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- マジシャン
- ヤンデレ
公開日2022年06月29日 20:37
更新日2022年06月29日 20:37
文字数
1909文字(約 6分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
天才マジシャン後輩
視聴者役柄
先輩
場所
劇場
あらすじ
俺の後輩はメディアでも活躍しているマジシャンだ。
出会いは、数年前。
駅で芸を披露したのを見かけて以来、仲良くしている。
仲良くしていると言っても、本格的に仲良くなったのは後輩が自分の通う学校に入学してきたあたりからだ。
とまぁ、そんな後輩が地元でショーをすることになった。
招待状を渡され、ロビーに入ると後輩が話しかけてきて……
出会いは、数年前。
駅で芸を披露したのを見かけて以来、仲良くしている。
仲良くしていると言っても、本格的に仲良くなったのは後輩が自分の通う学校に入学してきたあたりからだ。
とまぁ、そんな後輩が地元でショーをすることになった。
招待状を渡され、ロビーに入ると後輩が話しかけてきて……
本編
【開演前】
あ、先輩来てくれたんですねっ!
お待ちしてましたよお。
どうですか? この衣装!
めちゃくちゃかわいくないです??
へっ?
"本番近いんじゃないか"…?
えへへっ、先輩の姿が見えたから抜け出してきちゃいましたっ!
実は先輩にお手紙があるんです。
あっ、まだ開けないでください。
目の前で読まれるのは恥ずかしくって…。
じゃ、先輩お返事お待ちしてますからっ!
今日のショー楽しんでくださいね~!
【手紙】
先輩へ。
まずは、お越しいただきありがとうございます。
お待たせしました。
やっとこの手紙を先輩に渡すことが出来ます。
いまから1時間後に素敵なショーが始まります。
先輩は覚えてますか?
私が路上でまだ芽が出てない頃。
初めて先輩が投げ銭してくれたこと。
今思えば拙い私の技を見て、とても喜んでくれていたのを覚えています。
今の自分があるのは先輩のおかげです。
あの笑顔があったからここまで頑張ることが出来ました。
それから毎日通ってくれる先輩のことが好きになって、追うように先輩と同じ学校に進学しました。
学生の本分は、恋愛ですから。
先輩がいる学校で先輩と恋をしたかったんです。
ですが私が入学してわかったことは、すでに先輩に彼女がいたということです。
それも付き合いだしたのは、私と出会ってからというじゃないですか。
私は悩みました。
なんで先輩に選ばれたのが私じゃなかったのか…と。
年が違うだけで、なんでこうも出会うべく人同士が出会えないのかと。
それで、考えました。
先輩が私を好きになってくれるように頑張ればいいんです。
彼女を裏切って私を選ぶようにしてあげればいいんです。
//SE:手紙をめくる(ページをめくる音)
開演前に先輩にひとつだけお願いがあります。
"いまの彼女と別れてください"。
突然何を…と思うかもしれませんが…ショーを見ていただければわかります。
ショーの最後…驚異の大脱出劇をしますから。
私ではありません。
先輩の彼女が、です。
私は普段妹のように接されてますから、役を頼むのは簡単でした。
嫉妬心を隠して、ずっと耐えて耐えて接し続けてきた甲斐がありました。
それがまさに今日報われるんです。
先輩。
愛しの彼女が火あぶりにされたくなかったら、
別れて…私を選んでください。
私は本気です。
ショーの最後まで彼女はこのことを知りません。
私が教えた手順で、すんなり脱出できると思ってますから。
先輩のいいお返事お待ちしております。
PS
彼女さんのスマートフォンは預かってますので連絡しても意味ないですよ。
【ショー】
さぁさぁ、舞台も大詰め!
最後の行いますのは、奇跡の大脱出です!
ああ、ああ。かわいそうに。
手も足もすべて鍵がこのようにかかっています!
非力な彼女の力ではどうしようもないでしょう!
//勝ち誇ったように小声で。
…ふ。
先輩いただいちゃいますね…ふふふ。
さぁっ!
これからこの檻に火を灯します!
彼女は無事この鎖を解いて、脱出することができるのでしょうか!!
(間)
せーんぱいっ。
一緒に帰りましょ?
あ、先ほどの手紙は捨ててくれましたか?
変に証拠が残っちゃうとめんどくさいですからね。
そうですか!なら安心です。
これで晴れて、私は先輩の彼女になりました…。
ふっふっふ~。
そだ。先輩のスマホ見せてください。
お別れのメッセージちゃんと送ったか確認したいです。
いいですよね?
ありがとうございますっ!
えっと、パスワードはぁ…ちょいちょいちょいっと。
うわ、鬼のように通知来てる。
そりゃ、そうですよね~あんな文面見たら誰だって怒りますよ。
鍵がうまく外れなくて死にかけた上に、彼からのメッセージ開いたら一方的に別れ話をされてるんですから。
文句のひとつやふたつ言いたくなるのもわかります。
…先輩が悪いんですよ?
最後のギリギリまで、意見を出さない優柔不断な先輩がいけないんです。
それがなければ、彼女の髪の一部が燃え落ちることはありませんでした。
私は全然悪くありませーん。
まぁ、でも彼女は察しがいいですからね~。
悔しいですが私の知らない先輩も知っています。
もしかしたら私が犯人って気づいちゃうかも。
そりゃあ、
次の日に別の女が隣にいたら疑われちゃいますよね。
とーぜんって感じです。
気付かれちゃったらどうしましょうか。
恨みで私刺されちゃうかも…?
でも、大丈夫です♪
私には先輩がいますから♪
だって、"彼氏は彼女を守るもの"…なんでしょう?
