


ちゃんと君が忙しい時は一生懸命サポートしていくつもりだよ？


もちろん？
君が浮気しなければ、だけどね～？


//「しないってば…前と言いそんなに信用ないかなあ僕…」


あー…うん、
ごめんそういうわけで言ったわけじゃなくて…その…


うー、つい口癖みたいに言っちゃうなこれ…


違うんだよ？君を信頼してないわけじゃなくて。
その信頼してるからこその冗談というか…？


それを聞いて慌てる君がちょびっとだけ面白くて。
ついしちゃうんだよ…ね…。


この前もそうだけどずっと愛されてたいというか、
すーぐ確認したくなっちゃうんだよあーしってば。


だから君を見たら即抱き着いちゃったり、甘えちゃったりしちゃう。
この耳かきだって、君と長くいたいのが本音だし…。


いつかは治さなきゃな～って思ってるんだけど、
君の事を思っちゃうとどうしてもセーブが効かなくなっちゃうんだ。


不出来な彼女でごめんね…？


ふぅ、君と出会ってからあーしも成長したなあ、
いろんなことが出来るようになってきたなあと思ってたけど。


まだまだ思ってた大人には程遠いや。
まぁでも、君とならちょっとずつ歩んでいける…とも思うけどね。


つまり、えっとそうだな…。
あーしが言いたいのは君のことがずーっと好きだよってこと。


言葉にする力はだめだめでもね。
好きなことはたくさん伝えておきたいから。


うん、そうだよ。
好きって言葉は何度言ってもいいくらいの素敵ワードなんだから。


君も、もっとあーしに好きって伝えてね。
言っても言っても足りないくらい、あーしは君の事が好きなんだからね。


君もそのくらいあーしのこと好きでいてもらわないとっ！意外と重いぞぉ？あーしは～？


へへ、三分の一も君に伝わってないんじゃないかな～？
伝わってる？ほんとーにー？


まぁ君が言うならそっか。
ならいっか！


そ、甘えるときは甘えるし。
甘えたいときはたーんと甘えてられるような…


そんな関係でいられると嬉しいって思ってる。
絶対ずっと一緒なのは確定してるけど、君とはそうありたいなあって…


思うんだよね…
えへへ…

あとは梵天でくるくるっと…。
右耳の梵天終わったら寝転がってね。


//右耳かき終了
//右梵天開始~任意時間~


うん、おっけ。
片方も綺麗にしちゃおうね。


//左耳かき開始


日、暮れてきたね。
ほらカラスの声とか…


遊び帰りかな？
子供たちの声も聞こえてくる気がする。


元気だねぇみんな。


なんか、いいね。
みーんな帰れるところがあって、
暖かい時間を過ごしてるんだなって思える。


その中にあーしたちもいる、みたいな。
あーしたちだけじゃないみたいなさ？


安心感って言うのかなあ…
そんな感じの気持ち。


ふふ、いいな。
好きな人をこうして膝枕して。


ひろーい窓から落ちていく夕暮れの、あかーい空を見てるとさ…


ああ、これが幸せなんだなあ…って実感する。


いつまでも、こうしていたいね。
(SE:頭を撫でる)


話急に変わるけどいい？
あのね今度さ、ピクニックデートしようよ。


そそ、いつもデートしてる公園に
よく寝転がってるカップルいるじゃん。


朝からお弁当2人で作って～。
公園の芝生にシートひいて何でもない時間を過ごすの。


見る度、ちょっぴり憧れてたんだよね。
君とならそういう時間の過ごし方もアリかなあって。


手を握ったり見つめ合ったりしながら…
いまみたいに街の音聞いたりして、ゆったりした時間過ごしたい。


お腹すいたらね？
持ってきたお弁当を2人で「おいしいね～」とか「今度これお弁当に入れてあげる」なんて言ってさ？


あーんとかもしちゃったり。
日向ぼっこと、他愛もない会話して。
これが幸せなんだって2人でいる幸せをかみしめたい。


ゆっくり日が落ちてきたら、
そろそろ帰ろっか…って言いながら2人でお片付けしたい。


それで帰り道ぎゅーって腕組みながら、
「夕ご飯どこにしよっか～？」って2人で歩きたいなあ。


でしょ？絶対楽しいよね。
ふふ、こういう時間を楽しいって思える相手が君でほんとよかったなあ。


ぜったい、ぜったい絶対離さないからね…？
これからも100年先も、ずっと一緒だからね？


へへ、手繋ごっか。


うん。
…なんか今すっごい幸せだなぁって思ったから。


それとやっぱりこうやって君といる時が好きって改めて思えたからかな？


ぎゅうぅ…。


ほんとにいつもありがとうね。
いつもあーしのわがまま聞いてくれて。


あーしは君の事が…
だいすき…だよ…？


へへ、なーに？急に照れちゃって～。
そういうとこも可愛くて好きだけどさ～。


いまそんな反応されたら…
もっと甘えたくなっちゃう。


君ってばほんとにずるいなあ…


うん、もちろん。
忘れないうちに近くでしようね。


君としたいことたくさんあってすぐ忘れちゃうから。
早いうちに、ね。


よし次のデートの予定も決まったところで。
まずは目の前のこの時間を堪能堪能っと…。


片方のお耳も梵天でくるくるして…。
最後まで綺麗にしちゃおっか。


//左耳かき終了
//左梵天開始~任意時間~


ふふ、だんだんと暗くなってきたね。
よし今日はこのくらいで。


あとこのままだとお腹鳴っちゃいそうだし…。


はい！どう？綺麗になったかな？
さっそく抱き着いてのお耳チェック！ぎゅうう～！


どれどれ～？
うーん！いい感じ！


はい！
大好きな彼女のお声がクリアに聞こえた感想をどうぞ！


かわいい？
なんだよぅー、
じゃあいつもの声はかわいくないってのかよー？


うん、へへ、知ってる～！
いつもかわいいかわいいって言ってくれるもんね。


えへへ…わざと言われたくてしちゃった…。


はい！ここで問題です！
あーしはいま何と言われたいでしょーか！


どっちもかわいい？
だいだいだいだいせいかーい！


ふふっ、だーいすき！
ちゅちゅちゅちゅちゅちゅ、ちゅーう…


ちゅちゅちゅ！


にひひ！
うん、いまあーしすっごいしあわせっ！


暗くなるまで…
もう少しこうしてよ？


えへへ…。

・台本（ゆるボイ！）
溺愛ギャルちゃんのいちゃあま愛され耳かき
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
鮎