先輩のお返事メール読みましたよ?
いやあ健気だなあ。
彼女が聞いたら惚れ直しちゃうんじゃないですか?
あ、いや、いまは私が彼女か。
……惚れ直しちゃいました♪
こんないい彼氏を持てて、私は幸せです。
と、いうわけで…先輩の彼女は私なんですから…
ちゃんと守ってくれますよね、せーんぱいっ♪
あ、先輩来てくれたんですねっ!
お待ちしてましたよお。
どうですか? この衣装!
めちゃくちゃかわいくないです??
へっ?
"本番近いんじゃないか"…?
えへへっ、先輩の姿が見えたから抜け出してきちゃいましたっ!
実は先輩にお手紙があるんです。
あっ、まだ開けないでください。
目の前で読まれるのは恥ずかしくって…。
じゃ、先輩お返事お待ちしてますからっ!
今日のショー楽しんでくださいね~!
【手紙】
先輩へ。
まずは、お越しいただきありがとうございます。
お待たせしました。
やっとこの手紙を先輩に渡すことが出来ます。
いまから1時間後に素敵なショーが始まります。
先輩は覚えてますか?
私が路上でまだ芽が出てない頃。
初めて先輩が投げ銭してくれたこと。
今思えば拙い私の技を見て、とても喜んでくれていたのを覚えています。
今の自分があるのは先輩のおかげです。
あの笑顔があったからここまで頑張ることが出来ました。
それから毎日通ってくれる先輩のことが好きになって、追うように先輩と同じ学校に進学しました。
学生の本分は、恋愛ですから。
先輩がいる学校で先輩と恋をしたかったんです。
ですが私が入学してわかったことは、すでに先輩に彼女がいたということです。
それも付き合いだしたのは、私と出会ってからというじゃないですか。
私は悩みました。
なんで先輩に選ばれたのが私じゃなかったのか…と。
年が違うだけで、なんでこうも出会うべく人同士が出会えないのかと。
それで、考えました。
先輩が私を好きになってくれるように頑張ればいいんです。
彼女を裏切って私を選ぶようにしてあげればいいんです。
//SE:手紙をめくる(ページをめくる音)
開演前に先輩にひとつだけお願いがあります。
"いまの彼女と別れてください"。
突然何を…と思うかもしれませんが…ショーを見ていただければわかります。
ショーの最後…驚異の大脱出劇をしますから。
私ではありません。
先輩の彼女が、です。
私は普段妹のように接されてますから、役を頼むのは簡単でした。
嫉妬心を隠して、ずっと耐えて耐えて接し続けてきた甲斐がありました。
それがまさに今日報われるんです。
先輩。
愛しの彼女が火あぶりにされたくなかったら、
別れて…私を選んでください。
私は本気です。
ショーの最後まで彼女はこのことを知りません。
私が教えた手順で、すんなり脱出できると思ってますから。
先輩のいいお返事お待ちしております。
PS
彼女さんのスマートフォンは預かってますので連絡しても意味ないですよ。
【ショー】
さぁさぁ、舞台も大詰め!
最後の行いますのは、奇跡の大脱出です!
ああ、ああ。かわいそうに。
手も足もすべて鍵がこのようにかかっています!
非力な彼女の力ではどうしようもないでしょう!
//勝ち誇ったように小声で。
…ふ。
先輩いただいちゃいますね…ふふふ。
さぁっ!
これからこの檻に火を灯します!
彼女は無事この鎖を解いて、脱出することができるのでしょうか!!
(間)
せーんぱいっ。
一緒に帰りましょ?
あ、先ほどの手紙は捨ててくれましたか?
変に証拠が残っちゃうとめんどくさいですからね。
そうですか!なら安心です。
これで晴れて、私は先輩の彼女になりました…。
ふっふっふ~。
そだ。先輩のスマホ見せてください。
お別れのメッセージちゃんと送ったか確認したいです。
いいですよね?
ありがとうございますっ!
えっと、パスワードはぁ…ちょいちょいちょいっと。
うわ、鬼のように通知来てる。
そりゃ、そうですよね~あんな文面見たら誰だって怒りますよ。
鍵がうまく外れなくて死にかけた上に、彼からのメッセージ開いたら一方的に別れ話をされてるんですから。
文句のひとつやふたつ言いたくなるのもわかります。
…先輩が悪いんですよ?
最後のギリギリまで、意見を出さない優柔不断な先輩がいけないんです。
それがなければ、彼女の髪の一部が燃え落ちることはありませんでした。
私は全然悪くありませーん。
まぁ、でも彼女は察しがいいですからね~。
悔しいですが私の知らない先輩も知っています。
もしかしたら私が犯人って気づいちゃうかも。
そりゃあ、
次の日に別の女が隣にいたら疑われちゃいますよね。
とーぜんって感じです。
気付かれちゃったらどうしましょうか。
恨みで私刺されちゃうかも…?
でも、大丈夫です♪
私には先輩がいますから♪
だって、"彼氏は彼女を守るもの"…なんでしょう?
先輩のお返事メール読みましたよ?
いやあ健気だなあ。
彼女が聞いたら惚れ直しちゃうんじゃないですか?
あ、いや、いまは私が彼女か。
……惚れ直しちゃいました♪
こんないい彼氏を持てて、私は幸せです。
と、いうわけで…先輩の彼女は私なんですから…
ちゃんと守ってくれますよね、せーんぱいっ♪
クレジット
ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。
〇語尾や台詞、言葉遣いなどご自由に変更ください。追加+削除もOKです。
〇使用する場合、連絡してくださると見に参りますので助かります(必須ではありません)
連絡先→@ayu_playch
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